基本、だれだって、大きく会社をしたいと思いますね。
私も何も考えず大きくなれるものなら大きくしたいものです。
そう考えないとだめでしょう。
しかし、私は
・固定費以上に見合った売り上げが上がらない。
・規模が経営能力を超えてしまっている。
要するに、会社を大きくしたためにつぶれてしまった会社も見てきました。
うまく回っている時は、錯覚にとらわれてしまいます。ずっと、うまくいくかも・・・。
投資や拡大をするためには、同時に「小さくなれる能力」を持っておきましょう。
契約でも契約締結の際に「撤退条項」が取り交わされる時代です。
契約する前から撤退の話って、そもそもやる気あるのか!と言われそうなのですが、
経営は博打ではありません。安全策を考えておく必要があると思います。
企業は、運転資金が必要です。大きくなった会社は少なくとも借入金が大きいことが多く、
環境変化で、運転資金必要のために、また借入をする、自転車操業をするケースも多いです。
借入に関しても一定限度にとどめておく必要があると思います。
あとは、人を育てて、今まで以上の能率と精度を少ない人数でもできるようにしておくこと。
とにかく、一定の水準を決めておき、徹底することです。