二つ目の理由として、メンバーがマネジャーに「見てもらえている」と感じていない場合があります。
「頑張っても褒められない。目標を達成しても褒められない」
「頑張らなくても叱られない。目標を達成しなくても叱られない」
「マネジャーにみてもらえていない」
メンバーにしてみると、これほど辛いことはありません。
どうしていいか分からなくなるからです。
マネジャーは、メンバーのちょっとした頑張りや、ちょっとした変化に気が付けるよう、見てあげる必要があります。
目、表情、顔つき、言葉使い、文章、行動、時間の使い方を見る
メンバーのこれらの変化に気がつけるよう、営業マネジャーには見る努力が求められます。
四六時中、ずっと見ているわけではないのに、ズバッと核心を突く言葉が言えると最高です。
「見てもらえている」という安心感と、「見られている」という緊張感で、メンバーの自走スイッチが入るからです。
大事なのは、マネジャーが「見ている」かどうかではありません。
メンバーが「見てもらえている」と感じるか、どうかです。