技術系の方々をうまくまとめる作戦 | ソリューションのおぼえがき

ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

技術職の場合は、仕事が専門的で特殊化していることが多いために、孤立化、ブラックボックス化が進行しやすいものです。

しかし、これからは専門間の相互乗り入れ、インターディシプナリー(interdisciplinary)と言われる学際的協力が、新技術創造の原動力となるとされているために、ルーティンワークはなるべくラインに任せて、そこで生まれたゆとりを新技術開発に集中するようでありたいものです。

メンテナンスの場合も、なるべくラインに生産保全としての予防保全(preventive maintenance)を任せて、技術スタッフはマクロ的な予防保全に専念するように考えていきます。

研究所の場合は、通常個室になっている事が多いですが、たとえば、そこにサロンを作り、自由に集まる場を作り、話し合う機会を作ります。そうすることで、専門の壁を破るアイデアを生み出して効果をあげている所があります。

ひとつの専門知識だけでは突破できないような難問を他の専門のメンバーに投げかけたり、思考の一部を任せたりすることで、協力してより高次元の創造に向かうことができることもあります。