四国のトチローことFEADERさんがいちから作り上げたフル可動コスモドラグーン。
過去には調整や破損部分の対策パーツ交換のために里帰りしたことがありそれ以来快調を保っているのだが、この度新たなパーツが送られてきた。
エネルギー開閉ボルトである。
見た目はほぼ変わらないがコスモドラグーンの可動の要となるだけに継続的にバージョンアップが計られているのだ。
FEADERドラグーンメンテ専用に揃えた工具類。
とりあえずバラしていこう。
まずはバレルフレームのマイナスネジを外す。
ネジ1本外すだけでバレルフレームがスポっと抜けて前後が分離する。
ちなみに特殊な形状のネジは特注品である。
差し込まれているだけのシリンダーも抜ける。
バラしたついでに開閉ボルトの前後運動をシリンダーの回転運動に変える原理を見てみよう。
赤矢印のように開閉ボルトをストロークさせる、
以上、シリンダー回転の要となる機構の全てがここに!
これらを全て独力で設計/製造/そして数丁の量産までやってのけたのがFEADERさんです。
黒い樹脂パーツは3Dプリンター、金属パイプ類は寸法の合う市販パーツなどを手加工、特殊ネジのような自作がまず不可能なものに至っては迷うことなく業者に特注。
何より感心するのが分解組立工程が理路整然としていてシロートがやっつけた感が皆無なところ。機械物が好きな人ならば1回教わりながらイジれば分解組立手順を覚えるのはさほど難しくはないでしょう。
そしてこの逸品を宇宙に4丁生み出したってことも本物のトチローと言ってよいでしょう♪
組み付け後はシリコングリスを少量塗布して作動確認しましたが快調です。