『 ザ・ドライバー 』 (THE DRIVER 1978年  アメリカ映画) | ソリッドのブログ

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模型、トイガン、クルマやバイク、アニメや映画、ZIPPO改造などその時々のマイブームを記事にしています。戦士の銃にはちょっとウルサイですw
 
同好の趣味の方ヨロシクお願いします。

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 大好きな映画のひとつにウォルターヒル監督/脚本の『ザ・ドライバー 』(原題:THE DRIVER)があります。

 主人公は強盗現場から犯罪者を車で逃走させる凄腕の逃がし屋ドライバー。
 作品タイトル「ザ・ドライバー」はこの逃がし屋運転手のこと。

 高額な報酬と引き換えに追跡してくる何台ものパトカーを冷静な判断力と巧みな運転テクニックで振り切って強盗犯を逃がすという夜のロサンゼルスが舞台のカーアクション映画です。


 この映画、永らくDVDが絶版になってたんですが先日とうとうブルーレイディスクが発売されました。
 と言っても別に作品やブルーレイのレビューじゃありません、単なる感想程度の内容です。


 映画は主演のライアン・オニール演じる「ザ・ドライバー」とブルース・ダーン演じる「ザ・ディテクティブ(刑事)」の対決が大きな柱なんですが、ストーリー展開に抑揚は少なくむしろ淡々と進行していきます。
 そこに絡んでくる美女「ザ・プレイヤー」。遊び人…ではありません(笑) 訳では「賭博師」、ギャンブラーです。
 演じるはイザベル・アジャーニ、超美人な女優さんです。

 この映画の登場人物に「名前」はありません。ドライバー、刑事、賭博師…といった具合です。
 セリフも少なく最低限の会話のみ、唯一ブルース・ダーン演じる刑事が皮肉混じりのおしゃべり好き。

 おそらく好みが別れる映画です。

 映画の大きな見どころはもちろんリアリティ溢れるカーアクション。
 カメラアングル、カット割り、俯瞰とオンボード視点のバランス。世の全てのカーアクション映画を観たわけではありませんがこの映画のカーチェイスは非常に素晴らしい、淡々としたストーリー進行との対比も緊迫感を高める効果に一役買っています。

 「ドライバー」も逃走中ほとんど眉ひとつ動かさない無表情、というよりは無感情な印象。
 一生懸命運転してます!!なんて素振りは一切無し。逃走の末パトカーを振り切ってもドヤ顔なんて決してしません。ただただプロフェッショナルとして仕事を当たり前に淡々とこなしてるだけ。

 そこがいいんです。

 目を三角にして攻撃的で無駄な動きが多い運転なんてシロートっぽいですから。
 車をちょっと高速で移動させてるだけでございます、っていう全く無駄な力が入ってないクールさ。
 運転に感情は不要、常に余裕を持った状況把握、冷静な判断、ロスの無い操作。
 運転する機械に徹しているとでも申しましょうか。

 でも刑事に挑発されて密かな対抗心を燃やすなんて熱い気持ちもあったりして、頭は冷静でも心は思いのほか熱い男なのかもしれません。

 最後のカーチェイスでは赤いシボレーC-10に乗るんですが、コレがまたカッコいいんです。

 ピックアップって言うと日本じゃトラックでひとくくりにされますけど、アメ車のフルサイズ・ピックアップはダットラやハイラックスをふたまわりデカくしたイメージ、搭載エンジンもV8ガソリンの5リッターオーバー。

 まぁアメ車のピックアップとしては特別スゴいスペックじゃありませんが、別の「ドライバー」が操るトランザムを追い回します。

 映画の内容はこんなところです。カーチェイス映画が好きな方は観て損はないと思います。


 あ、あとこの主人公、作品中で「カウボーイ」とも呼ばれたりします。西部劇になぞらえて一匹狼の無法者が馬ならぬ車に乗ってるという例えなんですが、主人公が護身用に持ってる銃がピースメーカー。
 コピーの可能性もありますけどチラッと映るだけなので。



 で、冒頭でも書きましたがこの映画のブルーレイディスクが先日発売されたんです。

 これまでに何回も観た作品です。ビデオで観ました、DVDも持ってます。でも30年以上前の作品ですから画質はそれなりでした。

 でも今度はブルーレイです。そしてHDリマスターですよ。とうとうこの映画が今までよりも高画質で観られる時が来たのです。

 少なくとも30年前のオリジナルフィルムと同等またはそれに近い状態なんだろうと期待を込めて予約、待つこと数ヶ月。

 今月頭に入手しましたが休みの日にゆっくりと、そしてゆっくりと観るために数日間パッケージすら開封せずにおりました。

 そして満を持しての鑑賞。いよいよブルーレイです。HDリマスターですよ。


 「おぉ~~っ!?

   …DVDと画質変わらねぇぇ~~…」


 いや多少は良いのかもしれませんけどね、でもDVDと一緒。なんだよコレ…ってのが率直な感想です。

 そのDVDだってVHSと大して画質変わんないんですから、つまりビデオ画質そのまんま。

 作品自体は良いですし僅かながらも特典映像もあります。後世に残せるメディアの充実とかコレクション的アイテムという意味では買って損したとは思ってませんが、正直ガッカリでしたね。


 私は特に高画質信奉者ではありません。古い映像を昔のままの画質で観てもそれも味だなって思えますしそれで満足できます。

 でも
「ブルーレイですよ、リマスターですよ」
って謳いながらその実ほとんど変わってないってのはいかがなものかと思いますよね。

 結局その作品に対する観る側の思い入れを売る側で汲み取ってあげようという気持ちが無いんだな、ってのが分かってしまって悲しいですね。


 この「ザ・ドライバー」という作品はDVDがとっくの昔に絶版で定価の数倍のプレミア価格で流通してましたので、それよりは安く作品ソフトが入手できるようになったという点では多少はマシかなと思いますけど、この画質ならわざわざブルーレイにしなくていいですよ。

 少なくとも中途半端なリマスターやらで値段吊り上げる商法はいい加減ヤメにして欲しいですよね。


 作品としては星5つ、商品としては星1つです。

 以上、感想でした。
 
 

      










──────コメント(2)─────

mgq*****
子供のころ見てメッチャはまりました。
2015/8/23(日) 午前 7:10
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ソリッド
mgqさん

私も繰り返し観ました。
カーアクションが秀逸ですね
2015/8/23(日) 午後 5:40