こんにちは
ANNEは職業柄? 教育の大切さを痛感しています。
教室にくる子供たちにも日々、
「勉強はお父さんのためでも、お母さんのためでも誰のためでもなく自分の将来の可能性を広げるために勉強するんだよ」
と伝えています。
英語を勉強することで、ANNEは子供たちに英語を教えるという仕事を得ることが出来ました。
英語を勉強することで、世界は広くて狭いんだということも実感しています。
そして、英語を勉強することで、
・世界では今も当たり前(だと私たちが思っている)の生活もできず、飢えている人が多くいること
・慣習や宗教の縛りで虐げられている人が多くいること、
・教育の機会さえ与えられない子供たち、強制労働をさせられる子供たちがいること
を知ることができます。
さて、今日はご存知の人も多いかもしれませんがマララ・ユスフザイさんの国連でのっスピーチをご紹介します。
しばらく前から本屋さんに行くと目にしていた「私はマララ」という本。
16歳(?)のパキスタンの女の子で、下校途中のスクールバスの中で至近距離から銃撃を受けた人だという認識はありましたが、詳しくは知らずにいました。
昨日、時間を作って英語関連及びFP関連の資料あさり(というか書店をぶらついていただけとも言えますが・・・)をしていて1冊の本が私を捉えてはなしませんでした。
「日英対訳 英語で聞く世界を変えた女性のことば」
しばし立ち読みした後、レジに持って行って入手しました。
日々ANNEが思っていることがマララさんの力強いことばで世界に向けて発信されていたから・・・
スピーチ自体素晴らしいのですが、教育の権利や女性の自立を訴えるその内容、信念は世界中から集まっている各国のリーダーたちの心に刺さったことと思います。
今朝ドラで「花子とアン」を放映していますが、物語の舞台となっているのも明治から大正・昭和という激動の時代で、教育の権利や機会も十分とは言えず、過酷な労働や貧富の差が激しい時代でした。
日本で初めて「」を翻訳した村岡花子さんの半生を描くこのドラマ。
花子は苦労しながらも給費生(奨学金をもらいながら学校に通うことができる生徒)として教育を受ける機会を得られました。
そのおかげで今日あの名作を楽しめるわけですが、製紙工場の女工であったり炭鉱労働者であったりと日々生きていくのに精一杯で、教育を受けられずに強制労働を強いられたり身売りのような結婚を強いられたりする時代でもあったわけです。
日本でも教育を受ける権利を保証されたのは戦後になってからです。
女性の権利が保証されるようになったのもそう遠い昔ではありません。
そんなことを考えるとき、今という時代がどれほど恵まれているのか、戦後恒久平和が憲法に保証されている日本がどれほど住みよいのかを改めて考えるとともにこの平和と自由を奪われてはいけないんだと強く思います。
今日のレッスンで、同じYoutubeの映像を生徒に見てもらいました。
小学校6年生の子供たちなのですべてを理解することは難しいので、
"One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. Education First."
の部分を聞いてもらいました。子供に馴染みのある単語がたくさんあるので・・・(笑)
是非マララさんのスピーチを心に刻んでください。
ANNEより