旧態依然とした企業に起きがちな7つの障害
①職務イコール自分→自分の責任は職務の範囲までしか考えられない。
②敵は向こうに→ 問題は外部にあると誤解してしまう。
③積極策の幻想→敵は外部にあると考え攻撃的になってしまう。
④個々の出来事にとらわれる→目の前の出来事にはどれも明らかな原因があると考えがち。
⑤ゆでられた蛙の寓話 →徐々に忍び寄る脅威に対する適応できない。
⑥体験から学ぶという錯覚→すべての行動の帰結を直接的には経験できない。
⑦経営チームの神話→経営チームの意志決定は、妥協か、または一人の考えの反映になっている。
打破(とても難しいのですが)、していくためには以下の3つの思考のシステムチェンジが必要になってきます。
①構造が行動を左右すると考え方を変える・・・人が変わっても構造が変わらなければ同じ結果が生じやすいため。
②人間組織の構造は複雑微妙なもの・・・構造は外部的なものだけではない。人が決定を下すやり方(認識や目標、規則、活動指針)も構造に含まれるということです。
③考え方を変えることが改善につながると考え方を変える・・・自分の決定が他人にどう影響し、どのように変動を作り出しているかということを理解しなければなりません。