こんばんは。
最近、パソコンのマウスがイカれ始めて安物でいいからと
昨日、新しいマウスの購入に行った帰りにブックオフ寄ったんですが、
こんな物を見つけたので買ってしまいました!!
それがこれ!!
漫画版、Ever17(エヴァー・セブンティーン)!!!
僕がサクラ大戦と並んで大きな影響を受けたゲームの漫画版です!!
Ever17はもう、このブログで何度も
言ってますがネタバレ厳禁なゲームです。
しかも、作品に隠されたこの作品のキモとも言える
"謎"のお陰でアニメ化とか漫画化も
困難と言われてきた作品なんですが、
XBOXのリメイク版と同じくらいにエンターブレイン関係の
雑誌のサイトで連載が始まり、僕も殆どの回を読みました。
まぁ、気づくのに間があったので
序盤は読めてなかっただけなんですけどねw
とりあえず、原作であるゲームのネタバレは抜きにして語ります。
しかし、僕のようにゲームをプレイして全ての真実を知っている人が
読んでもこの漫画は楽しめますね。
ゲームやってるからこそ、何も気にならない描写にも
いち早く気づいて、ニヤリとする事も多かったです。
僕も3年前にこのゲームを最後までやって感銘を受けた一人で
当時何も真実を知らないでプレイしていた頃の記憶が蘇ってきました。
真実を知ってる人と知らない人じゃあ、
見方も絶対違ってくると思うんですよ。
シナリオやキャラ、両方の面で。
Ever17ってゲームやキャラに興味あるんだけど、
諸々の都合で手をつけられないでいるとかそういう人が
体験版をやる感じで読んでも単純に楽しめるかもですが、
恐らく漫画から入った方はゲームやるとかなりカットされた
イベント多いんだなという事に気が付くと思います。
逆に、ゲームやってるからこそカットされた場面も
脳内補完出来る強みがあると思いますね。
内容はゲームで言うならば、主人公は武、
武視点で攻略出来るつぐみルートを元にしつつも
その視点のもう一つのルートである
空ルートのイベントが挿入された内容ですね。
一部、少年視点のイベントもアレンジされて
挿入されてるのでゲームやった方はニヤリと来ると思います。
ゲームでは武と少年、二人の主人公がいて、
序盤で選ぶ事になるんですが、そのうち武視点の内容を
全二巻で漫画化したのがこの作品ですね。
真実はゲームで確かめろ!!!的な感じで終わるんですが、
武やつぐみさんが好きなファンの人にとっては
嬉しいかもしれないですね。僕みたいなw
ぶっちゃけ、さん付けになるのは僕なりの敬意ですw
それぐらいゲームやってクリアした頃にはつぐみさんは
一番好きなキャラになってました。
それぐらいに感銘を受けたキャラでしたねw
武とつぐみさん、二人は最初は衝突し合うんですが、
やがてつぐみさんの心の闇を知った武はつぐみさんのために尽力し、
最後はお互いに通じ合うようになります。
ここからはキャラごとに語っていこうと思います。
勿論、ゲームのネタバレは無しで。ゲームオンリーな部分も半分入ります。
倉成 武(くらなり たけし)
この漫画の主人公。我らが主人公、倉成武!!!
原作ゲームだと武視点の主人公です。
大学生で海洋テーマパークLeMUに友人二人と
遊びに来たとこを事件に巻き込まれます。
進んで仲間のために動いたり、脱出のための方法を探したりなど
熱血で頼れる兄貴分的存在として描かれてます。
が、ボケたりユーモア溢れる一面もあります。
周囲からの信頼も厚く、ファンにとっては「漢」とも言えるキャラで
その漢気に惚れた人は数知れず。僕もその一人ですw
少年(しょうねん)
何らかの理由で記憶を失った少年。
本当の名前、いつ記憶を失ったのかも一切不明。
便宜上、少年と呼ばれ、ココからは少ちゃんと呼ばれます。
ゲームだと少年視点の主人公ですが、この漫画ではやや空気気味。
ただ、ゲームやったファンならニヤリと来る描写もあります。
田中 優美清春香菜(たなか ゆうびせいはるかな)
恐らく、名前で初見の方にとてつもないインパクトを与え、
驚かせる事必見なキャラw
通称「田中 優」。本人も長いため、優でいいと言ってきます。
大学生で、LeMUでは行方不明になった父親を探すために
バイトで働いていた所を今回の事件に巻き込まれました。
彼女がメインヒロインなのかはファンによって主張が分かれます。
僕はつぐみさんだと思ってますね。
彼女についてもゲームやったファンなら分かる描写があります。
空と並んでお姉さん的存在で明るい盛り上げ役でもあります。
茜ヶ崎 空(あかねがさき そら)
LeMUのシステムエンジニア。LeMUに来た人が
まず最初は目にするのは案内役である彼女の姿。
実は彼女はLeMUの管理コンピューターで、実体がなく、
人や物に触れられず、飲み食いの概念もない存在です。
しかし、一方で、見えない所から少しずつ崩壊してゆく
LeMUの状況をいち早く知る事が出来る
LeMU海底サバイバルでは欠かせない存在ですw
コンピュータなのにどこかお茶目な一面があるのもまた愛嬌ですw
八神ココ(やがみ ここ)
小学生っぽいが実は中学三年生。
コメっちょというアメリカンジョークを好む不思議な女の子。
ピピという愛犬を連れています。漫画ゆえに画像に映る事が少ない
ゲームよりもピピはよく描かれてると思いますね。
メンバーの中ではコメっちょやそのキャラで場を和ませる癒し系ですw
同年代である少年と仲良くなっていて、彼には少ちゃんというあだ名を、
武はたけぴょん、つぐみさんにはつぐみん、優にはなっきゅと次々と
メンバーのあだ名を作り出す命名者ですw
松永 沙羅(まつなが さら)
漫画ではおまけページのみ出てくる少女。なぜかと言うと
ゲームではなぜか武視点では登場せず、少年視点のみ登場するからです。
驚異的なコンピュータ技術とハッキング技術を持つスーパーハカー、優の後輩。
優の事は「なっきゅ先輩」、優からはマヨと呼ばれてます。
忍者に憧れていて、「ござる」や「ニンニン」など忍者の真似事をします。
「拙者の正体を知りたければゲームをやるでござる!」と本人が言うように、
その正体はゲームで確かめろォ!!!!!
小町 つぐみ(こまち つぐみ)
この漫画のメインヒロイン。我らがつぐみさん!!!
他の親しみやすそうな面々と違い、彼女だけは他人と
距離をとる虚無的なキャラです。
馴れ合いを好まず、冷めた態度をとる一方で
非常時は工具類を使って進んで問題を
解決しようとするなど頼れる存在です。ツンデレと巷では言われます。
しかし、「仲間」と「希望」を否定し、それを肯定する武と対立、
ゲームでも漫画でも最初と最後では印象が大きく変わるキャラです。
唯一心を許せる存在にジャンガリアンハムスターの
「チャミ」がいて、唯一の家族とも呼べる存在。
LeMUからの脱出以外にも心を氷で覆ったつぐみさんの
心境の変化もまた、ストーリーの一つでしょうね。
そんな感じで・・・・キャラ別の語りを終わりますが、
武とつぐみさんのカップリング好きな
僕にとっては大満足な漫画でした!!!
3年前に何も真実を知らないで友達にこのゲームを勧められ、
そして引き込まれ、プレイした時を読んでいて思い出しました。
伝説の始まりとも言うべきでしょうか。
僕も趣味で創作やってますが、この漫画を読んでいて、
創作とリンクして考えさせられる事がありました。
ぶっちゃけ言うと3年前、このゲームで僕の人生は変わりました。
それぐらいに凄まじいスペックを誇ったゲームでした。
それまでも僕のサクラ大戦から始まったオタクライフも十分楽しかったけど、
より凄い物を見てしまったって感じですね。
ゆえにシュタゲとかストーリーが凄い作品にも
惹かれてアニメから入ったり・・・・・
Ever17の年である2017年まであと3年、
絶対、何かあると思ってます。
最近、同じくこのゲームに感銘を受けた方々と
ピクシブやtwitterで
交流を持つ事が出来て、本当に幸せですw
というか2017年にEver17の同人誌とか
コミケで出たら絶対買います!!!
願わくば公式も何かやってほしいもんですが・・・・・・
最後に、これからこのゲームやるよ!!
やってみたい!!という方々に。
まずWikipediaは死んでも開かないで下さい。
このゲームの楽しみが一気になくなりますから。
とにかくググらないで下さい。ググっていいのは攻略サイトだけ。
考察サイトとかデータベース的なモノはクリアしてから見て下さい。
画像検索もダメ、ネタバレ画像が含まれてる恐れがあります。
攻略出来るヒロインは
武視点だと、つぐみ、空、
少年視点だと、優、沙羅です。
ハッピーエンドとバッドエンドが4つのルートにはあり、
漫画はつぐみルートハッピーエンドをベースにしています。
4つのルートでハッピーエンドを見た時、
最終章であるココルート(通称ココ編)のロックが解除され、
4つのルートをクリアしていく中で雪の山のように
降り積もった謎の真実も全てそこで明かされます。
攻略順番は以下をオススメします。
「つぐみ→空→優→沙羅」の順番です。
この順番で攻略すれば、間違いなく最終章のココルートで
全ての謎が明かされた時、分かりやすいと思います。
漫画を読んだ上でこのゲームに初めて触れる方も
漫画だとカットされた内容も多いので
つぐみさんルートからやった方がいいと思います。
一周目クリアした時にはこのゲームの違う景色が見える事でしょう。
既読部分は飛ばしちゃって大丈夫です。
まだ読んでない部分では止まるようになってるので。
あと、ココルートに入る際には新たに追加された選択肢を選ぶんですが、
間違えるとルートから外れます。
なので、ここら辺は攻略サイトを見るといいと思います。
こんな感じですかね。では。