浅間で小屋づくりをして数年後、ドームハウスを作りたくて日光に近い場所に土地を購入したことがあります。

 

ここは詐欺まがいの物件だったため、1年くらいで購入した不動産屋に買い取ってもらいました。

 

300万円で購入し、買い取り価格が100万円。

 

200万円の損失でした。

 

ドームハウスは、バックミンスター・フラー博士が考案した構造体で、5角形の面を組み合わせて球体をつくります。

 

少ない材料で、最大の容積を作り出し、外からの力に非常に強く、また強風にも耐えることができます。

 

外から見た大きさに対して、中に入った時の広大さには驚かされます。

 

結局実現できなかったドームハウスですが、もうひとつ気になっていたテントがありました。

 

ノースフェイスの「ジオドーム4」というテントです。

 

 

就寝定員は4人となっていますが、大人2人+子供2人がちょうどよいくらいのサイズです。

 

数年前に実物を見たとき、すぐに欲しいと思いましたが、20万円近くするため、あきらめていました。

 

その「ジオドーム4」を、アマゾンでぽちっとしてしまいました。

 

ブラックフライデーで、10万円を切る価格になっていたうえ、約1万円分のポイントが付くというので、悩んでいる時間は30分程度でした。

 

来年、浅間の小屋がある土地にテント用のデッキを2つ作り、またゲスト用に4人程度が泊まれるバンガローをつくろうと計画しています。

 

バンガローをつくろうと思うと、数十万はかかるわけですが、「ジオドーム4」をバンガローの代わりに利用すれば、相当安く実現できます。

 

最近はグランピングが流行っていますが、「ジオドーム4」を中心に、同じような環境も作れそうです。

 

小屋は冬じまいをしてしまったので、「ジオドーム4」を設営できるのは来年のGWあたりになりますが、とても楽しみです。

 

 

フリードクロスターは、アウトドア派にはたくさん荷物が詰める2列シートタイプの方が向いています。

 

特にフルフラット状態にした時の広さは、車中泊も出来そうで魅力的です。

 

でも選んだのは、3列シートタイプ。

 

3列シートの方が、長尺の木材を運べるからと言う理由からでした。

 

3列目に人を乗せて走る事は、1年に1回あるかないかくらいなので、折りたたんでいるとは言え、シート分のスペースが無駄になります。

 

たたんだ状態を見ると、工夫すれば車体をいじらずに棚を付けられそうな穴やくぼみがあります。

 

 

 

 

そこで、板とゴム底足を使って棚を作ってみることにしました。

 

ゴム底足は、アンプやレンジなどを浮かせて置くために、機器の底に取り付けるパーツです。

 

板は400mm*900mmサイズの集成材を購入して、幅の400mmはそのまま使い、長さ方向だけカットしました。

 

ゴム底足は、板の端にネジで固定します。

 

 

 

たったこれだけで完成です。

 

ゴム底足は、たたんだ椅子のくぼみに差し込みます。

 

 

 

椅子には内側に倒れようとする力が働いているので、板はかなりしっかりと固定されました。

 

 

 

さらに両サイドの一部を跳ね上げて、上のくぼみにゴム底足を入れると、高い位置で板を固定できるので、下のスペースを大きく取ることが出来ます。

 

 

 

 

 

このままでは板に載せた荷物が走行中に落ちてしまう可能性があるので、こんな金具を付けて見ました。

 

 

 

 

これはウィスキー収納用に購入した隙間家具で使わなかった棚板用の部品です。

 

今回かかった費用は約3千円でした。

 

 

 

 

 

11月23日から一泊で浅間の小屋に行って来ました。


今年は週末に天気が良い事が少なかったように思いますが、この日は快晴でした。




冬じまいのためです。


積雪量は多くありませんが、それでも雪は降るので、冬の間は小屋には行きません。


次に行くのは3月末か、4月になります。


冬じまいとしてやる事は、主に次の4つです。


①デッキや屋根に積もった枯葉を除去する

②デッキのシェードを取り外す

③トイレのタンクを不凍液に入れ替える

④バッテリーを充電しておく

⑤発電機内臓の電池のコネクターを外す

⑥ネズミ穴を見つけて塞ぐ


①の枯葉は10センチ以上積もるので、除去しておかないと屋根やデッキを傷めてしまいます。


強力なブロワーを使えば思ったより楽な作業です。


②は、デッキに張ったコールマンのシェードで、5月から半年くらい張りっぱなしにしておきます。





シェードの生地が痛むので張りっぱなしは良くないですが、代わりにデッキの傷みはおさえられます。


シェードを外すのにあわせて、テーブルも雨水のかからない場所に移動します。


③④⑤は今回から加わった作業です。


バッテリーは完全放電させたくないので、80%くらい充電しておき、メインスイッチを切って起きます。


発電機にはセルモーターが内蔵されているため、このモーター用の充電池も放電しないように配線系のコネクターの一部を外しておきます。


ついでに発電機小屋から出して、室内に移動しました。


今年用意した発電と給電システムは小屋での生活を大きく改善してくれました。




⑥は、増築や改築を繰り返しているため、隙間をチェックして、もし不安な箇所があれば対策をします。


小屋の周辺にはネズミやヤマネがいて、わずかな隙間があればそこから侵入してしまうのです。


いつもそうですが、冬じまいをして自宅に帰る時から来年の春が待ち遠しくなります。