マーケティングの鉄則から覚書③ | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

引き続きマーケティング22の法則より


「梯子の法則」


採用すべき戦略は、あなたが梯子のどの段にいるかによる


顧客の心に一番目に入り込むことがマーケティングの第1目標なのですが、仮にそれに失敗しても2番目、3番目用の戦略を用意します。

顧客の心にはブランドや製品、サービスに対する梯子(ランク)を勝手に持っています。

だから、自社がどのようなカテゴリーでどのような位置にいるのかを把握する必要があるのです。


「二極分化の法則」

長期的に見れば、あらゆる市場は二頭の馬の競争に落ち着く


マーケティングを長期的な目でみれば、二大競争になる傾向があります。

古参ブランドと新参ブランドの争いがあらゆる市場で展開され、残りのわずかなシェアを3位、4位以下で分け合います。

さらに時間が経つと、もっと収斂が進み3位以下のシェアが少なくなることが多いようです。


「対立の法則」

ナンバー2の座を狙っている時の戦略は、ナンバー1のあり方による


強大な1位がいて、そのカテゴリーで1位が取れそうになくても諦めるのは少し待ってください。

まずは1位の戦略やその位置を研究しましょう。

すると、大抵の弱点は1位の強さの中に隠されていることがわかるでしょう。

1位の持つ強さの反対のものを提供することで2位の地位を獲得できるかもしれません。


「分割の法則」

時の経過とともに、一つのカテゴリーは分割し、二つ以上のカテゴリーに分かれていく


企業戦略の一つに「差別化」というものがある以上、企業が形成するカテゴリーも当然分裂していきます。