すごい経営者となかなか話をすることはできませんし、伝え漏れ聞く話くらいしかありません。
しかし、総じて感じることは、
「私のような若輩者の話でも耳を傾けてくれる」
「むずかしいことを易しく話してくれる」
「いつもフェアで素直」
です。
昔、松下幸之助さんのダム経営という話で、
講演に参加していた一人が、「ダム経営をしようと思ったら、どうしたらいいのでしょうか?」を質問をしたそうです。
その時の答えが、「ダム経営をしようと思うことです。」・・・あまりに当たり前の答えにその方はがっかりしたそうです。
ところが、そのとき「そうか、ダム経営をしようと思えばいいのか!」と考えた方がいらっしゃいました。
という話です。
その方は、京セラの創業者の稲盛氏のことだそうです。
※ちなみにダム経営とは
ダムに水を貯めていると、どんなときにでも電気を安定的に供給できます。
それを経営になぞらえていて、
「経営資源をしっかりと貯めていると、どんなときにでも安定的に経営することが可能になる。」
というような考えのことです。
そんな素直な気持ちって、私も最近持てていません。大切なことだと思いました。