CDPの理論を整理するうえで、4つの方向性で理論展開が過去からされてきました。
構造的アプローチ 1900~
仕事と人のマッチングを重視するアプローチ。(個人の特徴と職業の要件を調べ、その一致度が高いほどよりよい職業選択が可能となるという考え方)/特性因子論とも言う。
パーソン、ウィリアムソン、ホランド、マズロー、ローが代表的な学者さんです。
発達論的アプローチ 1950~
キャリア・デベロップメントはライフステージという長いスパンの中で継続的に行われる発達的プロセスであるというという考え方。(人生の各段階には特有の課題が存在する。)
エリクソン、ギンズバーグ、スーパー、レビンソン、ブリッジス、シュロスバーグ、シャインが代表的な学者さんです。
社会的学習理論アプローチ 1980~
人は他者の影響を受けて新たな態度・習慣・価値観・行動を獲得するという社会的学習理論の考え方をキャリア・デベロップメントに応用していく考え方。
バンデュラ・クランボルツが代表的な学者さんです。
意思決定理論アプローチ 1960~
より合理的な意思決定を求める意思決定理論の考え方をキャリア・デベロップメントに応用していく考え方。
ジェラット、ティードマン・オハラ、ハリソンが代表的な学者さんです。
個別で論文にあたるもよし、社会心理学の基本書でたいてい理論背景は書かれています。