浦賀で過ごす週末は、食事をどうするか何時も悩みます。


三浦半島は美味しい食材が多いので、それを買ってきて食べるという選択と、美味しい食材を使っている店に行って外食するという選択があります。


今回のランチは外食にしようということで、逗子の『さかた食堂』に行ってきました。


店の入り口は逗子駅前のロータリー沿いの道にあります。




3階まで上がるとこんなドアが待っています。





『さかた食堂』は魚介類が専門の店で、もちろんお刺身もありますが、干物やフライが美味しい店です。


二人で行ったので、焼鮭とハラスの定食と、海老、イカ、鯵のフライ定食を注文しました。






定食のメイン料理はもちろん美味しいのですが、味噌汁や付け合わせ、オリジナルのタルタルソースなどもしっかりとした一品として楽しませてくれます。


ランチの時間を少しだけ外したタイミングで行ったので待たずに席に着けましたが、前回は満席で少し待った記憶があります。


夜はテーブルに仕込んだコンロで海老や帆立を焼いて楽しめる居酒屋になるそうなので、足を考えて来てみようと思います。

キリンの缶ハイボールの「陸」が限定発売されて店頭に並んでいます。

 

キリンのウィスキー「陸」を知ったのは、今ほどウィスキーにのめりこんでいないころでした。

 

500ミリリットルの小さめのボトルで、50%と高めのアルコール濃度にしては爽やかな飲み口で、とても良い印象でした。

 

最近は「白州」や「山崎」などの缶ハイボールが限定発売されていますが、ボトルの白州のNA(ノンエイジ)や山崎のNAがそのまま缶ハイボールになっているわけではありません。

 

「陸」の缶ハイボールは、100%がボトルの「陸」と同じ原酒が使われていることに惹かれて購入してみました。




 

アルコール分は7%をやや低いこともあって、以前飲んだ「陸」と同じように爽やかで飲みやすい缶ハイボールになっています。

 

続けて3本買って飲み、改めて「陸」の美味しさを見直し、結局ボトルを購入してしまいました。




 

サントリーの角の缶ハイボールも美味しくて大人気ですが、アルコール刺激を感じます。


これが苦手な人には「陸」がおすすめです。

 

ボトルは定価が1518円(税込み)と買いやすいため、今年は「陸」をベースにウィスキーカクテルを作って遊んでみようかと思います。

一時期、ラヴェルの「ボレロ」ばかりを聴いていた時期がありました。

 

ブログを読み返してみると、最後に「ボレロ」について書いたのは2023年1月27日で、約2年間「ボレロ」から離れていたことになります。

 

今回取り出したのは、オンドレイ・レナルト指揮、ブラチスラバ放送交響楽団のLPレコードです。

 

 

 

 

この指揮者についてネットで調べてみると、あまり情報が出てきませんでしたが、2019年からはこのオーケストラの首席指揮者を務めているようです。

 

日本と縁が無いわけではなく、新生日本交響楽団から始まり、東京フィルハーモニー交響楽団では1993年から1999年まで主席指揮者を務めたので、もっとネットに上がっていてもいいはずです。

 

探し方が悪いのかもしれません。

 

ブラチスラバ放送交響楽団の英語表記は"Radio Bratislava Symphny Orchstra"で、スロヴァキア放送交響楽団のことです。

 

ブラチスラバは、スロバキアの首都ですね。

 

チェコスロバキア時代は、「チェコスロバキア放送交響楽団」の名称でした。

 

レーベルはOPUSで、1987年1月25日のスタジオ録音です。

 

 

 

 

レコードに針を落としてみると、出だしのスネアからしばらくは可もなく不可もなくといった演奏で、サックスが少しジャズっぽいソロを披露した程度で弦楽器のアンサンブルに受け渡されます。

 

スネアは全体的に平板なたたき方で、ソロ楽器もそれぞれの妙技を聴かせてくれるようには感じません。

 

音楽を支えるコントラバスの音量は小さめです。

 

後半でリズムを支えるティンパニの音量も小さいうえに、スネアドラムと同様にメリハリの乏しいたたき方です。

 

ダイナミックレンジが小さめの録音のせいもあるのか、最弱音から爆音までの過程で気分が高揚していく「ボレロ」の醍醐味が乏しい演奏に思えました。

 

はやい速度で演奏される「ボレロ」は、スピード感である程度気持ちを高揚させることができますが、17分前後のゆっくり目の演奏時間になると、ソロ楽器の歌わせ方、メリハリのあるリズム楽器の扱い、音量を上げていくタイミングなどを、かなり計算していかないと面白い演奏にはならないことを感じた演奏でした。