企業とは、顧客に価値を提供することで営利を得ることを目的とする組織や集団のことです。
また、ゴーイングコンサーン:永続的継続(今日売上げを上げて、会社は終了とはいかない)という社会的責任も持ちます。
根源的体質として「資本」「組織」の本能を理解しなければいけません。
なぜならば、資本は環境に反応しますし、組織は変化をいやがる性質を持ちます。
いわば相反する関係です。
企業を経営するということは、「戦略を策定すること」と「組織を運営すること」と言えます。
戦略策定→何をするのか?
組織運営→どのように実行するのか?
もちろんその前に
「何がしたいのか」=創業時の経営者の夢やロマン
「何ができるのか」=保有している資産や能力
の視点を検討することも重要だと考えます。
ここまで細かな話を経営者の方とすることはありませんが、「いったい何をするのか」「そのときどのように進めるのか」ということは、常に自問自答してもらうように支援します。
経営者は、感覚でそのようなことはお持ちのことが多いです。
私はそれを思い出して、言葉にして、整理することの大切さをお伝えします。
しかし、まあ、一筋縄ではいきません。
そんなとき、私はいつも原点に戻ることが大切だと考えているので、創業時の夢や大ピンチだったことなどをしっかりヒアリングします。
そして、そのときどんな心境だったのかなどを腹に落とすことから始めて、言葉にしてもらうことから始めます。
すっきりされて、新しいアイディアや今までの実績を確認されて、さらに事業熱が膨らむことも・・・。