シベリウスの曲は、音楽が流れ始めて直ぐに、「ああ、これはシベリウスの曲だ」とわかるものが多いように思います。


3曲からなる「カレリア組曲」は、大好きな曲です。


靄がかかったフィンランドの深い森を思わせる曲が多いシベリウスの作品の中で、2曲目を除くと明るく楽しさや希望を感じます。


グランカッサがうまく使われているのも魅力的で、オーディオ的にも楽しめます。


「カレリア」の名前がつくシベリウスの曲はいくつかあります。


元々は劇音楽でしたが、初演後の評判が良くなくてシベリウスは失敗作として破棄しました。


その後、序曲と8曲を選んで組曲として、結局3曲が今でも演奏やレコーディングで取り上げられる「カレリア」組曲として残っています。


破棄された劇音楽は、ロベルト・カヤヌスが残していた自筆譜が補筆され、これはオスモ・ヴァンスカ指揮、ラハティ交響楽団によりBISからCD化されています。





このCDを手に入れて聴き始めると、最初の数小節で、「ああ、シベリウスだ!」と思いました。


約50分の劇場版を聴くと、3曲の「カレリア組曲」が劇場版を元に見事に再構成された事に驚かされます。


オスモ・ヴァンスカには、「カレリア組曲」の素晴らしい演奏もCDになっています。


ネーメ・ヤルヴィやハンニカイネンの演奏もお薦めです。

20時にオンラインセミナーの講師が終わった後、翌日の宮城県での仕事のために車で移動しなけらばならないというちょっとハードな予定になってしまいました。

 

さすがに仙台の先まで直行はきついと思ったので、途中で1泊して、翌朝移動することにしました。

 

全体を2つに分けて走れるのでだいぶ楽になります。

 

選んだのはJRいわき駅直結のB4Tというホテルです。

 




このホテルはJR東日本グループが展開しているホテルで、田端や赤羽にもあるようです。

 

チェックインからチェックアウトまで、まったく人の受付がありません。

 

このホテルには、シングルルーム(ちょっと狭い)もあったので、あえてカプセルホテル風のキャビンルームを選びました。

 

小屋に2段ベッド風の就寝スペースを増築しようと思って、その参考にするためです。

 

通路には、入り口がカーテンで仕切られているキャビンがずらりと並んでいました。




 

カーテンを開けると、個室風になっていて、カプセルホテルよりも余裕があります。




 

上がベッドになっていて、ベッドの下はとなりのルームのベッドになっています。




 

入り口には机と、その下には、ペットボトルが2~3本程度入るくらいの超小型の冷蔵庫がありました。

 




ベッドスペースは間接照明が上手く使われていて、落ち着いた雰囲気です。








 

ここにもカーテンがあるので、通路とは2枚のカーテンで仕切られていることになります。

 

サイズは、幅が約112㎝、奥行き約220㎝で、天井高は約110㎝ありました。

 

この高さがあると、あまり狭いという印象はありません。

 

増築する時は、天井高を230㎝~240㎝にして、それを上下に2分割して2段ベッドにすればよさそうです。

 

ステップは垂直に取り付けられています。






 

取っ手があるので上がるときはそれほど大変ではありませんが、降りるときは大変だったので、椅子を併用しました。

 

増設する時は、小さくても階段にしたほうが良さそうです。

 

思ったより快適に眠ることができましたが、夜トイレに起きると面倒です。

 

ステップを降りて、キャビンスペースとロビーを仕切るドアを開場し、ロビーの端にあるトイレまで行き、用を済ませてベッドに戻ると、完全に目が覚めてしまいます。

 

これだけが難点で、深夜に到着して翌日のチェックアウトが早い場合は、悪い選択肢ではありません。

 

小屋には就寝スペースが足りなくなった時のために、物置スペース兼就寝スペースとなる空間を作りましたが、幅80㎝、奥行き180㎝としたので、窮屈な印象があります。


一回り大きなサイズで作る必要がありそうです。

 

 

新型フリードのクロスターはとてもよく出来た車だと思いますが今回のフルモデルチェンジにおける収納は駄目です。

 

5台のフリードを乗り継いでいるので間違いありません。

 

助手席のグローブボックス上の収納はおしゃれ感を狙ったのかもしれませんが、奥行きがなくて使い方が限定されます。

 

助手席に人が座らないことはあっても、運転席に人が座らない事は無いので、まず最初に考えて欲しいのは、運転席から使いやすい収納です。

 

一つ前のフリードは、この点では完成していたと思います。

 

今回のモデルチェンジで一番残念だったのは、センターにあった引き出し式のトレイが無くなった事です。

 

コンビニやスーパーで調達して車の中でランチを済ませる事があります。

 

でも買ったものの置き場所がありません。

 

「前のフリードにはあったのになぜ?」と、この場面になるたびに不満の気持ちが起こります。

 

そこで、センターにカップホルダーを利用して何とかできないか、まず100円均一にあるものを利用して試作してみることにしました。

 

購入したのは、次の材料です。

 

・長方形のトレイ

・蓋にゴムのパッキンがついたガラスの容器

・滑り止めのシート

・瞬間接着剤

 

さらに、有効期限が切れたETCカードを使いました。

 

まず、容器のふたをトレイの背面に瞬間接着剤で貼り付けます。




 

ガラス容器本体は、カップホルダーに入れておきます。

 




ETCカードは、写真の様にカットして、これもトレイに貼り付けます。

 




本体のパネルの段差の部分に、カードが入るくらいの隙間があるので、ここにカードを差し込めるようにするのです。

 

差し込んだら、ガラス容器はホルダーにいれたままトレイ背面につけた蓋とガラス容器部分を接続します。




この作業は手探りなので、ちょっとやりにくく、協力なマグネットにするのが良さそうです。

 

あとは、滑り止めシートを適当なサイズに切断してトレイ内に敷けば出来上がりです。




 

カード部分はあまり見栄えが良くないので、せめてFRISKの空ケースでもいいので、貼り付けてカードを見えにくくしようかと思います。

 




ポイントは、トレイにかかる力を支えるためのカードと、蓋つきの容器を使うことです。

 

カップホルダーに差し込んだ容器だけではトレイを支えることができず、手前に傾いてしまいます。

 

これをカードで支えるわけです。

 

また、蓋つきの容器を使わないと、カードを隙間に差し込んだ後で、容器をカップホルダーに入れることができません。

 

試作としてはうまくいったので、トレイの色を車のパネルに合うものを探して、カード部分ももう少し見栄えの良いものを探して作り直そうと思いますが、今の状態で使用には問題ないので、このまま使い続けてしまうような気もします。