


ラッキーストライクのメタリケ貼り、銀メッキの1933レプリカです。
「なんか寸詰まりだな…」と思った方、はい、おっしゃる通りでございます
純正5バレルヒンジのままスポットを外さずにリッド上部とボトム部分をカットし、レギュラーサイズと同じ丈にしています。
そのためにトップとボトムのプレートを一旦外しカット後に再度接着しました。
ご存知の方も多いと思いますが、1933レプリカと1932レプリカ・セカンドリリースはトップとボトムのプレートが接着剤でくっつけてあります。
ケースの中を覗くと充填されてるグレーのやつです。あれを取り除くと上下のプレートを簡単に外すことができます。
まぁ普通は外そうなんて考えもしないでしょうけど、32レプ・セカンドや33レプをレギュラーサイズにショートカットしたいと思ったら接着剤を除去する必要があります。
「ZiPPO 4」でアップした33レプ改4バレルも接着剤を除去してあります。
接着剤を除去するにはガリガリ削ってもいいんですが、塗装剥離剤に漬けて溶かすのが楽な方法です。
ただし、ケースに充填されたこの接着剤、かなり強力で塗装剥離剤に漬けても1日や2日じゃビクともしません。
接着剤にドリルやヤスリで傷を入れ表面積を大きくすることで多少は溶かし易くなりますが、全てを溶かすのに2~3週間以上かかる場合もあります。
ちなみに、インサイドユニットの内側に使われている接着剤と同じモノのようです。
まぁあまりクドクド書いても一般的に役立つ情報ではないので先へ進みましょう。
トップとボトムのプレートを外してケースをカット、再度プレートを取り付ける段階で問題発生。
トップのプレートとカムクリップが干渉してキッチリはまらない。リッド上部をカットした分カムクリップが露出したんです。
トッププレート裏側にはプレート周囲より一回り小さく厚さ1ミリほどの出っ張りがあって、その出っ張りがケースにはまり込むことでシッカリ位置決めできる構造になってます。
この出っ張りを削るのは時間がかかって大変です。以前やってますから分かります(笑)
カムクリップをキレイに曲げ直すのも無理です。以前やってできませんでした(笑)
言い忘れてましたが、コンセプトは『 いかにも純正 』です。
加工や改造の痕跡を感じさせないような。
自作コの字クリップにしちゃえば楽ですがそれはコンセプトに反します。純正カムクリップでなくてはダメなんです。
そして考えた末に思いついたアイデアを実行します。
まずはカムクリップを上に伸ばしてから思い切ってカット。スポット周囲はなるべく残します。
そうして上から覗くと切ったカムクリップとリッドの間に隙間があります。
その隙間に別のジッポーから外して余ってたカムクリップ部分をカットしたものを差し込んでハンダ付け。
うまく説明できないんですけど意味通じますかね?
スポットのすぐ上あたりだけ別々のカムクリップ同士を重ねて「ニコイチ」にしてるんです。
こうすることで強度が確保できますし、リッドを開けて覗き込んでもほとんど分からない状態になりました。

余ってたカムクリップは他のレプリカを外ヒンジに改造した際に外したヒンジパーツです。
不要になるパーツを分解する時もなるべくキレイに外すようにしていたのでそれが役に立ちましたね。
これでトップとボトムのプレートを接着して本体は完成です。
加えて外ヒンジに見せかけるためのダミーのプレート、取れて無くなってたので自作です。
作業自体は約1センチ四方の板っぺらを貼り付ければいいだけですがまたもや問題発生。
他のレプリカから取り外したダミープレートがありますけどそれは使えません。
この33レプリカは銀メッキ、手持ちのダミープレートはクロームメッキ。
色が全然違います。
試しに合わせてみましたが違和感あります。とても不自然で純正状態には見えません。
難題です。
が、以前オークションでスターリングシルバーのリッドだけを入手していたのをふと思い出しました。
銀メッキも純銀も同じ色。
ムダに贅沢な純銀ダミープレートを貼り付けてあります。

インサイドユニットはまんまノーマルです。
ちょっと奥に入り過ぎちゃうので、ケースの底に気付かれないよう真鍮板のスペーサー敷いてます。