「きく」・・・言語・声・音などに対し、聴覚器官が反応を示し活動するということ らしいです。
しかし、リテラシーでの「きく」は、「言葉ばかりでなく意図や気持をもきける力」と定義しています。
お客様、メンバー、そして外部の協力会社の人たちなど,毎日多くの人と接しています。それらの人とコミュニケーションをとり相互理解しながら種々の活動を行っているわけです。そのコミュニケーションや相互理解のベースが「きく」という行動です。
■3つの「きく」の違い
「きく」には聞く,聴く、訊くの3つの字があります。それを総称して「きく」としているわけで、この違いを述べると以下の通りになります。
「聞く」
「聞く」は、情報を積極的に取り込むつもりが無くても、音声が耳に入ってくる自然の生理作用。言葉や音を単に耳で聞いている状態である。
「聴く」
「聴く」は、情報を意識的・積極的に取り込もうとする心の作用で、コミュニケーションの重要な要素。いわば,耳を傾けて相手の心をきくといえる。
「訊く」
「訊く」は、相手に質問したり尋ねたりすることで、相手のことを理解する重要な手段。
私はこう覚えています。
聞くは耳できく
聴くは耳と「心」できく
訊くは言葉(口)できく