リーダーは具体的に「何を」「どのように」マネジメントしていけばいいのでしょうか。これを体系的に考えた理論がマネジメント・コントロール理論です。
リーダーがマネジメントしていくべき領域は、「環境」「モチベーション」「ルール」「コミュニケーション」の4つに分類できます。
次に、モチベーションをマネジメントするということを考えます。
組織の構成要素は「人材」です。リーダーは組織の目標達成のために、人材をマネジメントして、メンバーのスキルやモチベーションを高めることが不可欠です。
そのためには、メンバーのモチベーションを刺激し、高めていくための様々な施策を実践する必要があります。このモチベーション・マネジメントに成功するか否かで、組織の成果が決まります。
モチベーション・マネジメントに成功して、「メンバーのモチベーションが常に高い状態」を維持できると、私自身の実感としても、リーダーシップは非常に楽になります。
逆に、メンバーに全くやる気がない組織のリーダーは相当な苦労をすることになるでしょう。
リーダーシップの優劣は、このモチベーション・マネジメントの巧みさや拙なさ次第で決まると言えるのです。