1967年、ルパン三世 原作連載開始。今年は55周年。
そんな節目の年にちなんでロボット兵シグマを製作しました。
というのはもちろん後付け。
宮崎メカ模型クラブ主催の模型展示会に一般参加枠で展示させてもらったシグマの製作記です。
イメージしたシーンは赤ジャケルパンの最終回「さらば愛しきルパンよ」からのワンシーン。

着地した大量のシグマが獲物(=敵)を求めて歩き回る不気味な光景。
わずか2カット、時間にしてたった数秒のシーンなんだけど強く印象に残ってます。
とはいえルパンのロボット兵のキットなんてプラモ化されてません。ラムダのプライズは比較的リーズナブルに入手可能だけどシグマはガレキをいくつか見かけた程度。
なのでとりあえず、、、

飛行形態、降下形態、歩行形態の3形態をサイズ(=縮尺)違いでフルスクラッチしました。

材料は発泡スチロールを芯に百均の紙粘土塗ったくったり、、、

青いのはスチレンボード。
軽量化、加工のしやすさ、コストなどを考えた材料選択。

デザインが単純なのですぐカタチになるのはウレシイ。
今回はテレビ映像で描かれたそのままを作りたい。余計なディテールを入れる気は一切ないのだ!
そして表面処理が甘々なのも気にしなーいw

手足はバルサ。プラ板より加工がラクだから。

手の平の部分は工作用紙。プラ板より加工がラクだからさ!

湾曲した手足は1ミリ厚のバルサを2枚重ねにし、間に工作用紙をサンドして騙し騙し曲げてます。もちろんプラ板より〜以下略!

お顔の造形は紙粘土。シグマはお顔が2つずつなので6個も作る。あー面倒くさい。
お目々っぽいモールドはプラパイプで治具作って、、、

グリグリ押し付ける。
紙粘土なので硬化してからでも加工がラク。
そして立体化した人じゃないと気付かないシグマの謎が↓コチラ。

回転するプロペラ。

映像のようなプロペラ直径だと脚の間に収まらない、というのがご理解いただけるだろうか?
プロペラ直径が胴回りより大きいのに、それを挟む左右の脚の間隔はプロペラ直径より小さいという二次元の大ウソ!
でも巨大なプロペラサイズを主張しつつシグマの形態をも崩さない二律背反な矛盾すらサラリと成立させてしまうのがマンガやアニメーションの真骨頂!
演出効果優先、三次元として矛盾してようがなんだろうが二次元にはカンケーないのだ。むしろそこがいいのだ!
そんなステキ身勝手なプロペラをそのまま再現したい!

輪っかにした針金の一部に扇形の透明プラ板貼り付けて映像に描かれたイメージを再現。
円形透明プラ板によるプロペラ表現が模型としては定石だろうけど、極力作画に寄せた表現の可能性を探ってみたかったのだ。
脚を下げることでプロペラとの干渉を回避できるのは固定ポーズならでは。
飛行形態はさすがに脚がプロペラにもろに干渉するものの、プロペラをやや縦長の楕円にすることで作画のイメージに寄せる涙ぐましい努力をしてます。
そして、
シグマのついでってことで出来心で作り始めたのが巨大な輸送機、デボネア。

映像のまま、絵のまんまが良いのだ。むしろ大味になってるぞw
空中母艦 デボネア
と勝手に呼んでるけどそもそも名前はありません。
じゃあ何でデボネアと呼んでるかをあえて説明すると、、、
「シグマ作ってるよ」
とつぶやいたらテツノさんが
「デボネアは?」
と当てずっぽうでテキトーなムチャ振りしてきたので、
「作ってるよ」
と何の気なしに作りかけのシグマ輸送機の画像をアップした瞬間からコイツはデボネアになりましたw
ちなみになぜ「デボネア」なのかは永田重工のモチーフとなった三菱つながりと言えば分かりますよね?
ラムダ、シグマ、デボネア、全て三菱自動車の車種名です。
それにしても、、、
またニッチなものを作ってしまった。。。
オマケ
前回の宮メカ展示会でteznoさんにもらったカリオストロの指輪、
下地に黄橙色(おうとうしょく)をスプレーしてからこすって銀sunしてみたんだけど、金色、ってよりは銅色みたいになってしまった。。。
下地は黄色、もしくはレモンイエローくらい薄い色の方が良いみたい。















