ブランドマーケティングとは何か | ソリューションのおぼえがき

ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

「ブランドマーケティング」とは、顧客に支持される価値を生み出すために、ブランドの基本設計をしっかり行い、社内で共有し、一貫性を持って実行し、評価するマーケティング活動のことを指します。


このブランドマーケティングの重要性が増している背景には、従来の大企業が行ってきたマスマーケティングの行き詰まりがあります。

売上げの成長を前提に製造力や営業力を武器として同質型競争を繰り返し、新製品を次々と投入、キャンペーンをその都度変えるこれまでのやり方では経済全体が成熟期に移行し、情報化・知識社会化が加速度的に進む現代にあっては、うまくいかなくなってきました。

モノの背後にある企業の意志や信念を見直し、顧客に対して意味のある価値を提案し、その結果、マインドシェアを高め、利益を取っていく戦略が必要となっています。


製品ライフサイクルには4つの段階があります。

①導入期→②成長期→③成熟期→④衰退期


新製品が投入された場合、多くは成長期、成熟期を経て、やがて衰退へ向かうというサイクルになります。
しかし、成長期から成熟期にかけて市場浸透戦略、差別化戦略としてブランドマーケティングを展開することで、その製品は、衰退に向かわず、製品の定番化、定着を図ることが可能になります。