せかい | 小さい頃は神様がいて

せかい

小さい頃は神様がいて


君の世界とは、交わらない場所があるほうが良い。


苦しみもがき喘いで

時に怒り叫んで

そうして出来た君の世界を

受け入れた君でいて欲しい


その世界を私は知らないほうが良い。


苦しみもがき喘いで

時に怒り叫んで

そうして出来た私の世界を

受け入れた私でいるには


この世界を君は知らないほうが良い。




小さい頃は神様がいて



どこまでも広く見渡す限りの

いつまでも遠く辿り着くこともない

まるでそれは

空とか海とか宇宙とか

終わりのない世界とか


無限に続く何か?

無限なんてあるのか?

きっとそんなことはこの短い一生じゃわからないし

きっといつまでも解き明かされることはないのでしょう。



どんなに望んでも君の隅々まで得ることが出来ないように、

知らないことは甘美な香りを滴らせて

僕らを誘惑して離さない



だから君の世界も私の世界も

完璧に分かり合えないほうが



魅力的。