こんばんは。

2021年も残りわずか。

今年は僕にとってはゲーム的な意味で大冒険でした。アニメは色々興味あるものをマークしてても結局創作やゲームに回ってしまい、消化しきれていません。

そういうわけで今日は2021年プレイしたゲームを振り返っていこうと思います。ネタバレはふせて語るので興味あるタイトルあれば是非プレイして確かめて下さい。どうぞ!

 

 

・デイグラシアの羅針盤

10年前、プレイして未だに強く心に残っているEver17。奇しくも10年になろうとしている時にデイグラシアのswitch移植を知り、2020年末からコツコツやって1月に完走。Ever17のオマージュで作られたこちらは今年やったゲームでかなり心に残った一作です。僕にとっては文句無しの令和のEver17枠でした。沈んだ海洋テーマパークが舞台だったEver17とは違い、水深700mに沈んだ潜水艇で物語が繰り広げられるこちらは、ストーリーの方向性は違いますが僕にとってはキャラ、ストーリーひっくるめて10年前の再来でありました。制作者もリスペクトをこめてつけたのだろうオマージュ要素にも気づけて二重の意味でも楽しめましたね。癖はあるが読み進めると次第に先が気になる謎めいたストーリー、その中で大きく胸を打たれた文句なしの推しと呼べるキャラ。それがEver17にもありましたし、デイグラシアにもありました。Switchでダウンロード購入出来て、PC版だけの時代はソフトを入手する機会に恵まれずようやくプレイ出来た一作です。

 

・バイタルブレス デジタルモンスター

デイグラシアに熱狂した1月から2ヶ月後の3月。Dimカードを差し込みデジタマから生まれるデジモンをバイタルブレスという時計に入れてそれを身につけ、ウォーキングや筋トレといった運動で鍛えて育て進化させ、ちょっとした対戦も楽しめる……厳密にはゲームというより玩具ですがここでは一種のゲームとして紹介します。育てたデジモンは専用のスマホアプリで管理出来ます。

僕はこのバイタルブレスきっかけに積極的にウォーキングや筋トレするようになったので画期的な玩具だなと思いました。あとパートナーデジモンが傍にいるような感じが良いですね。発売前に抽選限定の特別なDimカードに当選したり、今も様々なデジモンが収録されたDimカードが出続けてるので、集めたりして結構楽しんでます。

 

・デジモンワールド2

バイタルブレス効果でデジモン熱が上がり、物置から引っ張り出してプレイ。PS1ソフトで小学生の頃にお年玉で買ったのですが、未だに自力でエンディングを見れてない難攻不落のゲームです。その理由は一言でいうなら全体的にテンポが悪くめんどくさい、かつ回避不可能の理不尽なトラップがある、でしょうか。もう何度もやっては挫折してます。3月から4月はこれをアニメとか観ながら回してましたがその後怒濤のゲームラッシュ中断。更に進んでる途中のダンジョンにて回避不可能な理不尽なトラップで打ちのめされ、積みゲー化してます。たまに起動してレベリング中。しかしそのレベリングもアニメや動画観ながらやらないとたぶんキツイです。時間空いたら続きやりたいです。

 

・風雨来記

3月はデジワー2とこれをやってました。主人公はルポライターで仕事のため北海道に来て、バイクを使った旅の過程で記事のための写真を撮ったり、旅先にてヒロインと出会ったりして交流するゲームです。しかもグラフィックが少し前の現実の北海道の写真を使って作られているため、自由に旅が出来る意味では今のコロナ渦だからこそ響きましたね。勿論、ヒロインに合わず黙々と一人旅も可能です。こちらPS版をPS2に移植した所謂リマスター版です。プレイしたきっかけはPSアーカイブスが閉鎖されるというニュースを聞き、閉鎖される前に興味あるソフトは買ってしまおうという動きが活発化したためです。結局その後世界中のゲーマー達の声を受けて閉鎖は免れましたので良かったですが。一見、旅に女の子と楽しそうなゲームなんですが、今年やったゲームで切なくなった三本のうちの一本にあたります。こちらも気に入ったヒロイン一人の時坂樹ルートをクリアして止まってます。また時間空いたらやりたいなと思ってる一作。

 

・Newポケモンスナップ

2020年の時点で今年の目玉がこれでしたね。真っ先に予約して発売日に抑えました。64のポケモンスナップをやったことがあるのでパワーアップを感じた一作。前作ではカントーのポケモンしかいませんでしたが、今作は全世代から様々なポケモンが暮らすレンティル地方にてカメラマンとして冒険することになります。さすがに全てのポケモンが出てくるわけではありませんが、ポケモンが好きならば買って損はない一作です。あとは剣盾やダイパリメイクとかでバトルや冒険に疲れた時はこれを箸休めにプレイしてみるといいかもしれません。ハマればイキイキと自然の中で動き暮らすポケモン達を激写することに病みつきになることでしょう。

 

・バイオハザードヴィレッジ(バイオ8)

Newポケモンスナップと並ぶ目玉。こちらも予約して真っ先に抑えたほどの注目作です。僕はホラーゲームを自力で完走したことが殆どないのでとても新鮮な冒険でありました。これがきっかけで過去作バイオやホラーも機会があればまたやってみようかなと思いました。無人の荒廃した村にて迫ってくるゾンビがとにかく怖いのと、FPS視点なので臨場感抜群、そして魅力的なキャラに仕上がった四貴族という四天王とも言うべきキャラ達とその頭目が立ちはだかります。ストーリーを進める理由も主人公イーサン・ウィンターズのさらわれた娘を取り返すため。なぜ娘はさらわれたのか、そしてバイオ1でお馴染みの英雄クリス・レッドフィールドがなんで襲ってきたのか、など序盤から伏線がたっぷりで恐怖を乗り越えた先に何があるのか、気になる一作です。あと、恐らくシリーズを長らく追ってきた人はこの舞台となる村に特別な感情を抱くことでしょうね。

 

・イース8  ラクリモサオブダーナ

水深700mに沈みし潜水艇、ゾンビが徘徊する荒廃した村、そして次は無人島だ!!!という感じにお目にかかったこちらのソフト。きっかけswitchオンライン加入者の特典コンテンツである「いっせいトライアル」の対象ソフトにこちらが選ばれたことがきっかけでした。一週間対象のソフトが遊び放題になり、期間中は製品版がダウンロード限定で値下がりするということで、バイオ8きっかけにまだ見ぬ世界への冒険心に燃えていた僕はこちらのソフトを期間内に遊んだ後に先が気になって製品版買いました。航行中の船が怪物に沈められ、漂着した先は無人島。島の周りの海域は船を沈めた怪物の住処になっていて、果たして主人公アドル・クリスティン達はどう脱出するのかというものですが、無人島での冒険を進めるうちに事態はどういうわけか島だけでなく世界に関わることへと発展していきます。そしてこのゲーム、風雨来記に次ぐ僕がプレイして切なくなった三本のうちの一本です。切ない感情が暫く続きましたね。しかしこの島での冒険はアドル達同様忘れられないですし、僕もこれでイースシリーズに興味を持ったのでこの8から3年後のアドルの冒険を描いたイース9を予約するに至りました。

 

・戦場のヴァルキュリア

先にお詫びします。こちら現在夏に購入してまだクリア出来てなくてプレイ中です。イース8をクリアした後の「いっせいトライアル」で興味を持って製品版買いました。イース8との出会いがあまりにも良かったので、これからはこの「いっせいトライアル」で興味ある作品が来たら一度触れてみて良ければ製品版購入という形で新たなる冒険を見つけるきっかけにしようと思いました。作品は前々から知っていて、僕も思い入れがあるサクラ大戦を手がけたスタッフさんが関わっていることも知っていたのですが、プレイする機会が今までなかった次第です。で、なんで夏場に買ってまだプレイ中なのかというと、僕はシミュレーションゲームがあまり得意ではないようで一つのステージクリアするのも結構時間がかかります。初見殺しに尽くハマってゲームオーバーになったり、操作ミスやユニットの動かしミスで仲間がやられたりすることもザラです。

が、こちらも今やってるゲームなどが落ち着いたら続きやろうと思ってます。さすがサクラ大戦のスタッフさんが関わっているだけあり、人種差別や国家間が戦争を起こしている時代というものを色濃く描いた一作です。

 

・サクラ革命

こちらはコンシューマではなくソシャゲです。僕にとっては外伝でも思い入れあるサクラ大戦の初めてのソシャゲなので最初は期待してました。リリース前から賛否両論あり、炎上とか色々ありましたが、成功して長生きしていれば、新たなサクラとして輝くこと間違いない可能性のあった一作でした。リリースからわずか4ヶ月でサービス終了告知ということでかつて僕が看取ったソシャゲ、世紀末デイズと同じような末路になったわけですが、普通サービス終了が決まれば物語も打ち切りエンドになって当たり前なソシャゲ界において、駆け足でも物語を完結させてくれたことは賞賛すべきだと思います。このようなことをしてくれたゲームは初めてでした。

 

・ウマ娘 プリティダービー

今まさに流行ってる作品ですね。サクラ革命の穴埋めをするようにちょっと流行りに乗って入れてみましたが、ゲーム的にはパワプロに近いです。ゴルシとか結構気に入りましたが、僕はソシャゲはガッツリやった作品が少なく、ダラダラとやってます汗

 

・グリザイアクロノスリベリオン

グリザイアのソシャゲ。しかしグリザイア経験はファントムトリガーを一作観ただけかつ本編を未プレイだったためにキャラは一部知っていてもダラダラプレイになってしまい、そのままサービス終了告知。なお、今作はPC版で作り直しがされるとのことなのでサクラ革命とは違った結末で救われた数少ないソシャゲの一つだと思います。僕のグリザイアは後述のswitchの三部作に委ねることになりました。ファントムトリガーも興味あるんですがまずは三部作をやらないとという状態です。

 

・装甲娘

昨年、インストールしたソシャゲの一つ。こちらも今年でサービス終了になったのでスクショでキャラみんな撮って最後終わりました。これもキャラ絵が凄く良かったんですが続かず、ダラダラプレイしてたらサービス終了……というパターンです。

 

・グリザイアの果実 グリザイアの迷宮 グリザイアの楽園

こちらswitch版の三部作が一つのソフトに入ったものを春にフルプライスで買い、バイオ8とか他ゲームの関係で寝かせてて初めて開封したのは夏の終わりでした。戦場のヴァルキュリア同様にこちらもまだクリアしておらず、一作目の果実をコツコツとやってますが、主人公風見雄二とヒロイン達しか生徒がいない少人数制の特別すぎる学校を舞台にした日常パートが長く続くので丁寧にプレイしています。Ever17、デイグラシアの羅針盤、シュタゲもでしたがこういう作品は物語が一気に加速すると本当に盛り上がる法則があるので、長い付き合いになりますが完走したいと考えてます。これのために他のADV買うのも控えてるぐらいです。また、グリザイアもデイグラシアの羅針盤と同じで昔から知っていてプレイする機会が訪れなかった一作です。グリザイアはファントムトリガー以前にアニメがやってましたが、ヒロインの一人の榊由美子がEver17のつぐみと重なって気に入った僕はアニメ版を回避してゲームやれる機会を待つ方針をとり、それが今年叶ったという状況です。

 

・イース9 モンストルムノクス

イース8をクリアした影響でやりたくなりswitch版をすかさず予約。今度の舞台は無人島から監獄都市!!前作の8が無人島だったために、初めてイースの世界の本来の文化を目の当たりにした瞬間でした。怪人となって街やダンジョンを飛び回る異能アクション、突然街中が灰色に染まって実体化する悪魔のような敵など、ハロウィンみたいなファンタジー要素が結構強かったですね。序盤の時点で終盤に繋がる巧妙な伏線が張られていて、やればやるほど監獄の謎やストーリーの結末というものが気になり出すので8同様にダレることなく駆け抜けた一作です。(その引き換えにグリザイアが停滞気味になりましたが)また、今作のエンディングを見た僕はイース熱がとどまる事を知らず、後述のPS4のセルセタ改を購入しました。

 

・イース セルセタの樹海:改

イース9をクリアしてそのままの勢いで購入。こちらも現在プレイ中です。しかし後述のダイパリメイクなどで戦ヴァルとか共々中断を余儀なくされている状態。今度の舞台は樹海。しかし、時系列上こちらは8の3年前、9の6年前にあたる作品なので一番古いです。都会を舞台にした9よりも自然の中を駆け回った8に原点回帰したような感触ですね。

 

・ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド

通称、ダイパリメイク。レジェンズアルセウス発売が来年一月に控えているので、前座的な立ち位置でもあります。リメイク前を知っている人ならば攻略法も浮かんでスイスイ進められますが、ゆえに本作ならではの躓く要素が含まれているのも事実の一作です。僕は昔、ダイヤモンドをプレイしたのでその流れに沿ってブリリアントダイヤモンドを選びました。これはサファイアからのアルファサファイアを選んだのと同じ流れです。

 

・ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣

ブリリアントダイヤモンドプレイ中に突如、switchオンラインで始めたら止まらなくなってしまった一作。こちらはこれまでも裏で何度かやっているのですが、文字通りの「手ごわいシミュレーション」は伊達ではなく挫折してました。強力な仲間でも気を付けないと次々と死ぬデスゲームと化したのでラスボスを倒したクリアした時のエンディングはそれまでの戦場の中で散っていった大勢の仲間たちの葬式の様相を呈していました。ゆえに、僕がプレイして切なくなった三本のうちの最後の一本がこれです。ストーリー面で色々あった風雨来記とイース8と違って、この切なさは僕がゲームの中で動かした仲間の死によるものなので、僕がもう少ししっかりしていれば防げたものもあったと思うのです。戦ヴァルの時に少し話しましたが僕がシミュレーションがあまり得意ではないと言う理由はこういうハードでシビアなシミュレーションゲームのクリア経験があまり無いためです。初めてのFEが暁の女神でしたが、そちらは強力な即戦力とも言うべき完成された状態の仲間が次々と加入するため、暗黒竜よりは精神的に楽な印象でした。ラスボス戦も彼らがいるために安心出来た面もありました。が、暗黒竜では加入してくる仲間は必ずしも即戦力ではなく、その殆どが育てないと生き残れないため、ギャップを感じましたね。が、この経験もあるので戦ヴァルも乗り切れそうな気がしてきました。また、キャラにも愛着が生まれたのでソシャゲのFEHで大切にしていこうと思います。

 

・カウンターサイド

こちら12月に始まったソシャゲですね。世界観とキャラデザが良いのでやってますが、ここまで世紀末デイズをはじめ様々なソシャゲを看取ってきたのでこのゲームはどのような道筋を辿るのか。

 

・真・三国無双8 empires

2021年のトリともいうべき一作。このゲームの予約を最後に今年は終わりとすることにしました。現在もプレイ中。しかしこれは周回プレイ前提なので明確な終わりはありません。850人エディット武将を作ることが出来、オリジナルの三国志が作れることがウリなのですが、前作の7エンパで出来たエディット要素の一部が出来ないようになっているので是非ともDLCで追加して頂きたいです。7エンパは軍馬や兵士、旗、シナリオまでもエディット出来たのですが8エンパではそれがないのです。

 

 

・総評

いやあ、今年は実に色んなゲームをやったなと思います。昨年以上に。ゆえにとても充実してました。やっぱりコロナ渦なのでレジャーとかにも行きづらいし完全に行けない時もあったので、「だったらゲームの世界で冒険すればいいじゃないか!」という結論に辿り突いた結果がこれですね。10年前が思い入れあるEver17をプレイし、アニメ版シュタゲを観たり他にも沢山のアニメが刺さったり豊作年だったのでそれから10年経つ今年はゲーム方面でその再来になったと思います。シュタゲは昨年エリートをプレイしたので9年越しにプレイしたことになります。

バイオハザード、イースといった、名前は知っているけれどもやる機会がなかったシリーズに参入出来たのが良かったですね。いずれも続編が出たらやりたいとも思っていますし、過去作も機会があればやりたいなと。長い付き合いになるかと思います。

 

来年は1月に出るレジェンズアルセウスがまず目玉ですね。次に4月に夜廻三というゲームが出るのでそれもPV観て面白そうだと思ったので予約を検討してます。が、僕は今年はPSアーカイブス閉鎖騒動を経て風雨来記、いっせいトライアルとの出会いでイース8などをプレイしてるので、僕がやりたいと思うゲームは最新ゲームだけじゃありません。

因みにいっせいトライアルは他にも「もじぴったん」と「すばらしきこのせかい」をやりましたが、こちらはちょっと色々考えた末に製品版買わずに流してしまいました。好きな人には申し訳ないです。いっせいトライアルも全部製品版で受け入れるとお金もかかるので難しい所です。

 

来年以降はどんな作品と出会えるか。それも突然であり、分かりません。昨年もこんなに沢山の作品に出会えるとは思っていませんでしたので。僕は創作活動をしながら、それをより豊かに活発化させるための取材も込みで、これからも旅を続けるつもりです。勿論、ここでいう旅とはゲームだけにとどまりません。メディア問わず、触れたもの、聞いたもの、見たもの。あらゆるものがそれです。

 

来年も楽しい一年にしたいものです。それでは良いお年を!