マイケル・E・ポーター氏が編み出した、フレームです。
その企業・その業界の中でどの業務プロセスに成功要因があるのかを発見するために用います。
(例)一般的な製造業のバリューチェーン
支援活動 | インフラ | →マージン | ||||
人事・労務 | ||||||
技術開発 | ||||||
調達 | ||||||
主活動 | 購買物流 | 製造・オペレーション | 出荷物流 | 販売・マーケティング | サービス |
この場合、主活動である
購買物流:仕入れ
製造・オペレーション:生産・加工
出荷物流:在庫保管・輸送
販売・マーケティング:4P
サービス:クレーム処理・アフターサービス
支援活動である
インフラ:財務・経営企画
人事・労務:採用・配置・育成
技術開発:製品設計・研究開発
調達:購買
として、このバリューチェーンの中で価値のあるプロセスを顧客からの視点で発見していきます。
この顧客の視点という考えが大切だと考えています。
特に製造系・技術系の会社はここの考えを飛ばしがちで、インタビューでもよくぶれることがあります。
その場合は、気付かせるためにも客観的な消費者のデータが必要となります。
以前にまとめた、5force分析と合わせて用い、自社ないし他社のビジネスプロセス内の強み・弱みを発見することが大切です。