お客様から「マネジメントとはいったい何ですか?」と質問を受けるときがあります。
マネジメントの大家、P.F.ドラッカー氏は「組織の中核の機能・機関」であり、その役割は「成果を上げること」と定義しています。
私なりには2つあると考えています。
ひとつは、「マネジメントとはなんとかすること」、もうひとつは、「マネジメントを評価するにはヒトが動いてくれたかということ」です。
世の中にマネジャーというヒトがいますが、マネジャーっていったい何をするヒトか?
→昔は、出世先のイチ肩書きでしたが、今は役割だと考えています。
言い換えると「マネジャーがする仕事がマネジメント」なんです。
ここで言いたい事は、マネジメントはヒトを動かすことだけではないし、組織を引っ張っていくことだけでもないと思います。
なんとかすること、そのためにヒトが動いてくれたかどうか・・・それをすることと心得ます。
※この話を当時の上司に話したところ、「お前の言っていることは全くわからない、お前の仕事は業績を上げること。それだけだ!」と言われました。
「そんなことは百も承知で、目的と手段を取り違えていると思うのですが・・・」と精一杯の反論をしたことを思い出しました。
今となっては反面教師にしています・・・。