ヤフー知恵袋の記事です。
以前に当ブログで紹介したと思うのですが、貴重な書き込みなので、再度、又、忘れないように貼っておきます。
2014/4/222:04:32
STAP細胞の記事に出てくるOct4遺伝子とかGFPって、なんですか??
補足STAP事件ではOct4たんぱく質の代わりにGFPを入れ替えたマウス(ノックインといいます)ではなくて、人工的に作ったOct4-GFP遺伝子をゲノム遺伝子中にテキトーに入れたマウスが使われました。
↓
すみません。
もう少しだけ解かりやすくお願いします。
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すみません。
もう少しだけ解かりやすくお願いします。
ベストアンサー
2014/4/421:59:10
現在、全ての遺伝子、たんぱく質についてはWikipediaやGeneCardなどのデータベースに集約されました。
ですから、一般の方にもなじみの深い英語版Wikipediaで全ての遺伝子、たんぱく質が名前で検索できます。
こうしたオープンなデータベースは今はYahooやGoogleで検索できますから、Google Scholarなどの検索を使うとタイプミスやOct-4, Oct4, Oct4の別名などに関わらず、情報を得ることができます。
日本語のWikipediaは素人も書いているので問題がある場合も多いですけれど、Oct4についてはちゃんとあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Oct-4
もちろん、GFPについてもです。
Oct4は幹細胞で作られますから、「幹細胞ができた」という指標に使われます。
ただ、そのままでは顕微鏡でぱっと分からないので、幹細胞っぽい細胞になると緑色に見えるように緑色の蛍光たんぱく質、つまりGFPをOct4の遺伝子のプロモータの下に組み込んで指標にしているのです。
STAP事件ではOct4たんぱく質の代わりにGFPを入れ替えたマウス(ノックインといいます)ではなくて、人工的に作ったOct4-GFP遺伝子をゲノム遺伝子中にテキトーに入れたマウスが使われました。
補足のお答え:今回の事件ではいいかげんな、しかもムーミンちゃんがESを入手しやすいOct4-GFPマウスが使われました。
今回の事件のOct4-GFPのマウスはトランスジェニックといって、Oct4遺伝子の転写調節領域とGFPをコードする遺伝子を薬剤耐性遺伝子とともに遺伝子組み換えで作り、マウスのゲノムに非相同性組み換えでES細胞に導入し、その遺伝子組み換えES細胞から薬剤耐性をマーカーに得られたクローンから意図的にたった一つのクローンを選んで利用されています。
つまり、その人工的な組み換え遺伝子はどこに入るのか、たとえば、細胞を酸でいじめるとストレス応答が起きますが、そういった遺伝子の中に組み込まれたり、というようなことを検証することなく、単離してきた遺伝子組み換えES細胞から作られたマウスの個体です。もちろん、そのESそのものを使うなんていう捏造をしていないとすると、そのマウス個体からとったES細胞か、その類似細胞がSTAP細胞となります。
どうでしょうか、捏造を見分けられないかも、という技術的問題点を把握していただけましたでしょうか。
一方、ノックインマウスのほうは、もともと存在するOct4遺伝子の中に相同性組み換えでGFPと薬剤耐性マーカーを組み込んだものです。だから本来Oct4が発現していないときしか発現せず、幹細胞性を獲得できたという指標細胞に向いています。だいたい海外で作られ、マウスという形でしか市販されていません。
このマウスが利用されなかったのが意外と今回の事件のミソかも。
つまり、ムーミンちゃんがすっぽん亀さんにそのOct4-GFP ESがきちんと生えるか、STAP産生条件でいっしょに入れてみようね、と言われて入れた対照プレートのラベルの取り違えをしちゃって、みんなにびっくり誉められてその後それを言い出せず、混ぜるようになっていたら、全ての事件が説明できますし、もうアウトですよね。
ですから、一般の方にもなじみの深い英語版Wikipediaで全ての遺伝子、たんぱく質が名前で検索できます。
こうしたオープンなデータベースは今はYahooやGoogleで検索できますから、Google Scholarなどの検索を使うとタイプミスやOct-4, Oct4, Oct4の別名などに関わらず、情報を得ることができます。
日本語のWikipediaは素人も書いているので問題がある場合も多いですけれど、Oct4についてはちゃんとあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Oct-4
もちろん、GFPについてもです。
Oct4は幹細胞で作られますから、「幹細胞ができた」という指標に使われます。
ただ、そのままでは顕微鏡でぱっと分からないので、幹細胞っぽい細胞になると緑色に見えるように緑色の蛍光たんぱく質、つまりGFPをOct4の遺伝子のプロモータの下に組み込んで指標にしているのです。
STAP事件ではOct4たんぱく質の代わりにGFPを入れ替えたマウス(ノックインといいます)ではなくて、人工的に作ったOct4-GFP遺伝子をゲノム遺伝子中にテキトーに入れたマウスが使われました。
補足のお答え:今回の事件ではいいかげんな、しかもムーミンちゃんがESを入手しやすいOct4-GFPマウスが使われました。
今回の事件のOct4-GFPのマウスはトランスジェニックといって、Oct4遺伝子の転写調節領域とGFPをコードする遺伝子を薬剤耐性遺伝子とともに遺伝子組み換えで作り、マウスのゲノムに非相同性組み換えでES細胞に導入し、その遺伝子組み換えES細胞から薬剤耐性をマーカーに得られたクローンから意図的にたった一つのクローンを選んで利用されています。
つまり、その人工的な組み換え遺伝子はどこに入るのか、たとえば、細胞を酸でいじめるとストレス応答が起きますが、そういった遺伝子の中に組み込まれたり、というようなことを検証することなく、単離してきた遺伝子組み換えES細胞から作られたマウスの個体です。もちろん、そのESそのものを使うなんていう捏造をしていないとすると、そのマウス個体からとったES細胞か、その類似細胞がSTAP細胞となります。
どうでしょうか、捏造を見分けられないかも、という技術的問題点を把握していただけましたでしょうか。
一方、ノックインマウスのほうは、もともと存在するOct4遺伝子の中に相同性組み換えでGFPと薬剤耐性マーカーを組み込んだものです。だから本来Oct4が発現していないときしか発現せず、幹細胞性を獲得できたという指標細胞に向いています。だいたい海外で作られ、マウスという形でしか市販されていません。
このマウスが利用されなかったのが意外と今回の事件のミソかも。
つまり、ムーミンちゃんがすっぽん亀さんにそのOct4-GFP ESがきちんと生えるか、STAP産生条件でいっしょに入れてみようね、と言われて入れた対照プレートのラベルの取り違えをしちゃって、みんなにびっくり誉められてその後それを言い出せず、混ぜるようになっていたら、全ての事件が説明できますし、もうアウトですよね。
別件ですが、以下のブログはすでに終了したとのことですが、STAPをフォロウしている人には参考になるかな?と思い、貼り付けます。