マルチサイドプラットフォーム型ビジネスモデル | ソリューションのおぼえがき

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マルチサイドプラットフォームとは、複数の顧客グループをつなぎ合わせるビジネスモデルです。プラットフォーム上にほかの顧客グループが同時に存在する場合にのみ、価値が生まれます。相互依存した複数の顧客グループを引き合わせることで、仲介者として価値を生み出すビジネスが取り組みやすいです。

 

リクルート社の「リボン図」といった考え方に似たビジネスモデルと言えるのではないでしょうか。

 

マルチサイドプラットフォームは、両者の動向を両にらみしながら、構築しなければならないというジレンマに直面します。つまり、卵が先かニワトリが先かという問題がついて回ることになることが避けられません。

 

この問題を解決する方法として、一方の顧客セグメントを支援することがあります。そうすることでコストがかかったとしても、一方の顧客セグメントへ低価格ないしは無料のオファーをすることでユーザーを惹きつけておいて、その後に、もう一方のユーザーを惹きつける。つまり、初めから二兎を追う戦略は取らないケースが多いです。