振り返る
約一年のスペイン生活が終わった。
今は帰国して約1カ月。やっぱり母国になじむというのは早い。
でも今回は本当に日本の色んなことを忘れて帰ってきたと思う。
それだけ向こうになじんでいたということ。
そして一年いて思ったこと。
スペインは確かに住んでいたから愛着はあるんだけど、
やっぱり私の一生を過ごす場所ではないなと感じることが自分でも意外だった。
きっとこの先、今回みたいな長期に進んで行くことはないだろうな。
スペインで学んだことも得たこともたくさんあって、
友達も出来たし色んな人にいっぱい愛も注いでもらったし、
きっとこれはこの日本では決して得られなかったものだと思う。
語学にも、十分ではないけど自信がついたし、この人生で絶対に糧になってる。
この一年、本当に留学して良かった。
そして今度は、そのスペインでのことを忘れて行く番。
真っ青な空とか海とか
焼けつくような日差しとか
いつまでも沈まない太陽とか
Barで遅くまで騒ぐ人々とか
シエスタの時間とか
日曜が休みなこととか
お気に入りの服のブランド名とか
店員の不機嫌な顔とか(笑)
なんか知らない人がやたら話しかけてくるのとか
カーニバルとかセマナサンタとか
たくさんのこと。
忘れることは怖いと思っていたけど、
きっと得たものは変わらない。
思い出と記憶に、
この日本での新しい思い出と記憶を重ねて。
それでまた成長してくんだろう。
いつかこの生活に慣れて、スペインのことなんて思い出さなくなって、
狭い世界に生きてるって感じたら、
その時は広い世界を思い出しに行こう。
ヨーロッパの友人達にも会いに行こう。
私はそういう場所を今、得たのだと思う。
そんなかんじでまとまってないけど、これで留学生活を締めくくろうと思います。
きっとある日、このブログ読み返してまた得るものもあると思う。
読んでくれた方々、ありがとうございました。これからは日本でもよろしくお願いします。
このブログは引き続き、思ったことをつらつらと書いて続ける予定、かな。
でもスペインにいる時よりかなり更新頻度は落ちると思う。
それでも、その日その時思ったことは、その瞬間にしか感じていないことだから、
それを残すのはとても大事だと思う。
さて、まだまだ成長します。
では、一年間のスペイン留学を経験した私に、
さようなら。
せかい
君の世界とは、交わらない場所があるほうが良い。
苦しみもがき喘いで
時に怒り叫んで
そうして出来た君の世界を
受け入れた君でいて欲しい
その世界を私は知らないほうが良い。
苦しみもがき喘いで
時に怒り叫んで
そうして出来た私の世界を
受け入れた私でいるには
この世界を君は知らないほうが良い。
どこまでも広く見渡す限りの
いつまでも遠く辿り着くこともない
まるでそれは
空とか海とか宇宙とか
終わりのない世界とか
無限に続く何か?
無限なんてあるのか?
きっとそんなことはこの短い一生じゃわからないし
きっといつまでも解き明かされることはないのでしょう。
どんなに望んでも君の隅々まで得ることが出来ないように、
知らないことは甘美な香りを滴らせて
僕らを誘惑して離さない
だから君の世界も私の世界も
完璧に分かり合えないほうが
魅力的。
帰国直前のこと
思っているよりも、この世界は単純明快なのかもしれない。
別に要らないと思った時は常に目に入る場所にあるのに、
本当に欲しいと思った時には手に入らない。
迷っている間に、きっと愛想を尽かされているんだ。
男は態度で
女は言葉で
というけれど、
女が態度で示してみたところで
男は気づいちゃくれないし
男が言葉で行ってみたところで
女にはどうも信用出来ないというのが、
とても滑稽。
特に気に留めていないのは
それに値しない程にどうでもいいからだと気付け。
電子パネルに書かれた文字だけじゃ、本物は見抜けない。
少しでも読み取ろうとするのは、
やはりどこかで何かを期待しているからだろう。
要らないと思う日もあれば、
欲しいと思う日もある。
昨日の自分は今日とは違うし
今あるものが明日も同じように存在するかと問われれば
きっとわからないと答えよう。
気持ちや記憶がいかに脆くて
完璧に信ずるに値しないかが日々よくわかる。
信じることは勇気だ。



