ずばり、≪マネジメント≫の成果を捉えるキーワードは「目標」です。
マネジメントにおける目標とは、職場としての成果を示す指標です。
たいていの会社でこの職場としての成果=目標というと、「上から割り付けられた単年度目標の達成」、それも売り上げや利益といった財務的な数値に関するものだと答える方が多いです。
しかし、マネジメントの成果は、短年度数値を達成する「だけ」ではありません。上から割り付けられた目標数値をそつなくこなしていくだけでは、仕事を成長させて職場の成果を継続的に上げていくことなどは望めないからです。
例えば、今日の飯のやりくり(短期目標の達成)だけでなく、明日の飯をつくり出していくこと(中期目標の設定とその実現)もマネジメントそのものなのです。
その意味での中期目標の設定などをして、その実現に向かうべく、マネジャーは職場を動かしていかなくてはなりません。
この同時並行のバランスが絶妙なんですけれど・・・。難しいものです。