世の中の会社では、成果主義や目標管理制度などの評価制度を導入されている企業が多いです。
設定している指標に「育成の目標」が入っていない会社が多いと感じています。
確かに、成果=売上、利益、開発案件などなど数値化しやすい指標が並びますが、自分たちがこれから自分の持ち場をずっと守っていけるわけもなく、後進を育てないといけません。
また、育成は短期的指標になりにくいため、期間評価と相いれない部分もあるからかもしれません。
正直、そんなこと考えているなら、「業績を上げろ」と実際に会社側からも指示がでているからです。
これはたいてい、人事部や管理部がどうしても評価を定量的に行いために、指標で判断しがちなのですが、私は評価制度自体が「血の通ったものでないといけない」と考えているため、数値化しにくい指標に対しても、幹部とメンバーが摺合せをすべきなのではないかと感じることが多いです。
一番大切だなと思うことは、マネジャーとメンバーの「対話」です。対話により、お互い日々の考え方の共有が図られ、面談でも血の通った会話が成立するのではないかと思います。
「甘い」と言われても、私はその信念だけは貫きたいなと強く思います。