「No.2を飛び越すことは原則禁止しましょう」
No.2を特別扱いする上で大切なことは飛び越し禁止です。
飛び越し禁止とは、社長はNo.2を飛び越して社員に指示をするな、
社員はNo.2を跳びこして社長に報告するな、ということです。
社長がNo.2を跳びこして社員に指示しているうちは、No.2の主体性は育ちません。
社長はどんな細かいことでもすべてNo.2を通じて伝えるように心を鬼にするのです。
社員から直接質問をされても『No.2の○○さんに聞いて』と返すのです。
これによりNo.2は自分で考え決断できるようになるのです。
さて、いくらNo.2を尊重していても、どうしても口を出したくなってしまうのが社長の性。
その時の判断基準はこの2点です。
『これを見逃したら誰か死ぬか?』
『これを見逃したら会社は潰れるか?』
この基準に触れたなら存分に口を出して構いません。
逆に触れなければ口を出さないことでしか会社の成長はないのです。
「社長!今、口を出さないと、会社が潰れますか?」