中小企業においても、人材育成が急務と叫ばれています。
本来人材育成などに観点を置く余裕がある中小企業自体が少ないのですが、
経営者が高齢の会社などは、特にすべてにおいて一人でやってきたために、人を育てることを放棄してきたきらいすら感じます。
仕方がないから、「育つ」仕掛けを作らなくてはなりません。
前提「社長は失敗に目をつぶることができるか・・・」
本人にとって、110~120%程度の付加感のある仕事を与えます。(まず個々の決定が大切です)
必ずと言っていいほど、少し失敗をします。→そこで手を差し伸べず、再度考えさせ取り組ませる。
ここで自分で考え、取り組んだ結果、少しうまくいく兆しが見えてきます。→そこで、うまくいく兆しがあることを認識させ、ほめるのではなく、さらに取り組ませます。
自信をつけて、取り組み、うまくいったとします。→そこで手放しでねぎらってあげます。
さらに自信を深め、成長することができます。
こういう学習サイクルを社長の今までの苦労話や教訓を交えることで、腹にどんどん落ちていきます。