人々が影響しあう3原理
第五原理「交易(取引)はすべての人々をより豊かにする。」
国と国、企業と企業、家計と家計が「交易」を行うことはすべての人々を豊かにする。
この理由は、各自が「より自分の専門分野に特化できる」ことであり、
比較優位(Comparative Advantage)という考え方により、より厳密に説明することができる。
第六原理「通常、市場は経済活動を組織する良策である。」
市場では「価格」というパラメータが「財としての社会的価値」と「生産するための費用」の両方を反映する。この価格が、市場では家計と企業の自然な経済活動を産み、あたかも市場全体が「見えざる手」により導かれているように見える。(「見えざる手」は、アダム・スミスにより最初に提唱された)
第七原理「政府は市場のもたらす成果を改善できることがある。」
市場においては、「外部性(たとえば環境汚染)」や「市場支配力(1人の個人がある財の市場価格を不当に支配する力)」によって、「見えざる手」がうまく働かなくなることがある。
このような場合、政府は市場に介入し、たとえば価格規制等を行うことがある。