2202の何がダメって、2199で描かれていた群像劇、そこで培われた人間関係が全く活かされていないところですよ。
そして板野サーカスのミサイルのごとく飛び回る使い捨て感覚の量産型アンドロメダ。
何の為に登場したのかよく分からないヤマト型戦艦。
そもそもね、全宇宙を席巻し得る実力も実績もある帝国のトップがいち個人=辺境銀河の片隅にある太陽系の惑星に住む何億もの人間の中のたかだか1隻の宇宙戦艦の艦長代理をつかまえて波動砲を撃てだのなんだのちっぽけなことに過剰にこだわる事に何の意味があるんですか? って話ですよ。
たとえば、ハチの巣を駆除する時にハチの大群の中のたった1匹の行動に対して何かしらの興味を持ちますか?
それより何より、加藤の扱いがひどい。加藤は後から後悔するような選択は絶対にしないはず。
おかしいんですよ、加藤に限らずキャラクターの描き方が。
わざとそのキャラクターが取らないような行動をさせてそこに意外性を見せているとでも思っているのでしょうか。単にその場を盛り上げる演出に利用してるだけな感じ。
1話で大戦艦が岩をまとって十字架の姿で降臨した時は目を疑いましたよ。え?これファンタジーアニメか何かだっけ?ってw
その後のアンドロメダ初登場、暗闇に並んだ2つの光る六角形。まるで新型ガンダムが登場するときのような作品違いな演出。
いちばん冒頭で地球艦隊とガミラス艦隊が真っ向から衝突すると見せかけていきなり同方向に90度転進し並んで進行する見え透いたシーン、もう既にそこでイラッとしちゃいましたw
全てがその調子。完璧なアニメ作品なんて無いしプラスだけでなくマイナスな部分もあって当たり前なんだけど、ヤマトという作品で少なくともココだけは外しちゃマズイよね、ってところのほとんどがマイナスだったのはホント残念。
「誰か」が口にした思い付きレベルの悪ノリを止められる人がいなかったんでしょね。
ということで、2114年式コスモガンの水鉄砲をリペイントしました。
グリップはペーパーかけてからいつもの木目塗り。
塗装工程、先ずは洗浄してから全体にシルバーを缶スプレー。
その上からメタリックブラックを全体に薄っすらと缶スプレー。
リペイントしたら気に入っちゃいましたね。
ダイキの水鉄砲はコスモドラグーンもそうだけど、成型色はブラックじゃなくてガンメタにしたら良いのにね。
そして、
何が「飛葉スペシャル」なのか、まずはグリップのメダリオン。
そして実銃のウッズマンより太いバレル。なぜ太いかというとマンガ劇中で太く描かれてるから^^