ヤフー知恵袋の記事です。

以前に当ブログで紹介したと思うのですが、貴重な書き込みなので、再度、又、忘れないように貼っておきます。

2014/4/222:04:32
STAP細胞の記事に出てくるOct4遺伝子とかGFPって、なんですか??
補足STAP事件ではOct4たんぱく質の代わりにGFPを入れ替えたマウス(ノックインといいます)ではなくて、人工的に作ったOct4-GFP遺伝子をゲノム遺伝子中にテキトーに入れたマウスが使われました。

すみません。
もう少しだけ解かりやすくお願いします。


ベストアンサー     
2014/4/421:59:10
現在、全ての遺伝子、たんぱく質についてはWikipediaやGeneCardなどのデータベースに集約されました。

ですから、一般の方にもなじみの深い英語版Wikipediaで全ての遺伝子、たんぱく質が名前で検索できます。
こうしたオープンなデータベースは今はYahooやGoogleで検索できますから、Google Scholarなどの検索を使うとタイプミスやOct-4, Oct4, Oct4の別名などに関わらず、情報を得ることができます。

日本語のWikipediaは素人も書いているので問題がある場合も多いですけれど、Oct4についてはちゃんとあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Oct-4

もちろん、GFPについてもです。

Oct4は幹細胞で作られますから、「幹細胞ができた」という指標に使われます。
ただ、そのままでは顕微鏡でぱっと分からないので、幹細胞っぽい細胞になると緑色に見えるように緑色の蛍光たんぱく質、つまりGFPをOct4の遺伝子のプロモータの下に組み込んで指標にしているのです。

STAP事件ではOct4たんぱく質の代わりにGFPを入れ替えたマウス(ノックインといいます)ではなくて、人工的に作ったOct4-GFP遺伝子をゲノム遺伝子中にテキトーに入れたマウスが使われました。

補足のお答え:今回の事件ではいいかげんな、しかもムーミンちゃんがESを入手しやすいOct4-GFPマウスが使われました。
今回の事件のOct4-GFPのマウスはトランスジェニックといって、Oct4遺伝子の転写調節領域とGFPをコードする遺伝子を薬剤耐性遺伝子とともに遺伝子組み換えで作り、マウスのゲノムに非相同性組み換えでES細胞に導入し、その遺伝子組み換えES細胞から薬剤耐性をマーカーに得られたクローンから意図的にたった一つのクローンを選んで利用されています。
つまり、その人工的な組み換え遺伝子はどこに入るのか、たとえば、細胞を酸でいじめるとストレス応答が起きますが、そういった遺伝子の中に組み込まれたり、というようなことを検証することなく、単離してきた遺伝子組み換えES細胞から作られたマウスの個体です。もちろん、そのESそのものを使うなんていう捏造をしていないとすると、そのマウス個体からとったES細胞か、その類似細胞がSTAP細胞となります。
どうでしょうか、捏造を見分けられないかも、という技術的問題点を把握していただけましたでしょうか。

一方、ノックインマウスのほうは、もともと存在するOct4遺伝子の中に相同性組み換えでGFPと薬剤耐性マーカーを組み込んだものです。だから本来Oct4が発現していないときしか発現せず、幹細胞性を獲得できたという指標細胞に向いています。だいたい海外で作られ、マウスという形でしか市販されていません。

このマウスが利用されなかったのが意外と今回の事件のミソかも。

つまり、ムーミンちゃんがすっぽん亀さんにそのOct4-GFP ESがきちんと生えるか、STAP産生条件でいっしょに入れてみようね、と言われて入れた対照プレートのラベルの取り違えをしちゃって、みんなにびっくり誉められてその後それを言い出せず、混ぜるようになっていたら、全ての事件が説明できますし、もうアウトですよね。

別件ですが、以下のブログはすでに終了したとのことですが、STAPをフォロウしている人には参考になるかな?と思い、貼り付けます。
学とみ子:以前に、TSさんが、TCRについて質問をしてきたことがありました。
以下のサイトを見つけました。


ものづくりのための研究ノート043:STAP細胞=ES細胞でない??「kahoの日記」の意外な結末!!

2014-06-04 12:48:21 | ものづくりのための研究ノート


 (以下の図参照 一番上:コントロール細胞(別論文の細胞)とES細胞の比較、2番目CD45+細胞とES細胞の比較、3番目STAP幹細胞とES細胞の比較。図のような染色体全体のリード数のパターンをみていると、CD45+細胞とES細胞は極端に違うこと(2番目)、またES細胞とSTAP幹細胞(4番目)は同様のパターンであることはわかるのですが、STAP細胞(3番目)に関してはCD45+細胞とES細胞もしくはSTAP幹細胞細胞の真ん中(というか足して2で割った)のような特徴があります。図でも目で見てわかる程度にパターンが違います。)。

ネットブックで行うNGS解析007:ちょいしょぼ解析覚書。。

2014-10-18 02:25:11 | ネットブックで行うNGS解析
 共同研究でRNA-seqデーター解析をしており、性懲りもなくデーターをもらってきて勉強がてら解析してみることにした(*)。




コメント(3)
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ゲノム上の位置は、どのあたりでしょうか? 削除
2018/7/13(金) 午後 2:07 [ Ts.Marker ] 返信する
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> Ts.Markerさん

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/21577
ハツカネズミのTCRβ遺伝子の場所についての情報です。参考になりますでしょうか?

別件です。
WikiPathologica の情報です。ただし、これはヒトの話です。
http://www.ft-patho.net/index.php?T-cell%20receptor(TCR)%20gene
•TCRβ遺伝子は7q34に685kbにわたり局在している。TCRγ, TCRδ遺伝子と異なり, β遺伝子のV領域はより複雑となっている。約65のVβ遺伝子エレメントが存在し、名称のつけ方には2通り(Ardenら, Weiら)がある。Vβ遺伝子は34のファミリーに分類される。異なる名称のつけ方がRowenらにより提唱され, この30のVβ遺伝子サブグループはIMGTにより採用されている。(IMGT: the international ImmunoGeneTics database-->IMGT web page) 削除
2018/7/13(金) 午後 9:52 学とみ子 返信する
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今回、紹介したアラフォーさんは、STAP細胞のTCR遺伝子発現パターンを以下のように説明しています。
STAP細胞(3番目)に関してはCD45+細胞とES細胞もしくはSTAP幹細胞細胞の真ん中(というか足して2で割った)のような特徴があります。

これは、CD45+細胞のTCRは、一方のアレルが再構成済であり、片方はGLパターンをとりますね。STAPは種類の異なる細胞が混じっているので、様相が異なります。ES細胞は、両アレルとも、TCR再構成とはまったくないので、STAP細胞とは異なることが示されているように思いますが、どうでしょうか? 削除
2018/7/13(金) 午後 10:08 学とみ子 返信する




 
もう4年も前になってしまいましたが、2014/8/2() 、DORAサイトでTCRが議論されており、ここにコピペしました。

DORAさんのサイドで盛り上がった議論の方向性を見てみましょう。
TCR
再構成について(2 2014/8/2() 午後 0:43
https://blogs.yahoo.co.jp/nx3262p0yz057j/12110114.html

 
DORAさん(藍字):もちろん、T細胞だけを使ってキメラマウスを作成し、マウスからTCR再構成の跡を確認すれば完璧であったろうが、そのためにはT細胞だけを単離しなければならない。そんなことが可能かどうかはわからないが、少なくとも小保方さんの研究室にそんな設備はなかっただろう。第一、そんな面倒なことをするだけのメリットがない。実験の第一段階では「CD45陽性かつOct4陽性の細胞塊」を使ってTCR再構成を確認しさえすればよいわけで、それによって、とりあえず初期化が起こったことが確認できる。いったん初期化が確認できれば、次の段階(すなわちキメラマウスの作成)では、必ずしもそれがT細胞に由来するものである必要はない。……だいたい、こんなところです。
 
 
DORAのブログの記述に対して書かれたコメントです。コメンテイターは巻町と名のっています。巻町さんは、TCRにこだわっています。TCRで確認するべきと主張しています。
巻町さんは、毎回の実験ごとに用いられるSTAP細胞の質が異なることにも、異論を呈しています。巻町の言い分を聞いてみましょう。青字
 

TCR再構成が「できる・できないか」ではなく、小保方氏はTCR再構成の結果を出さなくてはいけないのです。そうでなければ、分化した細胞を初期化した証明がないじゃないですか。 2014/8/2() 午後 4:46巻町 返信する
.
STAP幹細胞にはTCR再構成のあと」がないことは理研が認定しています。
かつ、「STAP細胞のDNA配列情報からSTAP細胞もTCR再構成の痕跡が無い」ということも遠藤先生の解析からされました。

 

 切り張り画像は単に切り張りをしただけでなく、STAP細胞のTCRのDNA解析でレーン3のGLにバンドが出ていません。500bpほどのDNAが増えるのに、同じmicrotube中で2kB程度のTCRbeta-DJ断片が増えないはずがなく、この事実から小保方氏は「GLがバンドがないように見せることによって、分化後のT細胞を用いたように見せた」と考えられます。しかし、小保方氏はTCRbetaでは対立遺伝子排除が働くので片方の相同染色体ではGL型の配列を持つことを知らなかったので、普通に実験を行うと絶対に得られることの無い、あり得ない結果を捏造してしまったと考えられます。 2014/8/2() 午後 5:15巻町 返信する
.

 

つーか、小保方氏の論文には「キメラマウスのTCR再構成は確認しました」という一文があるのですよ。(結果はあげていない)それなのに、その結果がないというのはあり得ないでしょう。
・・・・
2014/8/2(
) 午後 6:16 巻町 返信する
.
小保方氏が「キメラマウスのTCR再構成は確認しました」という一文を書いた以上、DORAさんの小保方氏に対する過保護な目は許されないのです。
2014/8/2(
) 午後 6:16 巻町 返信する


うわー、最初のものと同じ細胞を最後まで使う証明がなければ、どういう論法で論文を組み立てるんですか-?

途中から違う細胞を使ってね?って言われて、終わりですよ~
そして、切り張り画像の結果はその良好なデータが存在しなかったのですが…?
小保方氏は捏造行為でアホをやっただけ、つーか、良好なデータが出ていればそもそも切り張りをする必要はないでしょー
2014/8/3() 午後 1:13  返信する


で、実際、件の細胞を小保方氏の研究室にあった!
小保方氏の研究室にあるはずのない丹羽研究室のTS細胞もあった!…その事実は動かないのですが?
だーかーらー、そういうアホみたいな嫌疑をかけられないために、TCR再構成の結果が必要なのですよ?
2014/8/3(
) 午後 1:17 巻町 返信する


坂町さんは、初期化したT細胞でキメラができるのか?に対する考察が全く欠けている。
初期化したとされる酸浴細胞で何が細胞に起きたのか?についても、論じていない。

以下は、小保方氏が「あの日」に書いた内容である。

調査 委員 の 先生 たち が 一番 注目 し た データ は、 TCR 再 構成 の 電気泳動 の 図表 だっ た。 電気泳動 で 示さ れる データ は 多く の 場合、 定量 的 な データ か、 定性的 な データ か、 2 種類 に 分ける こと が できる。 バンド の 濃 さ によって 量 を 判定 できる 場合 が あり、 どちら かが 多い、 少ない、 という 量的 な 違い を 示す 定量 的 データ について は、 違う ゲル で 実験 が 行わ れ た 場合 には それ を 明確 に 示す という ルール が ある。 しかし バンド が 現れる か、 現れ ない か、 という、 ある か、 ない か、 を 示す 定性 データ の 場合 には、 違う ゲル 写真 で あっ ても、 それ が 違う ゲル で ある こと を 示さ なけれ ば いけ ない という 投稿 規定 が ネイチャー 誌 には なかっ た。  
小保方晴子. あの日 (Kindle の位置No.1879-1885). 
・・・・・
STAP 幹細胞 の TCR 再 構成 について は、 当初 若山 研 の スタッフ によって 解析 が 行わ れ た。 その 時 の 結果 では 調べ られ た 8 株 の うち 2 株 には TCR 再 構成 が ある よう だっ た が、 その 実験 には コントロール 実験 が なく、 結果 の 正確 さは 担保 さ れ て い なかっ た。 その ため 私 が 後日、 自分 で 確認 の 実験 を コントロール 実験 と 同時に 行っ た ところ、 どの 細胞 株 からも TCR 再 構成 は 観察 さ れ なかっ た。 しかし、 私 が 解析 し た STAP 幹細胞 は 若山 研 の スタッフ が 実験 を 行っ た 細胞 から 継 代 培養 が 繰り返さ れ て い た ので、 STAP 幹細胞 に 元々 TCR 再 構成 が なかっ た のか、 継 培養 の 過程 で 選択 が かかり TCR 再 構成 の ない 細胞 だけが 生き残っ た のかが 不明瞭 に なっ て しまっ た。
小保方晴子. あの日 (Kindle の位置No.1919-1926). 

上記の記載から明らかなように、「あの日」が出版されてから、人々は、STAP幹細胞のTCR実験を当初、行ったのは小保方氏ではない事を知ることができた。

STAP論文の膨大な量の専門的実験は、新人である小保方氏ひとりでこなせるわけがない。各種の実験の担当者は、いまだ、明らかにされていないし、誰も語らない・・・。

「あの日」の記述から推測しても、幹細胞を用いた実験については、小保方氏に関与させなかった可能性が高いと感じる。
幹細胞実験は、若山研究室の技術の粋を集めた実験だったのではないだろうか?
小保方氏は、若山研究室の高い技術に敬意を払い、触れてはならぬ聖域にしているのではないか?
とても、残念なことではあるが、小保方氏自身も実験担当者については、語らないと決めているのかもしれない・・・。
酸浴前に、誰がマウスを小保方氏に手渡したかのついても彼女は語らない・・・。

実験の実態の公表は、桂調査委員会が明らかにしなければいけなったはずである。


2018/6/21(木)の当ブログタイトルは以下であった。
「吉村氏は、「T細胞以外からできたのは認める」とのお立場ですが、それが、「T細胞からできたのでなければ、おかしい」との世論になってしまった例ですね。」
本日は、もう少し、この続きを書きたいと思う。

学とみ子にとって、TCRは思いもかけない大変な発見でした。
当ブログでは、この部分をもう少し攻めてみたいと思います。
当ブログに来られるES派の方々は、TCRが不得意のようなので、私がこの部分に触れることは、私が安全地帯にいられるということかもしれません。

昨今、学とみ子が皆さまからのコメントを止めているわけではないですが、このところ、学とみ子ブログは静かです。

学とみ子を罵倒する人たちは、当ブログを、認知症の老婆がでたらめばっかり書いているだから相手にしないぞ!かもしれないです。
でも、現実生活で、認知症と言われたことは一度もないし、本日は、ヒールのある靴を履いていることをなんと!ほめられてしまいました。学とみ子にとって、ヒールの無い靴は靴ではありません。
外野が静かだと、ますます、学とみ子にとっての安全地帯のテリトリーが広がります。
TCRについては、ES派の方々は、さんざん、間違った記述を残しているので、きっと、もういらっしゃらないでしょう。

そいうわけで、学とみ子はTCRで勝負して、世論の誤解にチャレンジして行きます。
「お前のかあさん、でべそ!」的なコメントでは、恥ずかしいですよ・・・・。

学とみ子は、人々はなぜ、STAP細胞がESとの非常識な説を信じてしまったのかに興味があります。

生物学の学者世界は、実にスモールワールドで成り立っている事を知りました。
STAP事件のように、個人の冤罪疑惑があっても、皆、関係者が黙っているという世界でもあります。

一方、医学界はもっと多数の人々がひしめき合う場所であり、多彩な価値観の有象無象の集団であり、なにより、属する人々は自由人です。
学閥派閥も多彩なので、STAPのようなおかしな裁定が出たら、業界の人々が黙るとはいうことはないと思います。

一般の人々が何も言わない理由は、生物学業界の人々の科学知識を信じているからです。

所詮、ES説はむりくりです。この先、科学知識が進歩すれば、STAP細胞がES混入だと業界が決めたことが間違いであったと皆が気づいてしまうでしょう。
小保方氏は、そうした時がくるまで、たっぷりある時間を使って、少しづつ身の潔白を証明していけば良いと思います。

もう一度、吉村教授がどのようなことを言っているかを振り返ってみましょう。
吉村教授の解説 青字
http://n-seikei.jp/2014/03/stap-1.html
STAP幹細胞にはTCR再構成のあとはありません。予想はしていたけれどこれは(少なくとも私にとっては)衝撃的だ。これは論文のabstractの”induction”説を否定して結局cell-type-dependent=selection説を肯定するものではないか?少なくとも終末分化した細胞のリプログラミングに成功したとは結論できないのではないか。selectionであっても何らかの細胞からマウスにまでなる幹細胞を生み出したことは画期的なのかもしれない。だから西川先生はTCRデータを『重要とは思っていないのでしょう』と回答されたのだろう。ともかくも私の疑問は解消された。T細胞(somatic cell)は酸処理くらいでは(増殖可能な)万能細胞にはなれません。それってやっぱりselectionを示唆しているのでは? 引用おわり
・・・・


細胞学者、基礎免疫学者であれば、細胞を酸につけただけで、それまでの細胞が築き上げてきた内部情報が全く変化するという想像はしないと思います。そうした意味で、吉村教授がSTAPを疑ったのは当然と思います。
願わくは、まず、T細胞で、キメラができるのか?の視点から、議論を始めて欲しかったと思います。
その類の近辺の論文は、吉村教授はいろいろ知っているはずです。

赤字部分は一番大事な点です。しかし、ここが強調されることはありませんでした(涙)。
STAP論文はこれだけで十分、画期的といえるものです。

メチル化実験も、増殖曲線も、STAP論文の主旨とは無関係でした。
しかし、図表のねつ造と言えば、ねつ造であり、ねつ造は独り歩きを始めます。
「ねつ造」という言葉を一般人に印象付けたいがために、メチル化実験も、増殖曲線も、その問題点が利用されたのだと思います。

ねつ造はどのようなタイプでもねつ造であり、許しがたいという意見は尊重されるべきです。
図表の改変を擁護するような言い方は、科学者は嫌うでしょう。

しかし、何の論文も書いていない科学者(科学を生業としている人)が図表のミスを指摘しても、その資格は無いと私は思います。
自らが、価値ある論文を書き、図表に一切のお化粧をせず、実力で勝負できる研究者であれば、メチル化実験も、増殖曲線も非難する資格があろうというものだ・・です。
恐らく、その人の周りには優秀な研究者が集まるでしょうし、他人のミスをいじくっている時間はありません。

この吉村教授のTCRの解説は実に都合よく、ES派に利用されたと思います。
吉村教授自身が、派閥学閥的な立場でのSTAP批判論者、プロiPSの学者なのかどうかは別にして、上記文章は、やはり、T細胞からSTAPができることが第一義的と位置付けられる世論づくりに貢献したでしょう。

一義的なことは、T細胞からキメラマウスができるのか?という部分だと思います。それが可能であろうとの方向で議論が進み、その次にキメラがT細胞であるかもしれない、その証拠を探そうとの方向に進むべきだったと思います。

吉村教授も、酸につけただけでそんなにすごいことが起こるはずはないという疑心半疑の思いがあったのでしょうが、その思いをぶつけるべきは、若山氏であったのではないのか?
吉村氏が教授という立場であれば、小保方氏に直接、メイルで事情を問い合わせられるだろうし、小保方氏は、「若山先生に聞いてほしい」と答えたのではないだろうか?

ES推進をしていたジャーナリスト詫摩氏が書くブログに、吉村教授が上記の文章を書き込んだということは、アンチSTAPの人を大いに増やしたであろう。

吉村教授の影響力についてはこの位にして、彼がていねいにTCR実験の説明をしてくれたのは、大変、ありがたいことでした。
その理解を深めるためにも、本日、類似の論文を紹介します。

この論文は、以前にヤッパリ氏から紹介された論文の一部だと思うが、この論文は、胸腺細胞(一部にTCRを持つ)に、ESを人工的に融合させて、できたハイブリッド細胞でキメラマウスを作ってみたとの研究です。


上記論文では、胸腺細胞(一部にTCRを持つ)+ESで作製した合胞細胞を胚盤胞に注入して、キメラマウス(胎内)を作製しました。その写真が論文中にあるが、およそ、STAP論文のようなきれいなキメラマウスにはなっていません。

この実験で興味深いのは、STAP論文ではわかりくかったTCRについて、良くかかれている点です。TCR再構成とは何か?を理解するに適した論文と言えます。
この論文では、胸腺細胞のTCR再構成のきれいなゲル図が見れます。
PCRで増幅しているDNA部分(D2J2)はSTAP細胞と共通なのですが、STAPはポリクローナルな細胞であったのに対し、この論文では、ひとつひとつの胸腺細胞はそれぞれクローンであるので、ゲル図がシンプルでシャープなパターンを示しています。

ESと合体させられて合胞細胞にされてしまったものの、元の胸腺細胞自体に、TCRを持ったT細胞があり、それが単一TCRを示していることに注目できます。
つまり、STAPの時のTCR再構成のゲル図との違いに注目してください。

さらに、この合胞細胞は、キメラ胚の中で三胚葉を形成したが、元の胸腺細胞由来の遺伝子が残っているかは確認できませんでした。

イメージ 1


Dβ2からJβ2までのTCR遺伝子のDNAゲル図が(a)の上図に示されている。
距離は、DJβ2.1から2.6までの1.8キロbpである。

このDβ2からJβ2まで限られた領域だけをみても、モノクローナル細胞集団でTCRのパターンがそれぞれの細胞ごとに異なることが理解できると思う。
TCR再構成の一部、DJβ2.1から2.6までで、どのタイプの遺伝子集団を選択したのかの違いが示されている。

ゲル泳動図の(a)上部図、M、T、ESに続いて、1,2,3,4,5,6の各胸腺細胞のゲル図パターンが違う原因が理解できたであろうか?
それぞれ1,2,3・・・のESハイブリット胸腺細胞は、それぞれの隣り合う遺伝子集団の中から1個を選んで再構成した結果、ゲル泳動が上図のようにDJβ2.1, 2.2, 2.3・・・と並んでいくのである。
つまり、TCR再構成のために選択した遺伝子部分が、それぞれのT細胞ごとに、異なることを意味している。

STAP論文Methodでは、以下のように記載されています。
TCR遺伝子群のうち、DJ塩基部分2.1-2.6を増幅するプライマーを用いています。
Db2:5’-GCACCTGTGGGGAAGAAACT-3’ and Jb2.6:5’-TGAGAGCTGTCT CCTACTATCGATT-3’ that amplify the regionsofthe (D)J recombination.

丹羽先生の説明では、分化したTCRをもつT細胞は全体の1%程度とのことでした。

今回、ここで紹介した論文ゲル図において確認できるように、部分的DJ遺伝子レパトワですら、このような多様なTCR再構成となっています。
 
全体の再構成は、VDJやC領域を含んだ広範な遺伝子部分で起きてる、T細胞分化の一大イベントです。
STAP細胞は、いろいろな細胞が雑多に混じったものであり、そのうちのT細胞のTCRもひとつひとつ異なっているはずなので、ゲル図パターンが異なります。
たとえ、T細胞が生き残り、キメラの体内で増殖に成功したとしても、どのTCRを持つT細胞なのか?はわかりません。

STAP-T細胞がキメラマウスの一部となったとしても、どのTCRを持つT細胞が貢献したのかは、キメラマウスの構成細胞から検出することができません。

STAP論文のこの部分を貼っておきます。
イメージ 2
イメージ 3

当ブログでは、TCRを誤解していた研究者層の発言が、STAPねつ造論の広がりに影響した経過を考察しています。

ブログであれ、マスコミ記事であれ、過去に書かれたSTAP関連記事の中には、当時、さまざまな憶測がありました。これら発言には、誤解に基づくものもありました。
論文発表後、研究者、マスコミの人たちの誤解に基づく情報発信を考察することは、STAP解明の一助になると思います。
現在もアップされている誤解記事について、今後も考察していきたいと思います。

未知なるものを解明して世の中に発信したいと科学者たちが試行錯誤する過程で、科学者自らに誤解が起きることがあります。
数年かけて探索していた研究が、後に間違いや誤解に基づくこともあるでしょう。
大きな新規の発見を望むほど、科学者たちが自らの失敗に気づいた時のストレスは大きいものになりそうです。

同様に、他人の研究において、研究者自身が不信を感じた時の怒りや抗議の感情は強いものになりそうです。
特に、注目を浴びた研究発表に初歩的なミスがみつかったり、著者が新人であったりした場合、ベテラン研究者は許しがたい怒りを抱くかもしれません。
研究者の中で、ふつふつとした抗議の思いが高まるものと思います。
一般的にも、科学者たちのメンタルヘルスは、過酷な職場環境にあると言えそうです。

STAP事件が起きた2014年、STAP論文に対する疑義が大々的にとりあげられ、大きな社会的事件となりました。
そして、同年12月に桂報告書がES混入説の発表をもって一応の決着となりました。

なぜ、決着したのかを改めて考えてみると、ES(混入)説が採用されたからと言えます。
逆の言い方では、ES混入説を採用しないとSTAP事件は収束しないと考えた関係者が多かったと言うことです。
つまり、激しく騒いだ人たちは、まさにES派だったという事です。
今更、あたりまえですが、真正科学の追及との大義名分でSTAP細胞が否定されたという事です。
真実を報道したいと熱意に燃えたマスコミ関係も、ES論が正しいと信じて疑いませんでした。

理研がES論をあいまいにすると、STAP事件は世界的な科学スキャンダルとして日本の権威は失墜するというように社会的位置づけがなされました。
でも、国内外を問わず、研究者の中には、STAP論文を肯定的に評価する書き込みも見られます。
では、本当にSTAPをESと決めないと、国際的スキャンダルになるのでしょうか?

それでは、ES説を採用したら、複数の共同研究者により作製された実験の多くの図表がねつ造作製になってしまうのですが、それは国際的スキャンダルではないのでしょうか?
複数施設に所属する複数研究者が参加したSTAP論文では、ねつ造図表が大規模に羅列されてしまうのですが、こちらの方がよっぽどのスキャンダルになりそうな気がします。

世界がES説で納得したかのように落ち着いたのは、研究者層の人たちは、研究所で起きる騒動とは、所詮、謎めいたものとの認識があるからでしょう。
嘘の論文は所詮、その後に淘汰されてしまう、実験の正誤はいづれ判明していくことを、研究者たちは知っています。
権力組織において権謀術策が行きかう様は、テレビドラマでも一般人は見聞きしています。

ES派がマスコミを取り込み、政治家を巻き込むことができたのは、やはり、学閥派閥的な権力構図がES説に優位であったと想像します。
ES派は、がんばって、がんばって 「STAPはES」の結論に持っていくことに成功した事件だったのではないでしょうか?

ある意味、意図的に画策されたもので、社会が動いたという実例なのだと思います。

ねつ造犯とされた小保方氏が彼女自身を心底否定し、死んでも良いと考えながら放浪しなければならなかったのは、ねつ造犯小保方を社会全体が認めたと、彼女自身が誤解してしまったのではないかと思います。

しかし、小保方氏は、残るエネルギーを振り絞って、手記でES(混入)否定を訴えることを決意しました。
その結果、初めて小保方氏は、日本社会はねつ造報道に批判的な人が多かった事実を自覚できたと思います。
つまり、日本や理研がES説を採用しなくても、世の中は議論が残るまま、日本の権威が失墜することもなく、それで進んでいくということです。

騒ぐES派の人は相変わらず騒ぎ、マスコミも同調して騒いだとしても、反ES説も出回ります。
ESねつ造では状況が説明できないとの解説が出回るようになり、バトルは何年にもわたり繰り返されたかもしれません。それが世の常でしょう。

研究室という密室の中で、長い研究期間の間で行われた人の行為を、後から第三者が解明することなどできないです。
著者らが言ったことによほどの矛盾が無い限り、著者の主張は認められます。
実験の結果に残った多数のサンプルは存在し、著者が無くなっていると主張したら、調査委員会はそれを調べるのが筋です。
サンプルの正当性が確保されない状態で、検査のために税金を投入しても意味がありません。
時間が経てば経つほど、疑わしい考え方や問題点は淘汰され消えていきます。
TCRについても、これだけ多くの人が誤解をしていたのです。

単にDNA構造類似性をもって、STAP細胞はESから作られたと証明することはできません。
クローン技術があれば、動物も細胞も同一遺伝子を有するからです。

そうした事は、一般人は知りません。一般人が信用したのは、権威ある理研が発表したからです。内容を理解したわけではありません。
ですから、結論がでないまま議論が遷延すればするほど、ES派には不利になることは、前回のブログに書いた通りです。

議論はつきぬとも、世の中は続いていきます。
「誰が何をしたのかの結論がだせませんでした」の結果で、多くの人は納得します。
迷宮入りの殺人事件が解決しないことを人々は受け入れます。

理研の権力構図は変化し、新たな長が現れ、出向役人が継続的に投入され、税金の投入は続くでしょう。
学会には、胸を張った、ぴちぴちの理研に所属する若手研究者たちが登場します。
聴衆は、自信あふれるよどみなく響く声で、自らの業績を自慢げに説明する若手のしゃべりに魅せらます。
世界の学者たちは、新たな新研究に邁進し、生物分子学の仕事は積み上げられていくのです。

桂報告書が出たその時に、しっかり異議を訴えるなど、小保方氏に残された手段はありましたが、彼女はそれを選択しませんでした。
理研がES混入説を発表してからは、専門家たちからのSTAPサポートは激減したと聞きます。
ES混入説の行き詰まりはそのまま、誰も見向きません。
行きつまりを説明する義務など、もはやES派にはありません。
 
そこをほじくっている当ブログ主に対し、できない奴!無知な奴!でたらめな奴!認知症!との批判が寄せられますが、はるかに小規模とは言え、ES派が小保方氏に向けたものと似通っているような気がします。

STAP事件において、私が特徴付けたいと思う点を書きます。
同じ生物系の専攻者で、少し離れる生物分野の研究者たちが、熱心にSTAP攻撃を行った点に注目したいです。
彼らの専門知識不足からくる誤解が、STAP細胞をさらに怪しげな細胞にしてしまったと思います。

STAP細胞中のT細胞についても、そのTCRの形は、限りなくまちまちとなりますが、ここの誤解も専門外の学者に大きかったです。CD45細胞で集めたT細胞の中のTCRパターンは、細胞ひとつひとつ異なります(一部に共通パターンがあります)。
ですから、生きた動物キメラとなった時点で、元のTCRを用いた実験法では、キメラのT細胞をさがすことができないのです。
もし、後にT細胞のTCRを確かめたいなら、胚に入れる時に、すでに単一のTCRパターンのT細胞のみを選ぶ必要があります。

細胞の起源(元細胞は、T細胞か、B細胞か、その他か)は一定ではありません。
STAP細胞は、毎回、毎回の作るたびに、異なる細胞で構成されています。
生物を扱う研究者であっても他分野に属する人が、こうしたSTAP細胞の作られ方に大きな反発を抱いたようです。

STAP細胞は、実験のたびに新たなSTAP細胞塊から調整されるので、その構成細胞は毎回、作成のたびに異なります。用いた細胞起源が、毎回、ばらばらのSTAP細胞は、他の研究分野の人にとっては、信じられない(いいかげんな?)実験手法と捉えられたようです。

STAP細胞とES細胞の比較実験においても、STAP細胞は、実験のたびに作られています。
STAP細胞は、複数の動物から作っても良い、何の臓器から作っても良い、メスオスまぜても良いのです。

遠藤氏が、Kahoの日記に書き始めた頃は、コメンテイターから、STAPはポリクローナルな状態、幹細胞はモノクローナルなものであるから、そこを分けて考えるべきと注意をされていました。

一方、STAP幹細胞では、STAP細胞と状況が変わります。
幹細胞の場合は元の細胞は1個レベルから増殖させたと考えられます。
この幹細胞8株がそれぞれ単一TCRをもたないのですから、T細胞由来ではない事ははっきりしています。
ES派の主張は、T細胞由来が証明できないから、STAPは偽物と強引に持っていこうとします。
なまじ、著者らが、実験途中でTCR検索をしたことで、その後のSTAP細胞に、大きな誤解を生むことになってしまったと思います。
TCR検索など、無くても全く問題はなかったのです。

キメラも幹細胞も、T細胞由来であるべき論にこだわった研究者は少なくなかったと思います。
しかし、T細胞でキメラができるの?には疑問があります。
他分野の研究者は、T細胞が生きたキメラを構成することの難しさがわかっていません。

遺伝子を強制的に挿入したT細胞は、三胚葉に分化します。これは細胞が初期化された証拠にはなりますが、この初期化細胞を用いたとしても、生きた動物になれることを証明しません。

生きた動物になるには、免疫系が統合した機能をもつ必要があります。
免疫構成のための遺伝子は、同時に体節構成の遺伝子を兼ねます。
先天性免疫不全症では、特徴的で固定的外表や内臓奇形を伴います。
医学生はその理由を学びます。
免疫遺伝子は、単なる免疫構成のために使われるだけではありません。
キメラ化は、初期化細胞にとって、三胚葉分化以上に果てしなく難しい壁があります。

奇形種は、人の体内で細胞の自動的増殖が起こり腫瘍になり、人の体内に多能性を持つ細胞があることを意味しますが、胚のような全機能は持ちません。

細胞が分裂する際、染色体が暴露されますが、その染色体構造に欠陥がある細胞は、その後の増殖には不利でしょう。流産胎児の多くに染色体異常が見られます。
細胞同士でお互いを感知するしくみがあるからです。

染色体コピーに欠陥を生じた細胞は感知され、細胞同士の情報交換により欠陥細胞は淘汰されます。
本来、備わっているはずの完全型のTCR遺伝子がもはや存在しないT細胞から、本当にキメラができるかの実験は誰も試みていません。

しかし、STAP実験系に不信感を抱く研究者たちは、実験はT細胞を用いなければ意味がない、TCRが同一でなければ意味が無いと言いました。
ES派の研究者層は、場違いな点であることを顧みず、当然、T細胞であるべきと主張し、かつ、キメラはそれが達成されていないと怒りをあらわにしました。

「毎回、違う細胞を使う実験なんて、でたらめだ!」
「前の実験で証明したことが、次の実験では証明できないとは何事だ!」
小保方氏がT細胞から分化したSTAP細胞で実験をして成績を出したのだから、最後までT細胞でなければ嘘論文だ!と言います。

詫摩氏は、最初からSTAP偽物論を推進した方ですが、以下のように解説しています。
彼女もまた、キメラをTCRで確認すべきと言っている人です。青字
この詫摩氏文章について、学とみ子が茶字でコメントをしています。

現在(2018年6月30日)アップされている記述は以下です。
http://blog.miraikan.jst.go.jp/topics/20140317stap-2.html 青字
元のサイトに飛んで、内容を確認してください。

詫摩氏:これでは、脾臓にもともとあった別の万能細胞や、何らかの理由で混入したES細胞などである可能性を捨てきれません。

(詫摩氏は、脾臓内にもともとあった万能細胞が入ることはあってはならぬと言っています。ESコンタミはあってはならぬ!は誰にとっても常識ですが、CD45細胞に含まれる未分化細胞までもESと似た評価をしています。脾臓内から取り出してソートした細胞までも、ESを同一視していて、実験ミスであると詫摩氏は位置づけています。ここで印象操作の感があります。)

詫摩氏:この点は慶應義塾大学の吉村昭彦先生や明石市立市民病院の金川修身先生、広島大学名誉教授の難波紘二先生が比較的早くから指摘していらっしゃいました。匿名での指摘もありました。
証拠が論文に十分に示されていないわけですから、本来は査読の段階で見つけられるべき不備です。ですが、なぜか見つからずに掲載されてしまいました。
はっきりさせる方法はあります。
キメラマウスの細胞を採って、TCR再構成が見られるかどうかを調べればいいのです。TCR再構成があれば、もとの細胞はT細胞由来という証拠、つまりはSTAP細胞という証拠になります。


(学とみ子:詫摩氏は、TCR再構成というは分化T細胞共通にみられるDNA変化のことを意味すると間違った理解をしているようです。このような誤解は、かなり広くの有識者で起きていた可能性があります)

詫摩氏:キメラマウス作成の実験をなさった著者のお一人、山梨大学の若山照彦教授は、STAP細胞からつくったSTAP幹細胞を手元にお持ちだそうです。この細胞もキメラマウスづくりに使われた細胞です。これを第三者機関に渡して解析してもらうと仰っています。
ただし、STAP幹細胞に関しては、著者のうちの3人が3月5日に公表したSTAP細胞づくりの手順書によれば、TCR再構成はなかったと書いてあります。
・・・
キメラマウスづくりに使われた"STAP細胞とされる細胞"がT細胞由来だとされれば、本当にSTAP細胞があったのだ、ということになります。
でも、もうしそうでなかったら......。
「ない」ことを証明することはできません。T細胞由来ではなくても、刺激で万能性を獲得した別な細胞だった可能性は否定できないのです。

(学とみ子:それでも良いと、ネーチャー編集は判断したのです。T細胞でなければいけないとは著者らは言っていません。言っているのは、STAPはESだと信じて活動する人だけです)

実は、詫摩氏は、キャッシュの文章では、T細胞由来化は、TCRを調べれば良い。遺伝子の2kbpで調べられると言っています。TCRのゲル図の時の、GLバンドとは、T細胞に分化する前のDNA配列ですが、T細胞になると、GLが薄くなり、ラダーが形成されます。このラダーは、ひとつひとつのT細胞で異なるパターンを示します。STAP論文では、JエクソンというTCR再構成のごく一部のDNA配列を見ています。
STAP細胞論文のTCRのゲル図(Fig1 i、Extented2g)のTCRゲル図は、STAP細胞ごとにDNA配列ラダーの違いが示されています。

T細胞は、TCR再構成を経ながら分化を進めます。もとの、GLラインを残す細胞(再構成されていない)が一緒くたになった混合物がSTAP細胞の実態です。
しかし、詫摩氏は、専門家からそのような解説を受けなかったのかもしれません。
詫摩氏はTCRを後に解説すると書いていますが、その後に何か解説記事を書かれたのでしょうか?書いた後削除したのでしょうか?

詫摩氏の文章ですが、キャッシュでは以下の文章がでてきます。今見れる記事では「GLのバンドでもせいぜい2kb」の記載は削除されています。これは詫摩氏がTCRの理解の間違いに気づいたからでしょうか・・。

blog.miraikan.jst.go.jp/topics/20140317stap-2.html - キャッシュ
..... でも、原著論文を見るとこのPCR産物の電気泳動はGLのバンドでもせいぜい2kbくらいの短い断片です。

以下の写真は、詫摩氏の記事からコピペしました。

イメージ 1






コメント(2)
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人の名前の漢字を間違えまくるのはやめたら?失礼極まりない。
託摩さんは実名で自身の意見を述べられてるんだから、直接議論したらええやん。遠藤さん然り。 削除
2018/7/2(月) 午前 1:24 [ 認知症と言われても仕方ありませんな ] 返信する
> 認知症と言われても仕方ありませんなさん

名前の変換間違えてすみません。

直接議論出来たらうれしいですね。でも、相手が応じないと思います。ES説の破綻については、ES派はフォロウしないでしょう。STAP潰しは成就しました。

マスコミもES派の操作の犠牲者と思います。彼らはプロでないのだから、いつでも引き返せます。実名を出している事だし… 削除
2018/7/2(月) 午前 7:00 学とみ子 返信する




キメラマウスの構成細胞は、STAP細胞のうち、どのタイプの細胞に由来するか?についての答えは、「わからない」です。著者らも、そこは言及していません。
「酸浴により、マウス脾臓由来CD45+細胞(血液系)から初期化した細胞に由来する」が、とりあえずの答えかなと思います。

つまり、一部の人が言うような、キメラがT細胞に由来するはずではないし、まして、T細胞からできたと証明されるべきでもありません。

当然、実験に無関係な第三者にすぎない学とみ子が、「キメラマウスの構成細胞は、STAP細胞のどのタイプに由来するか?」をしつこく聞かれても、答えはありません。
分化したT細胞が、胚の中で生存に不利だと学とみ子が思う根拠についてはすでに書きました。
これは、T細胞の表面蛋白の表出とはいっさい、関係の無いことです。

しかし、それでも、起源細胞をしつこく当方に質問してくる人がいます。
ES派の人の目的は、学とみ子から「それはわかりません」という答えを引き出したいからでしょう。

学とみ子が、「それはわかりません。」と答えれば、
「ほら、お前(学)は何もわかっていないな!こちら(ES派)の質問にも答えられないじゃあーないか?」と、ES派が言えるからでしょう。
ES派の人は、しつこく追及することで、相手(学とみ子)を論破できたとのスタイルをとりつくろいたいのでしょう。

印象操作を盛んに繰り出すことで、議論相手を論破したとの表面的スタイルをつくりたがる人がES派に多いようです。

議論の相手が初歩的なミスをしていると印象づけるために、話題をあえて、初歩的な説明に戻るとの手法があります。

初歩的な部分は理解している聴衆がいて、さらなる上級の知識を二人の論者間の議論から得ようとする聴衆を前にしたとします。
議論する人同士は、相手を論破したいわけですが、論者同志で操作が加わることがあります。
つまり、一方の論者が相手論者に対し、上から目線で教えているとパフォーマンスをすることです。これにより、聴衆に上下関係を印象付け、議論を有利に運ぶ事ができます。

議論の相手を論破するのではなく、あくまで、聴衆に対する勝ちのパフォーマンスです。
聴衆には、議論の的になっている大事な部分がぼけます。
いつまでも、誤解をしたふりをして、議論を煮詰めないで、議論相手をかく乱する方法もあります。

しかし、この手のかく乱行為は、聴衆が知識を深めることで避ける事ができます。
いつまでも、同じ手は使えません。

一般の人達の細胞に関する知識が深まってきています。
TCRはがん治療の理解にも役立ちますし、日常、持っていると得する知識になっていきます。
科学が進むと、結論が固定化され説明が容易になるために、誰でも理解が容易になります。
STAPの場合、この先、いろいろな技術が出てくるたびに、細胞に関する一般知識が進むでしょう。
その時、STAP細胞はESであったとの説の堅持には、ますます疑問がなげかけられるようになるでしょう。

例えば、今回の○○氏は、「学とみ子は、STAPとは関係の無い免疫学なTCRの知識を持ち出してきて、ごまかそうとしている」と言いました。
キメラマウスの構成細胞を後から調べる時には、TCRは手段として使えません。
TCRの形は、T細胞の1個づつで違い、どのタイプがキメラを構成したかがわかりません。
そこを考えるためには、TCRの免疫的役割についての知識は必須です。
今は、この解説ではやや難しいと感じる人たちでも、科学知識の一般化が進むことで理解が容易になります。

専門者が偏ったことを言っても、説得力が無くなります。
どちらが正論を言っているかが、後になれば、誰にでもわかってしまうのです。

研究者の一部の人の中には、ご自身の持っている知識はすごい、STAP派はバカばかりで、一生かかっても理解できないと恥ずかしげもなく相手を罵倒できる人がいます。
ご自身が相手を罵倒するのが平気なくせに、仲間内の人が批判されると怒ります。
こういうタイプの人は、その人自身が知識のない部分を振り返ることができません。
結果、ちぐはぐな経緯は、後に一般人がちくはぐと理解するのです。

STAP細胞にまつわる議論をするときには、最初から網羅的に専門知識が備わっている人はいません。
科学者と言えど、一人の人の中で、STAP実験全分野に網羅して知識を持つことは難しいです。STAPを論じるには、とても広い科学的知識が必要だろうと思います。

生物学者と言われる人たちでも、遺伝子解析や実験的な手技には知識があっても、少し、外れるともう知識が薄くなってしまいます。
狭い範囲の知識しか持ち合わせない人の場合、ライバル研究者と議論がかみ合わない時は、相手が間違っている、嘘を言っているとすぐに思い込んでしまう人がいるということです。
こうした人では、STAP細胞がESだという発想を持ちやすい人たちでしょう。

学とみ子はこんなことも知らない!ここを学べ!などの情報をいただきましたが、そうした情報のやりとりの中で、関係者間で、TCRについて驚くべきの誤解があったことがわかりました。
これは収穫でした。
生物学者って、ここで、こんな誤解をするのか!がわかり、私はびっくりしましたね。
一方、ES派の人にとっては、学とみ子に教えて損した!部分かもしれません。
こんなはずじゃあなかったのにかと・・・。

そして、さらに驚くべきことに、ES派の人がこのブログにTCRへの誤解を書き込み、その記録が残っているにもかかわらず、自ら書き込んだ間違いは、認めないことです。

TCRについては、著者らが属する若山研究室をはじめ、生物学の人たちには幅広く誤解があったようです。これからもわかるように、現時点では、TCRは専門的な分野であり、ウィキペディアで勉強すればすぐに理解できるという話題でないようです。

ES派の人たちは学とみ子が、間違っている、でたらめを書いている、答えに詰まっている などとくりかえしました。
その攻撃は今も続いています。
ES派のTCR誤解が明らかになったこの期に及んでも、ES派は、手を変え品を変え、学とみ子を否定を続けます。

本来、フェアな議論というのは大事なはずですが、ES派の人たちは、主張が行き詰まっても、決してそれを認めず、当ブログの方が間違っていると言い続けます。

そして、ES派から学とみ子へ教えてやったのになんだ!などと言ってきます。
つまり、そうした状態なのですから、ES派のコメントは情報操作であり、お互いに誠意あるコメントで評価し合うという機能はすでに無いわけです。

ES派のコメントは、ここではもう公開する必要は無いと思います。
他に当ブログの悪口サイトがあるのですから、そちらで盛りあってくださればよいと思います。
学とみ子も、時々、そちらのサイトを覗いては、当ブログのネタになりそうなものをいただきたく思います。

どこの分野でも、その道の専門家はそれなりの知識をもっているわけで、タンクローリーの運ちゃんも、製鐵工場のおじさんも、効率よく怪我がないよう、やりがい・生きがいで仕事をしています。
だれでもお互いの専門領域に敬意を払い、お互いの無知を許容し合って生きています。
簡単に相手を攻撃し合わないで住み分けをしています。
しかし、STAP事件は、研究者同志の話合いはなく、不信感をぶつけあった印象です。

STAP同様、許容のルールが守れない人からの執拗な攻撃に対しては、当方ができる手段を駆使しなければなりません。

当ブログでは、著者らの努力がどのように誤解され、報われなかったのかの経緯を考えて行きたいです。情報操作がどのように行われたのか?情報操作の裏で関係者たちにどのような誤解や無知があったのか、考察をしていきたいと思います。

理研の中でも様々な立場の人が反ES派の思いを持ちながら、当時の理研の力関係に屈し、反ESの証拠を残した可能性はあります。
それをさがすのも大事なことだと思います。




コメント(14)
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学さん

Stap否定論者との大変なご対応
御苦労様でした。彼らの本質的な狡猾な
精神性を浮かび上げて下さいました。
私のように科学内容に浅くても
社会人生経験的判断から、
こちらの一般閲覧者の方々も
学さんとの精神性の違いは
明確に把握出来たのではないでしょうか

ここんところの学さんの解説はとても
分かりやすかったと思います。

Stap問題の考察を通して、
私達、生きとして生きる、
命の絶妙な働きの素晴らしさを
絡ませながら、
私達に伝えて頂きたいと思います。 削除
2018/6/30(土) 午後 6:27 [ Ooboe ] 返信する
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やっと和モガプログ記事
2015年7月22日からの全記事を
なんとか、読み終え
その視点から、もう一度
「あの日」を読み返しているところです

以前は
関心のある記事だけを、
都合よく摘まみ読みをしていたので、
和モガ説の全体像は
理解出来てませんでした。
専門データ記事で立ち往生しましたが
おおまかですが概略的な全体像は
把握出来た感じがします。
摘まみ読みしていた時より
私の考察盲点が様々浮かび上がって
くるのが、とても楽しかったです。

パトナは和モガさんと直接議論しあっていますが、ある時点に於ける
当所のパトナ考察は修正を迫られている
ようです。
和モガさんもパトナ資料から考察を
深めておられます。

私は
「あの日」との照合作業からも
新たな発見があります。
追々内容を報告したいと思います。 削除
2018/6/30(土) 午後 7:06 [ Ooboe ] 返信する
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和モガさん考察は
「StapはESに由来する」という
桂調査解析は、科学的解析結論だった。
ということを、
すんなり受け入れてしまった
殆どの科学者の盲点を指摘されました。

とてもシンプルな視点からの疑議
アプローチだったんだなぁと思いました

桂調査解析は
取り寄せ調査サンブルESとStapの
遺伝子の並び配列特徴が単に酷似していた。
ということを示しただけのもの
例えば
(身長、体重、歯の欠け方)が
酷似していただけを示したに
過ぎない調査方法だったのに

最新式分析機器の解析結果だという
権威を盾に、
ならば間違いはないだろうという
その厳密信頼性を隠れ蓑に
思考停止誘導をしたものではないかと
思えます。
この思考停止誘導により
調査方法については
疑議が挟まれないように巧妙に
レトリックされた報告書であったことが
改めて和モガ考察から分かりました。 削除
2018/7/1(日) 午後 0:02 [ Ooboe ] 返信する
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笹井先生が会見で語っていましたが

笹井先生は
Stapは既存の細胞とは違うということを
現在では遺伝子発現の働き方を簡単に
解析できる技術方法を以て確認していました。

ならば笹井先生の
細胞の
遺伝子の発現の仕方の違いや、同定を
判明できる解析技術方法があるのに
なぜ桂調は遺伝子配列解析だけにとどめ

Stap残存サンブルと
取り寄せ調査サンブルとを
遺伝子発現解析技術に依る同定調査を
桂調はしなかったのでしょうか???

いや、いや、プロですから
していたはずでしょう。
しかし、都合悪くて
報告出来なかったのでは?

その秘密を解明すべく
TsMさん、アルイミオウジさんが
遺伝子発現解析にチャレンジされて
おられます。意味が判る和モガさんの
解説で、私でもなんとか、
おおまかに分かるようになりました。
今後も楽しみです。 削除
2018/7/1(日) 午後 0:39 [ Ooboe ] 返信する
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パトナと私は

これまでStap問題に於ける
社会的、組織的、人事的経緯の疑議解明
を進めて来ましたが

Stapの科学面の真偽については
素人なので、科学歴史の進展に
委ねたいというスタンスで、様々な方々の科学的考察を参考にしつつ保留して
来ました。
しかし、素人の私であっても現段階の
様々な状況資料から、
おおまかな一定の科学的感触は
自分の中で存在して来ています。
小保方さん応援の方々もそれぞれの
感触が厳密でなくとも存在している
ことでしょう。

私は、断定的な帰結は今後も歴史に
委ねて保留して行きますが
和モガ視点から「あの日」通読を
している
現在私の中に存在する感触は
(小保方Stapは勿論、若山Stap幹細胞
若山F1幹細胞、キメラは作成成功されて
いた。)というものです。 削除
2018/7/1(日) 午後 1:22 [ Ooboe ] 返信する
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私の中に固まって来た感触は
前回一気読みの「あの日」や
「若山先生インタビュー」
今回「和モガ説」との照合からです。

小保方Stap、若山Stapキメラ、幹細胞
F1幹細胞は作成成功していたからこそ
の状況根拠から、私の感性的感触です

「よく光ってるね」の2011年10月頃
ラボ上げての取り組み出しから
小保方さんを困惑させた
若山先生が舞い上が行く状況描写は
逆に
これらが成功していたことを
表していると思えるのです。

若山先生なら
ESやntESでキメラを作成出来ても
当たり前ですから

こんなに舞い上がっている「あの日」の
状況描写とならないでしょう。 削除
2018/7/1(日) 午後 2:50 [ Ooboe ] 返信する
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「あの日」一気読みは
森を眺める作業をしたことに
なるのでしょうか、

私達のアプローチの根拠にとって
関連する「あの日」の記述箇所は
木の枝や葉などに当たります、そこに
視点を集中しての読み取りは必要で
あっても、その視点からのみでは
森を見過していたように思いました。

今回の「あの日」「若山インタビュー」一気読みによって
シンプルに小保方、若山Stapの
森を眺めれたと思えます。 削除
2018/7/1(日) 午後 8:24 [ Ooboe ] 返信する
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今、NHKで西郷どんやっとるが、今の科学の世界には西郷のような器の大きい人間はほとんど皆無のようだ。
それがよくわかった。
ただ、同じ日本人として本当に情けない。 削除
2018/7/2(月) 午後 10:48 [ j ] 返信する
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> jさん

> 同じ日本人として本当に情けない。

西郷隆盛のような偉大な人間力は中々皆が持てるものでは無いとしても、情けない事だとだとは自分も思います。

半分でも有ったならと、思う事は有りますが残念ながらこの世界には無いようですね。 削除
2018/7/4(水) 午後 11:30 [ m ] 返信する
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20数年前オウムの信者もおんなじこと言ってましたよ。まっとうな科学者は日本にいない、だから我々はサティアンを作ったって。日本人はなさけない、マスコミは嘘ばかりって。もはや自分らが当時のオウム信者と変わらん精神構造、思考過程になっていると認識しないと。 削除
2018/7/13(金) 午後 10:50 [ A ] 返信する
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> Aさん

オウムの信者と西郷隆盛を一緒に考えているのなら、あなたは歴史をもっと学んだ方が良いでしょう。
歴史を学ぶのも大事な勉強で有り立派な学問です。 削除
2018/7/15(日) 午前 10:16 [ m ] 返信する
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> mさん
そうやって、人が言っていないことを論拠にものをいう、ってのもオウムがよくやってました。
ほんとにそっくりだ。あまりにも同じで笑えるくらい。自分らでも似てるとか思わないんだろうか。 削除
2018/7/16(月) 午後 6:00 [ A ] 返信する
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> Aさん

>そうやって、人が言っていないことを論拠にものをいう、

自分はただ、西郷隆盛は器の大きい人間で有り科学の世界にもそのような人たちがいたならばと思っただけです。勿論、いらっしゃるとは思いますが・・・
と言うより、それに期待したいですね!
自分は、そういうつもりでコメントしました。 削除
2018/7/25(水) 午後 10:31 [ m ] 返信する
承認する
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> mさん
繰り返しますが、(西郷隆盛といった)全く関係ない話を混ぜ込んで論旨をずらして自分のいっていることを正当化使用とする、というのもオウムがよくやっていました。反省した方が良いです。 削除
2018/7/30(月) 午後 4:18 [ A ] 返信する





ため息先生、

これ以上、学とみ子を追及すると、あなたのブログのファンの方々は心配するでしょう。
私も含め、誰も喜ばないのではないでしょうか?
何より、先生と議論して、学とみ子が得られるものが何もありません。
いばられ、けなされ、悪口を言われて、そのために時間を使って、なんて無駄なことなのでしょう。
すでに、科学的議論とは、程遠いものになっています。

そもそも、出発点が違います。先生はねつ造があった!ES混入があった!とのお考えでしょうが、学とみ子は、そうは思っていません。
じゃあ、どう思っているんだ?との質問が先生からすぐ来るでしょうが、私がそれに答えれば、又、泥沼の議論になります。

とにかく、先生には理解してもらえなくて、かまいません。
先生から、教わることも何もありません。
先生の考えを変えられるものを、私は持ち合わせません。
私の考えを読み取ることを、先生はしません。

それゆえ、先生にTCRもキメラ構成細胞の起源も説明などこれ以上したくないです。
すでに、学とみ子はさんざん書いてきましたし、今回も、キメラ構成細胞の起源はわからないと書いています。

TCRの議論において、誰が何を間違えているのか、先生ご自身で研さんするしかないでしょう。
学とみ子からの説明の義務など無いでしょう。
ヤッパリ氏の説明の間違いを(先生が)みつけられないと思うなら、それで良いと思います。
ヤッパリ氏が正しいと思うなら、それでよいでしょう。

ため息先生 青字 「論文発表があった後、興味を持つ世界中の研究者たちは、反論のための実験をしたりして、学者同士の議論が盛り上が」ったわけで、事実、何人もの方々が再現実験に取り組みましたが、ことごとく失敗に終わっています。

こういうところが、先生との議論で不毛だと、学とみ子が感じる部分です。
私は、再現実験の論文を、ここのブログ記事に書いて、これでは再現実験ではない!との指摘をしています。理由も書いています。でも、それが先生に通じないのですから、これ以上、当方に何も説明義務はありません。

ため息先生:青字 不幸中の幸いで、疑わしい点がすぐに指摘され、すぐに論文が撤回され、STAP現象は仮設の域に戻ったのです。

ここもいくら議論してもしかたないじゃあないですか?先生はそう思っているのだから、そのまま、ご自身のメッセージを続けられたら良いと思います。


ため息先生:青字 「しかるべき人がしかるべき議論をすべきだったのに、それができない状態になった」のは。議論の土台となるデータが捏造、信頼できないものだったからです。無理解だったり、間違った解釈だったからではありません。

新人の研究者が、論文の根幹から嘘である論文を書く確率は極めて低いです。
まして、多数の研究者がかかわった共同研究です。

そんな根幹からの嘘論文なら、研究界は徹底して小保方氏を追及すべきです。
遺伝子解析も含め、たくさんの研究者がかかわったのだから、調査委員会は小保方氏のねつ造の証拠を出そうと思えば、周りの証言も現物証拠もおさえられたはずです。

多額の研究費の返還請求、日本の全ての科学領域にわたって科学業界あげての小保方非難だって行われたはずです。
小保方氏がデータを出さないから、調査できないなどの結論を委員会が出すのは、本当にひどい・・・。そんな持ってき方しかできないということでしょう。
結局、小保方氏が根幹からの嘘論文を書いたなどと、誰も本気で思っていないのでしょう。

「STAP細胞が偽物であると本気で信じて活動してしまった学者層がかなりいた」
この事実がわかって、学とみ子にはショックでしたが、ここに間違いを書き込んでくれた研究者たちのおかげです。

ここにコメントをくれた方は、専門知識のある方たちと思いますが、その研究者自身が間違ったことを悟ると、ここへ来なくなります。中には、学とみ子を馬鹿扱いするために、意識的に嘘の主張をしに来た方もいるかもしれませんが、ここの承認制下では、嘘の主張を続ける事に限界を感じたとおもいます。
嘘をまな板に載せられたような気分になるのかもしれません。

何度も言うようですが、そこに気付かないため息先生とは、いくら話し合ってもらちがあきません。まあ、先生もわかっていて、学とみ子潰すための活動という可能性もありますけどね。
そこはどうなのでしょうか?お返事はいりませんよ。もう、先生と話すのは最後でしょうから・・・。

武田先生は、以前に動画で、理研はSTAP研究について、理研関係者から興味ある話を聞いたと語っていました。STAPは本物でないとすでにわかっていたと…。
理研の研究と事務の関係者の人たちがSTAPは偽物だと言っていると、武田先生の耳まで入っていたそうです。

当時の私は、武田先生の意味するところは、一体、何のことだろうか?と思っていたのですが、それがTCRの事ではないか?と、(あくまで想像ですが)、この頃、思うようになりました。

当時、STAP実験の結果をごまかすために尻尾細胞のTCR実験を除いたとの誤解が、尾ひれをつけたSTAP偽物情報にすり替わった可能性を私は考えました。
「著者らは、偽物とわかっていて最終論文をとりつくろった!」との噂が流れていたのだろうと思いました。

実際は、笹井氏、丹羽氏が参加した時に、TCR実験のミスに気づき、論文から除去したのでしょうが、その理由がわからない学者層がかなり理研内にいた可能性が考えられます。
こうした関係者たちが、STAP論文はごまかし論文だとの思いを強めたのでしょう。
そして、武田先生の耳に入るまでに噂として広がっていたと想像できます。

以下は、小保方氏が尻尾細胞実験のミスに気付き、「あの日」に記載したと思われる文章です。
(既出)

以下が「あの日」の記載です。茶字
丹羽 先生 は レビューワーコメント について、 どの よう な 関連 論文 が 発表 さ れ て い て、 どの よう な 実験 を 追加 すれ ば、 レビューワー が 求め て いる 以上 の 回答 を 得る こと が できる か、 具体的 に 示し て くだ さり、 一言一句 聞き 逃す こと が でき ない 洗練 さ れ た 実験 系 や 知識 を 与え て くれ た。 少なくとも 私 が 経験 し た 中 では 最も 有益 な 研究 ディスカッション だっ た。 笹 井 先生 と 丹羽 先生 は 活発 に 二人 で 意見 交換 を し て い て、 そこ で 交わさ れる ご 意見 は 私 の 能力 から み ても レビューワー の 思考 力 を 完全 に 凌駕 し た もの で あっ て、 これ が 世界 最高 レベル の 研究 力 なの だ と 感動 し た。   実 の ところ、 笹 井 先生 と 丹羽 先生 の 意見 交換 の 中 には 私 には 理解 でき ない レベル の 話 も ふんだんに 盛り込ま れ て い て、 その 場 では 質問 する 隙 も なかっ た。 研究 ディスカッション の あと、 自分 の 理解 が 足り て い ない と 思わ れ た 点 を まとめ て、 丹羽 先生 に 伺い に 丹羽 研究 室 に 行く と、 丹羽 先生 は 私 の 無知 に 呆れる 様子 も 見せる こと なく 丁寧 に 追加 の 説明 を し て くださっ た。

ため息先生: 研究者でSTAP現象を肯定している方を存じ上げません。いるのなら揚げてください。
若山研究室の誰もが口をわらない、理研の関係者でSTAP研究時に見聞きしたことをマスコミに暴露しない、こうした異常な状況が続いていますね。

私は、真相がでてくるまであと10年はかかると思っています。現在、理研研究員で定年退職した人、あるいは、すでにキャリアップを捨てた人、転職した人とかが、この先、10年以上経てば、STAP事件の実際や問題点をいろいろ語ってくれるかもしれません。

しかし、今、現職で研究職にある人は、ES説に反論できないと思います。
その研究者にとってキャリアップには大変なマイナスになりますし、ES混入説に反論してもなんらのメリットがないからです。

そもそも、STAP事件は、研究室という密室で起きた特殊な事件で、見聞きしたことを語れるのは、実験の場にいた人たちだけです。小保方氏自身も、実際に目撃できたことしか語れません。

10年以上過ぎれば、(私は生きていないかもしれませんが)、小保方氏が真相を語ってくれるのではないかと期待します。




コメント(5)
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学さん

科学的な事はおいといて、この人の自分勝手な解釈は正に、病気と思われても仕方がないない。
それは、痛感してますわ。 削除
2018/6/26(火) 午後 10:59 [ j ] 返信する
> jさん

>科学的な事はおいといて、

科学的議論が全てです。誤解していた研究者がいたのは確かですが、一般人にはフォロウ出来ない科学的領域です。追々、このブログで説明していきます。 削除
2018/6/27(水) 午前 8:14 学とみ子 返信する
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学さん

時間が無いので、一言だけ。

>何より、先生と議論して、学とみ子が得られるものが何もありません。


学さんは、この議論が始まるまで、STAP論文におけるTCR再構成のことはほとんど理解していなかった、尻尾細胞の記述すら知らなかった、査読内容が見られることも知らなかった、ですよね。

ため息先生や私やその他の方からもらった情報で、学さんは「議論」しているのですよね。
吉村先生の当時の見解も、ため息先生のブログのコメントを読んで、初めて知ったのですよね? (誤解、曲解ばかりのようですが)
T細胞からiPS細胞を作成して特定の免疫能を強化する研究も、ため息先生から教えてもらったはずですが、、



そんな状況なのに、、、いくらなんでも、

「何より、先生と議論して、学とみ子が得られるものが何もありません。」

というのは、人としていかがなものかと思いますよ。 削除
2018/6/27(水) 午後 0:36 [ yap*ari*w*katt*na* ] 返信する
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学さん

>武田先生は、以前に動画で、理研はSTAP研究について、理研関係者から興味ある話を聞いたと語っていました。


武田教授のstap事件に関する説明は、科学素人にもとても分かり易く説得力が有ります。
本当に、仰る通りだと自分のようなバカにも十分に理解できます。
アンチは、そんな武田教授をイニシャルトークで批判するが、一般人にわかるように説明できてこそまともな科学者だと自分は思います。

ナンチャラ委員会の決定意外にまともにこの問題に対して答えている「当事者」がいるのなら教えて頂きたい。
当事者では無く、全く関係の無い人間が小保方叩きをしているのがこの事件ではないんですか?
自分は、そう思います。




jさん

某ブログでのコメント見ました。
お疲れ様でした!
ネットの健全化を考えれば、当然な意見であり当たり前な事だと思います。
自分は、早急に書くべきだと思っています! 削除
2018/6/27(水) 午後 11:33 [ m ] 返信する
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mさん

照井くんのあの言いぐさには毎度の事とは言え、全く呆れてものが言えん。

まあ、成るように成るでしょう(笑) 削除
2018/6/28(木) 午後 11:36 [ j ] 返信する




前回、T細胞は、自身の細胞から情報を受け取ってから活動を開始すると書きました。
自分自身の細胞から情報をもらうという仕組みをもう少しわかりやすくしてみます。

人はそれぞれ自分印という蛋白構造を作っています。特定部位のDNAが作る蛋白物質です。
私たちは、この自分印をいつも持ち合わせているのですが、健康な人では、自分印に気付くことはないのです。
しかし、体内のT細胞が活動するためには、自分印を示す蛋白物質が必要になります。
T細胞は、自分印蛋白と一緒に差し出された情報でないと受け取りません。

この自分印の蛋白は、遺伝子から作られますが、自分印をつくる遺伝子をMHC遺伝子と呼びます。この遺伝子から作られる自分印蛋白物質をMHC分子と言います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E8%A6%81%E7%B5%84%E7%B9%94%E9%81%A9%E5%90%88%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E8%A4%87%E5%90%88%E4%BD%93

この考え方が大事なのは、臓器移植の時で、他人の臓器をもらうと、他人印の臓器が体内に入ります。臓器をもらった人は、その臓器に自分印が無いので、もらった人の免疫細胞は拒絶反応を起こします。

他人の臓器は自分印がなくて他人印になっているので、免疫細胞は、危険な病原体と同じように判断し、拒絶に向けた行動を開始するのです。

人の免疫は、自分印が無い状態で活動開始する反応系(自然免疫系)と、一方、自分印と一緒に差し出された情報を確認してから活動を開始する反応系(獲得免疫系)の両者があります。

わかりにくいですが、たとえば、こんなたとえはどうでしょうか?
親が教えなくても子供が自然にこなせる作業が自然免疫系であり、親がしつこく間違えないように教え込まないと、子供ができるようにならない作業が獲得免疫系と理解してみるのはどうでしょうか?

親が子に一生懸命に教えた場合、親は子に教えた過程を思い出すことができますが、子供が自然に覚えた場合には、親は気づきません。
この場合、親は、「あれ、なんで(子が)知っているの?」となるわけです。

自然免疫は、気づかないうちに発動し、病気が治ったりします。
もちろん、自然免疫がこじれて、しつこい病気になることも少なくありません。

以前は、獲得免疫ばかり、医学者は考えていたのです。最近やっと、自然免疫と獲得免疫のクロストークが解明されてきました。

前回、獲得免疫の方が早くに解明が進んだと書きましたが、自然免疫は、親にとって子の実態がつかめないのと同じように、把握と解明が難しかったのです。

しかし、医学上、ひとつの新事実が分かった時、それが教科書的な知識となるまでには、科学者たちの熱い戦いがあります。

あるグループが未知なる領域で新たなエビデンスを出した場合、それが画期的な事実の場合、世界中でそれを追試する実験が行われ、新たな異なるエビデンス間で、反論が繰り返されます。

前の事実と異なる結果が出た場合は、それぞれの科学者は、自論が正しいと争うことになります。

科学的論争の一つの例を出します。
好塩基球(白血球の仲間)の動態について、かつて激しい論争があったとのことです。
それは好塩基球がMHC蛋白分子を表出できるのか?できなのか?についての論争でした。

好塩基球は高親和性のIgE受容体を持っていてアレルギー反応を起こすことができる白血球です。
この好塩基球がMHC蛋白分子を表出できるなら、抗原提示能があることになり、炎症の場での好塩基球の重要性が増します。独自にアレルギー反応を増悪し続ける事ができるからです。

好塩基球がMHC蛋白を表出して抗原提示することができるとする研究グループと、いや、好塩基球はできないとする研究グループの間で大論争になりました、
お互いに実験成果を出し合って激しく戦いました。
2つの研究グループがまっこうから反論しあい、お互いに譲らなかったのです。

しかし、結局、両者ひきわけとなりました。
どういうことかと言うと、好塩基球はMHC分子を他の細胞からかじるとるようにもらうことができるという現象が発見されたからでした。
MHC分子を多く表出できるのは抗原提示専用に作られた細胞ですが、炎症の場では、抗原提示能の高いプロフェッショナルな細胞は、樹状細胞と呼ばれ、このタイプの細胞が増えています。

樹状細胞の持つ豊富なMHC蛋白が好塩基球にかじり取られて、好塩基球表面に移行することがわかりました。結局、対立する研究グループ両者共の主張が、それぞれに正しいということになったそうです。

ちなみに、好塩基球とは、人がダニなどに喰われた時、ダニの吸血行動が抑えられるように局所に集まってくる役割を持つ白血球です。

元々は、そうした感染防御の役割であるにもかかわらず、好塩基球は、人にアレルギーをおこす細胞であることで有名です。
元々は生体防御のために準備された白血球ですが、近代生活で人の免疫が混乱して、過剰な反応を呈する悪玉細胞のようになっているわけです。

さて、ここからが本題です。
このように、新規科学の世界では、誰も予想しない現象を誰かが発見した時、反論は必須だということです。研究者同志の戦いがあり、お互いに新規の実験を重ねて論破しあうのです。
高度に専門な領域は、高度に専門な人たちでフェアに議論されます。

しかし、STAPの場合はどうだったのでしょうか?
STAP細胞を説明したのは、どういう人たちだったのでしょうか?
酸浴細胞からキメラはでき、酸浴細胞以外からはできないという実験結果が示されたものの、それはESが混じったということになりました。

多くの実験で、STAP細胞はESとは違うと確かめたはずの実験については、一切の検証がなされませんでした。
STAP細胞の場合、キメラができ、このキメラ動物の構成細胞の元の細胞は何か?の答えは今はありません。

普通なら、論文発表があった後、興味を持つ世界中の研究者たちは、反論のための実験をしたりして、学者同士の議論が盛り上がるはずでした。

ところが、STAPの場合は、そうした流れにはなりませんでした。
多くの実験を担ったはずの著者自身による論文否定、著者らには制御できない研究組織からの情報が流出しました。

不幸だったのは、マスコミや一部の学者の無理解により、論文がすぐに疑わしいものにされてしまったことでした。
分子生物学会の大々的な論文否定、本来、専門の研究者の間で議論されるべき内容が、そうでない学者層によって、間違って解釈されてしまったようです。

しかるべき人がしかるべき議論をすべきだったのに、それができない状態になったと思います。

多くの誤った情報が意識的に流されたこと、STAP細胞が偽物であると本気で信じて活動してしまった学者層がかなりいたことがわかりました。

学とみ子は、周回遅れで過去の出来事を追っているうちに、こんなに偏った情報で人々が誤解していったのか・・・の過程を知りました。
TCRを巡る誤解は、その代表と言えるのかもしれません。

かつて、好塩基球をめぐる論争のように、しかるべき研究者たちの間で、しかるべき議論がなされ、結果、両者引き分けとなったのは、研究界にとって、ハッピーな事だったと思いました。

科学界の新規発見で生じた論争については、科学的論争でしかるべき解決に導く手法がとられます。しかし、STAP事件は全く様相を異にしています。

理研が、検体サンプルの解明より、検証実験を優先したのは、残存検体サンプルの信ぴょう性が問題視されていたからでしょう。

理研内が、事件を科学的に検証できない事態に陥っていたのです。
以下のような自然リンパ球と呼ばれる、TCRを持たないタイプのリンパ球が最近、盛んに研究されています。

自然リンパ球 (Innate lymphoid cells, ILCs) とはリンパ球系に属する自然免疫細胞であるが、抗体特異的な応答はせず、B細胞、およびT細胞受容体を持たない。この細胞群は様々な生理的機能を持っており、あるものはヘルパーT細胞類似である一方、細胞傷害性のナチュラルキラー細胞(NK細胞)も含む。従って、これらは免疫系において恒常性維持や炎症反応に重要な役割を持っており、異常な場合にはアレルギーや自己免疫疾患のような免疫疾患を引き起こす。
引用終わり

T細胞は、人のあるゆる病気にかかわりあっていますが、しばらく前までは、T細胞の代表的なものはヘルパーT細胞で、これが免疫の司令塔といわれていました。
つまり、T細胞がB細胞も動かし、病気の場所に炎症を起こすと考えられていました。

以前から、自然免疫という考え方はありまして、人が生まれながらに祖先から引き継いで持ち合わせている免疫系を自然免疫系と呼んでいました。
一方、T細胞は、獲得免疫系と呼ばれていました。
こちらの方が高等な免疫系とされ、研究がアクセスしやすかったため、解明が進みました。リンパ球といえば、獲得免疫系、T細胞が大事だと長い間、考えられてきました。

しかし、近年、自然リンパ球の解明が進み、今まで説明不明だった機序の一部が明らかになりました。たとえば、ステロイド剤の治療がうまくいかない病気には、この自然リンパ球による免疫系がメインの炎症ではないか?とかの最近の知見があります。

ですから、自然リンパ球というものを知らない学者は、そこから一歩も出れません。
あくまで病気を、免疫の司令塔とされたT細胞にこだわります。
知らないということは、こういうことなのです。

このブログで、TCRなるものが、DNA情報か、蛋白レベルかとの区別の説明から一歩も進めない〇〇氏と、似た状態と同じです。
相手(学とみ子)が、DNA情報か、蛋白レベルかなどの区別よりもっと先の現象を語っていることを、〇〇氏は気づくことができないのです。
ご自身が理解できないことは、相手が間違っていると考えてしまうのです。

T細胞が司令塔と考えていた頃 (今でも、間違いではないが) 当時の医者たちは、おおまじめに、ヘルパーT細胞で病気の原因を説明しようと必死になっていました。
複雑な人の病気の現象は、T細胞で説明できないことはたくさんありましたが、医学者たちはそれ以上を知らなかったのです。
他にもさまざまな免疫反応があり、それらを組み合わせたら、もっと良く病気を説明できるようになることを知りませんでした。
上記にあげた自然リンパ球の役割なども、多様な免疫系の機序解明が進んだ代表的なものです。

自然リンパ球は、体内に侵入した危険物を見分けるためのTCRを持ちません。ですから、歯止めがきかない免疫異常がおきる危険があるわけです。

一方、分化したT細胞が体内へ侵入した危険物を見分ける時には、T細胞が自らの細胞表面に持つTCRを必要とし、T細胞はTCRを介して、情報を受け取ります。
ここで大事なのは、T細胞はその人自身の細胞である抗原提示細胞から、情報 (例えば、危ない菌が侵入しましたとか、がんができましたとかですが) をもらう必要がありました。

他人(の細胞)から、
「この菌は危ないですから、免疫を発動させて体を守る活動を開始しでください」
と言われても、T細胞は決して動いたりはしなかったのです。
T細胞への情報が正しいものと判断ができるまでは、T細胞は知らん顔をしていることが求められました。
沈着で思慮深い態度がT細胞に求められました。
これがあるからこそ、T細胞の働き方を人が研究対象にできたのです。

一方、人間の体内で、その人が知らないうち免疫反応が進行し、自然に治まってしまうような自然免疫系は、その働きの実態をつかむことが難しかったのです。

戦争時でもないのに、勝手に軍隊が動いたら大衆にとったら大変な状況になります。
まして、自国の軍隊が大衆に向かって行動したら、とんでも状態です。

つまり、過剰な炎症が起きないために、T細胞の働きは制御されています。そのしくみはTCRを介して、自分の細胞から正しく情報をもらうという事が必要で、正しい情報があると、T細胞の増殖と活動は開始されます。

T細胞は体中にはりめぐらされていますが、その駐屯地がいわゆる皮膚のぐりぐり(リンパ節)です。
首のまわり、わきの下、鼠径部などは手で触れてますが、内臓にも多数存在し、特に腸管は多くのT細胞がいます。

体中のさまざまな物質に対し、T細胞はTCRを使って探り続け、危険か?安全か?を見分けます。
ここで大事なのは、TCR(DNA情報、蛋白共に)は全部、別々の異なった構造体の姿をしている事です。
異なる物質を探り当てるためのTCRは、別々の構造体になる必要があるために、TCR再構成というDNA上のイベントが起きます。
ここも誤解している人がいるようで、一旦、TCRが作られてから、再度、作り直されることを再構成と呼ぶと誤解している人がいるようです。

今回、TCR遺伝子上のイベントの進み方について、誤解している方が多くいました。STAP細胞が偽物と信じる事ができる人たちは、情報操作されたTCR知識を理解していたのです。
もう、すでにTCR問題は解決したと言うES派の人がいますが、間違ったまま世論が構成されてしまいました。

以前に理研のがん研究の時に、TCRがピンク飾りのT細胞は、がんを殺す力があるという話題がでましたが、TCRはピンク以外にも、緑や黄色がありましたが、実はこの色は、無数に用意されています。
TCRの種類は10の10乗個以上のオーダーに増えてことが可能です。ですから、例えば、末梢を廻っている血液からT細胞をとってきてTCRを調べても同じ種類が見つかる事はほとんどありません。体内のさまざまな危険物質に対し、T細胞は異なるTCRを作らないとそれぞれの危険物質をみわけられないのです。

こうした抗原補足のためのTCRの機能というものをきちんと理解できていない学者層が一部にいました。TCR実験は、ES派の人達の誤解要因のひとつとなり、STAP偽物説の蔓延の原因を作りました。

STAP細胞も最初の頃の論文では、(たとえばサイエンスバージョン)キメラはT細胞から出来てきたのではと著者らは想定していたようです。

そのために、著者らは、STAP細胞でTCR(DNA情報)がを調べ、ゲル図でTCRを見つかったため、尻尾細胞でもTCRがみつかるのかもしれないと考えたようでした(想像です)が、この実験は明らかに考え方そのもののミスでした。

著者らは、TCR再構成というのは、T細胞に同一の遺伝子変化が入るはずと誤解したかもしれないのです。ですから、それから複製されてできたキメラもこの同一DNA変化が見つかるのではないかと考えたのだろうと思います。

さらに言えば、著者らは、CTR再構成というのは、T細胞に共通につくDNA配列上の限定的な変化(Jエクソン)であると誤解をしてしまったのではないかと思われます。
そして、この論文を読んだかなりの人たちも、TCRの意味を誤ってしまったのです。

これは、この時の論文作製にかかわった小保方氏以外の人もTCRを誤解していたと想像できます。その結果、T細胞からキメラができたなら、その尻尾細胞でもDNA配列上の限定的な変化(Jエクソン)の変化が確認できるはずと考えたのではないかということです。

T細胞レセプターβ鎖の遺伝子構成に関しては、ヒトゲノム遺伝子配列情報データベースによれば、T細胞レセプターβ鎖の遺伝子は約30種類の亜族(遺伝子自体は約70種)からなるV遺伝子、2種類のD遺伝子、14種類のJ遺伝子、2種類のC遺伝子によって構成され、Vβ中に2つの可変領域(CDR1、CDR2)が存在することも知られている。これらの中からVβ、Dβ、Jβが各1つずつ選ばれて結合し、T細胞レセプターβ鎖をコードするDNAが構成されている。この際、Vβ-Dβ-Jβの結合部にはランダムな塩基の挿入や欠失が起こり、無限に近い多様性が生みだされている。このVβ-Dβ-Jβの結合部位(連結部分)は、CDR3(相補性決定領域3:third complementarity determining region)、結合部(junctional)領域と呼ばれ、T細胞レセプターの中で最も多型性に富む部分であり、塩基の挿入・欠失が起こるため、各遺伝子構成が同じであっても連結部分も含めて同一配列になることは極めて稀である。

また、T細胞レセプターα鎖の遺伝子構成に関しては、ヒトゲノム遺伝子配列情報データベースによれば、T細胞α鎖の遺伝子は約40種類の亜族(遺伝子自体は約50種)からなるV遺伝子、約60種のJ遺伝子、1種類のC遺伝子によって構成される。T細胞の分化の過程で起きる遺伝子組み換えによって、前述の中からVα、Jα、Cαが各1種ずつ選ばれて結合し、染色体上でT細胞レセプターα鎖をコードするDNAが構成される。染色体上で構成されたT細胞レセプターα鎖遺伝子は発現してそのタンパク質が細胞表面に表出する。T細胞α鎖のVα-Jαの結合部位(連結部分)は、多型性に富む部分であり、塩基の挿入・欠失が起こるため、各遺伝子構成が同じであっても、連結部分を含めて同一配列になることは極めて稀である。
引用終わり

TCR遺伝子構造は、類似機能をもつ遺伝子がVDJ領域それぞれに、数十個づつ並んでいて、その中からたった1個づつの遺伝子が選ばれ、(選ばれなかった遺伝子は捨てられる)、もう一度、並べ直されてできあがります。TCR再構成の時に、多くの遺伝子機能を持つDNA配列が切り取られてしまいます。上の説明は、TCRのα、β鎖について書かれていますが、さらにTCRの構成にさらなる変異も加わります。

STAP論文は、大きなTCR再構成変化の中のごく一部の部分の Jエクソンと呼ばれる部分だけを取り出してDNAゲル図を作製したのです。
実際のSTAPーT細胞は、特定のTCR遺伝子作製ために、すでに多くの遺伝子情報を失っているのです。つまり、1個のT細胞は1つの形のTCRを作りますが、周りの抗原状況に依存して、その抗原を補足できる形を作り上げているのです。抗原情報があれば、そのTCRを持つT細胞は増え、抗原情報がなくなると、T細胞は死にます。

こうしたことを知らない人は、STAP細胞はJエクソンが変化しただけだから、生存なんて関係ない、初期化したら他の細胞と何らかわりないはずだと言い張ります。
そう思い込んでいることに間違いがあるなどと考えることができないからでしょう。
TCRを理解できない人たちが、著者らが尻尾細胞のTCRゲル図を最終論文から除いた原因を理解できず、ただただ、ごまかしたと指摘し続けるのです。

TCRについて間違っていることを認識できない人たちは、こともあろうに、学とみ子の方が間違っていると攻撃してきます。
そして、TCRができてくる仕組みなんて、関係ないじゃないか!と言ってきます。
ここがわからないと、キメラができた時に、元のSTAP由来を見出す手段として、TCRを持ち出すの大失敗をしていますのです。

TCRについて間違っていることを認識できない人たちは、実験のどこが間違いであるかをいまだにわかりません。それは、TCRの形が、T細胞ひとつひとつで違っている事を知らないからです。
そして、何を目的としてTCRの多様性があるのかについても考えることができません。
生き物の免疫制御というものに全く興味がないからでしょう。

STAP細胞には、TCRがありました。しかし、細胞一個一個でみることができればそのTCRはさまざまに異なっています。
今は、レパトワ解析という新しい解析法が一般化してきて、それぞれのT細胞がどんなに多様なTCRを発現しているのかわかる検査法があります。、

ひとつひとつ異なる形のTCRを目印にしたら、それがどこにあるのかを見つけることはできません。生きた動物の中で、元STAP細胞のもっていたTCR(DNA情報)が、どのような形であったかがわからないのですから、次のキメラ動物でみつけることができません。

STAP細胞はもともと、さまざまな姿のTCR(DNA情報)であり、元STAPの遺伝子情報を持った細胞がキメラで増殖できたとしても、元の形のTCRは同一ではありませんから、どれかが増えたとしてもキメラの細胞として見出せません。

くり返しになりますが、元STAPの複数のβ鎖のエクソンは様々なパターンをとり、同一パターンとしての目印になりません。そもそも、元のSTAP細胞パターンを知る事はできず、キメラで元のTCRの有無のさがしようがありません。

STAP細胞だった時の元の形を知るためには、一つの形のTCRに限定する必要があり、そのためにクローン化した単一TCR(DNA情報)をもつT細胞を増やした後にSTAP細胞化する必要があります。

しかし、この単一TCRを持つT細胞が実際にキメラを作れるかの実験はだれもしていません。
学とみ子は、T細胞は生存不利説なので、キメラの構成細胞にはならないと思います。
つまり、キメラはできません。
しかし、ES派は、学とみ子がTCRたんぱくと混同していると言い続けています。


実際のSTAP論文ではキメラができたとされ、その説明として、T細胞以外の他のCD45陽性細胞からでもキメラは成功しうるとなっています。この考えは、ごく自然にかんがえられることです。

遺伝子に組み換えのある細胞は生きて増殖する胚では生き残れないと思います。
キメラ動物の中で単一TCR蛋白しか発現できないT細胞のみになれば、胎児であっても、生きた動物のさまざまな抗原補足に圧倒的に不利になります。つまり生き物として不完全です。

STAPの場合は、あくまでCD45細胞を集めてきただけのもので、ここには分化T細胞以外のものが多数含まれています。
著者らも、最終論文でCD45細胞からSTAP細胞を作製したと言っています。

STAPはT細胞でなければ、いけないとの噂が広がり、著者らがそこをごまかしたとの世論にすりかわったのです。
ヤッパリ氏との攻防を記録した前エントリーは、読むには長すぎたので、学とみ子が前エントリーで新たに書き込んだことをこちらに書きます。

他の方の話によると、T細胞からキメラができないとおかしい?と吉村教授がおっしゃっているようです。

免疫学をやっている教授と呼ばれる人が、「キメラはT細胞からできているべきなど」と発言することが、おかしいと思います。

吉村氏は、「T細胞以外からできたのは認める」とのお立場ですが、それが、「T細胞からできたのではければ、おかしい」との世論になってしまった例ですね。
つまり、以前ここで議論になった(2)論から(1)論へのすり替えに似たような状況です。

キメラ構成細胞になるには、遺伝子構成変化をすでに生じている分化T細胞は圧倒的に不利です。細胞増殖のせめぎあいの時に、遺伝子構成変化細胞は、検出されて除去されてしまう可能が高いです。生体内では、異常細胞は除去されます。
ヤッパリ氏の考えているJエクソンどころの変化ではないですからね。

ため息氏やヤッパリ氏は、T細胞に遺伝子挿入やら、ESとの融合やらの特殊な人工操作した場合、そのT細胞が生き残れるといった話をします。
これは、T細胞のみを集めてきて人工的遺伝子操作した場合の話で、STAP実験の場合とは違います。
STAPの場合は、ヨーイドンで、T細胞に他の細胞と陣地取り合戦をさせて勝てるか?という話です。ヤッパリ氏は、T細胞は、Jエクソンの微妙な僅かな変化だから競争力は変わらないと言います。

条件が全く違うのですが、学者たちが基本的なことを間違ってしまうものなのですね。



コメント(7)
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学さん

「キメラ構成細胞になるには、遺伝子構成変化をすでに生じている分化T細胞は圧倒的に不利です。細胞増殖のせめぎあいの時に、遺伝子構成変化細胞は、検出されて除去されてしまう可能が高いです。生体内では、異常細胞は除去されます。」の根拠は?特に「遺伝子構成変化細胞は、検出され」の根拠は?

分化したままではなく、初期化されてからキメラ作成のため注入されるんですよ?DNAの再構成の部分が保持されているものの、初期化されたのだからT細胞の特徴は、細胞表面や、細胞質にもないと思われるのですよ?初期化されるとアポトーシスを生じない・T細胞以外の初期化された細胞と競争に不利になる要件はなくなっていると思いませんか?
理研の記事ー分化したあと山中因子で初期化されたT細胞は生き残り分化するーという例を示したのです。これはiPSでSTAPとはちがうかもしれませんけどね。STAPだから違うというのならその根拠を挙げてください。
だから西川氏はT細胞を使うというアイデアを筆頭著者に伝えたのでしょ?
分化したT細胞が少ないから確率的に難しいという議論ではないですよ。 削除
2018/6/22(金) 午前 6:10 [ ため息 ] 返信する
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>学さん

追記です
「STAPの場合は、ヨーイドンで、T細胞に他の細胞と陣地取り合戦をさせて勝てるか?という話です。」

初期化したあとのヨーイドンで T 細胞由来の細胞が,他の体細胞由来の細胞に比べ生存に不利になる根拠を教えてくださいね。

想像、妄想だったらその旨の返事をくださいね。 削除
2018/6/22(金) 午前 6:19 [ ため息 ] 返信する
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>学さん。みなさま

すみません、前の前のコメント(2018/6/22(金) 午前 6:10 [ ため息 ] )の中の「アポトーシスを生じない・」を削除してください。意味が通らないので。「アポトーシスを生じやすいというような性質等は消失し」の意味です。 削除
2018/6/22(金) 午前 6:24 [ ため息 ] 返信する
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学さん

非常に重要なことなので、真っ先に指摘しておきます。

>他の方の話によると、T細胞からキメラができないとおかしい?と吉村教授がおっしゃっているようです。


吉村教授は、そのようなことは言われてません。

吉村教授は実在の人物です。
その人の意見なるものを勝手に捏造して、教授としておかしいと誹謗中傷している学さんの行為は、もはや名誉棄損などの犯罪行為といえるものです。

至急、謝罪、訂正、削除することをお勧めします。 削除
2018/6/22(金) 午前 7:31 [ yap*ari*w*katt*na* ] 返信する
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学さん

学さんは「T細胞からキメラを作る」というような記載を何度もされてますが、誰もそんなことはしていないし、この記載をするだけで、私は馬鹿で無知だと叫んでいるのと同じことに見えます。

これは過去に何度も指摘してきたことですが、、
「T細胞由来のSTAP細胞(or 多能性細胞)」と「T細胞」は別物です。


STAP論文によれば、T細胞から作成されたSTAP細胞には、次の特徴があるとしています。

●当初発現していたリンパ球の分化マーカー(CD45)は発現していない
●多能性細胞に特有の多くの遺伝⼦マーカー(Sox2、 SSEA1、Nanogなど)を発現していた
●DNAのメチル化状態もリンパ球型ではなく多能性細胞に特有の型に変化していた


学さんはSTAP論文を読んだことが無いのでしょうか?
もし読んでいて、上記の特徴を理解した上で、このような細胞でもT細胞と同じように「検出されて除去されてしまう可能が高い」と考えるのでしたら、もうお話になりませんね。 削除
2018/6/22(金) 午前 7:50 [ yap*ari*w*katt*na* ] 返信する
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> ため息さん

>想像、妄想だったらその旨の返事をくださいね。

本題とはそれるが、あなたは自身のブログで今でもmjもんたと卑劣な発言をしている。
これは妄想や想像では無いのか?
もんたさんは優しい方なので様子見をしているようだが、実名投稿も時間の問題だと思った方が良いだろう。
目白大や筑波大にも場合によってはメールを送るつもりだ。
庶民を舐めない方が良い、ネットは匿名ありきではないんだよ。 削除
2018/6/22(金) 午後 10:56 [ m ] 返信する
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> yap*ari*w*katt*na*さん

あなたは以前、ため息ブログをアク禁に成った自分に対し投稿可能と仰ってましたが何故、わかったのでしょうか?

あと以前、jさんがカマを入れる発言をしたとき(俺も確かに卑劣なコメントをしたが・・・)

あなたはこれ見よがしに批判していましたがこれって、ブログ主にしかわからない事ですよね?

何故、あなたにわかったのでしょうか?
全く、不思議です。 削除
2018/6/22(金) 午後 11:27 [ m ] 返信する