商品ごとの営業利益率を丁寧にとってみる | ソリューションのおぼえがき

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モノを作るときに、手間がかかるものとかからないものがあるように、モノを売るときにも、手間がかかるものとかからないものがあります。

 

粗利率が高いからと言って営業がつきっきりで一生懸命売る商品より、粗利率が低くても広告宣伝費、販売促進費、交際費を使わずに、勝手に売れてゆく商品の方が営業利益率が高いかもしれません。

 

商品別の営業利益率を算出するには、従業員がその商品にかけている時間、広告宣伝費、販売促進費、交際費等の販売管理費を商品別に分類する必要があります。

 

またこれは商品だけでなく、顧客にも同じことが言えます。

売上、粗利が大きいからと言って、余計な仕事を要求したり、クレームばかりつけて従業員のモチベーションを落とすような顧客は、営業利益ベースで見たらよい顧客とは言えないかもしれません。

 

その商品、その顧客は、本当に儲かっているのかどうかを営業利益ベースで検証をしてみましょう。

 

儲けるためのポイントは、「儲からない仕事をやめる」ことです。

 

商品ごと、顧客ごとの営業利益率はわかっていますか?精度が低くても、まずは一度算出してみてはいかがでしょう。