▶︎《その①》
▶︎《その②》
▶︎《その③》
▶︎《その④》
▶︎《その⑤》
▶︎《その⑥》
看護師さんとリハビリ室へ
診察室をでて、リハビリ室へ向かう道中
看護師さん(以下、看)
「土曜日に通いたい、んですよね?」
YOUKO(以下、Y)
「はい」
看「リハビリ室の予約状況にもよるけど
結構混んでるみたいだから…
取れるといいですよね!」
「うちが【ユウシン】やってればね、
よかったんだけど」
Y「…? ユウシン?」
看「あ、【ユウシン】はね夕方診察のこと!
17時で外来閉じちゃうから」
拾う神あらわる
看「あ、〇〇さん。
リハビリをお願いしたいんだけど
土曜日とかって予約取れます?
あと、こっちの端末で診察予約取れるかしら」
作業療法士さん(以下、療)
「診察予約取れますよ!土曜日がご希望?」
看「ご事情があってね…」
Y「私の都合なんですが、この指の症状のために
通院等で有給を使い果たしちゃって。
今日は早退して来ています…
それで、平日は時間作るのが厳しいので
土曜日に伺いたいんです」
療「なるほど、そういうことですね」
「ただ、土曜日は毎週じゃなくて
奇数週だけになっちゃうんです😅
特に初回は時間かかっちゃうからな…
あ!…ということは、
今日はお時間あるってことですよね?」
Y「はい、今日は大丈夫です」
療「よし!いま初診しちゃいましょうか」
看「〇〇さん、さっすが!!」
療「(時計と看護師さんを見て)
先に会計したほうがスムーズですかね」
と、予約票を差し出してくれました
Y「ありがとうございます!
いろいろ無理を聞いていただいて…😢」
リハビリ開始
Y「すみません、ありがとうございます!
よろしくお願いします!」
療「いえいえ!それにしても大変でしたね…
では、手の状態みせてくださいね」
左右差の確認や、
左人差し指、各関節の曲がり方を分度器で
細かく数値をチェックしていきます。
今もお世話になってる療法士さんは、
とても人当たりがよく、話しやすい方です。
Y「私の症状、中日病院さんでもだめなら
もう、だめか…と思ってました。
それくらい、いろんな症状名が
2ヶ月の間につきました。
ひょう疽、蜂窩織炎(ほうかしきえん)、
関節炎、そして【拘縮(こうしゅく)】」
療「YOUKOさんのケースはかなりレアですよ。
細菌感染から始まって、指が膨張して
指が曲がらない状態になる、ですよね。
先天性や、怪我以外の経緯を除けば、
病気由来の方は
一年にひとりいらっしゃるかどうかです」
Y「レア…ですか😨」
療「はい。そして病気由来だから、
怪我由来と違い、強気なリハビリは施せません。慎重に進める必要があります」
Q治るんでしょうか…
A.組織に問題ない!と聞いてますし
固まって動かなくなってしまった指は
動かしてあげれば元に戻りますよ😉
特に人差し指は、手の中でも特殊な動きができます。
痛みを庇って人差し指を立てた状態で
残り4本で代行するとかね!
庇うことが慣れるほど
長いことすごしてきたせいで、
天然ギブスみたいになっちゃったわけです。
Q.現在起きてる痛みについて
A.複数要因で、痛みの原因は時間経過とともに
変化/進化してしまったと考えるべきかな
だから、初期段階とは別物でしょう。
垂直に指を当てると痛みが走るのも
固まってしまったことが原因。
関節が曲がらなくなったことで
かかる力が一点集中してしまい、
痛みの信号が散らない・逃げないせいかな。
Q.リハビリによる痛みをどこまで我慢するか
A.痛みにも色々合って初期症状で
『ずきんずきん』と脈打つみたいな痛み。
YOUKOさんの場合、
細菌が入ってしまった時に起きたはず。
このするどい痛みは、
人体にとって危険信号を指します。
これは無理しちゃいけないやつ。
でも、いわゆる鈍痛と言われるものは
むしろ無理していいです!
たとえば、体を前屈したときに
後ろの腿や膝裏がピーンとしますよね
あれは、単にその組織が使えてないから。
ほぐしたり、伸びるようになれば消えます。
YOUKOさんの指もおそらく今は鈍痛のはず。
この痛みなら、多少無理をしてもOK!
* … * … * … * …* … * … *
といった具合に説明、回答を織り交ぜながら
約40分に渡り、指をほぐしていただきました。
爪が変色してしまった理由や、
現在の指の状態を事細かく、教えていただきました。
あとは、次回のリハビリまでに
セルフリハビリを実施しておくように、と
さまざま宿題をもらいました。
before/after
ありがとうございました!
次回予約を取るにあたり
「明日2/4は近すぎるし、来週平日のどこか」ということで
朝イチか、夕方ラストだと嬉しいとお伝えして
2/9(木)の朝イチで予約を取ることに
看「そう!よかったわぁ😉
土曜日の先生には、伝えておくからね!!
ほんとに大変だったわね!」
看「うん…」