モチベーション・リソースの考え方 | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

勤めていた会社の研究成果で、「モチベーションリソース」という考え方があり、私にはすごくしっくり来る理論なので、よくモチベーションを整理するときに使います。

モチベーション4タイプ
①組織型
②職場型
③生活型
④仕事型

①組織型・・・烏合の衆を秩序だった集団にするリソース
・組織への帰属
・組織内の地位
・役割と責任
・目的と価値

なかでも「帰属」は他のリソースの土台となるものと考えます

②職場型・・・組織を人をつなげるリソース・・・日常的に職場で組織を支えている (コミュニケーション)
・組織・上司の評価
・仲間との協働
・職場仲間からの評価
・協働での目標達成の喜び
・社内での競争

日常的に職場によって組織は支えられています(コミュニケーション)

③生活型・・・企業の内を外からささえてきたリソース
・家族からの期待と応援
・生活がより豊かになる希望

生活の安定と向上のために人は働くのです

④仕事型・・・モチベーション・リソースの中核にあるリソース
・仕事の目的
・仕事そのもの
・仕事で得られる報酬
・仕事環境

人は仕事にやりがいを感じないと耐えることができないものです (やりがい)

この4つのリソースの関係を、時代背景とリンクして考えることができます。

例えば、高度成長期においては、組織型・職場型リソースのウエイトが高かったのですが、昨今では時代背景から、仕事型・生活型のウエイトが高くなっているのではないだろうかと私は考えています。

ちょうど、私が社会人になったころは、組織型と仕事型が一致して双方のウエイトが高かったような時代背景だった気がします。