歴史は結構好きな方です。

小学生の頃は、児童会館でみんなでサッカーに夢中になり、その休憩時間に歴史の漫画をよく読んでいました。

 

その影響があってか、初めて読んだ文庫は野口英世でした。

(当時小学校6年生くらいだったかな)

 

なんだかんだ社会人になってからは、歴史に触れることはなかったのですが、(大河ドラマも観ない人なので。。。)ひょんなことからある一冊の本に出会いました。

 

それは、

 

「笑えて、泣けて、するする頭に入る

超現代語訳 幕末物語」

です。

 

きっかけはフェイスブックのタイムラインに、こんな本が発売されるよという投稿を目にしたのがきっかけです。

ただ、この段階では特に気にもしていません。

 

その後に、お笑い芸人のキングコング西野亮廣さんが開催した、素人が舞台に立ち必死に頑張る姿を、参加者が必死に応援するというなんだかよくわからないけどめちゃくちゃ面白そうな「おとぎ町の素敵な音楽会」に参加した際に、

詳細はこちら↓

https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12401756322.html

 

総合司会をしていた方が面白いし、笑うし、そして泣くし(笑)、熱量のある方だなーと思い、気になって調べてみたら、

お笑い芸人のブロードキャスト房野史典さんということが分かりました。

 

※右側の方!(吉本興業HP引用)

 

それから数日後、また、

 

「笑えて、泣けて、するする頭に入る

超現代語訳 幕末物語」

 

の文字を見ることに。どうやらお笑い芸人さんが書いているらしい。

作者は、房野史典。

 

ん?「おとぎ町の素敵な音楽会」で総合司会していた方じゃん!

ここで初めて、僕の中で繋がりました!

 

これは何か縁だなと思い、本を購入。

久しぶりに紙の本を買おうと思い、読みました。

そして笑い、泣きました。

383ページから385ページにかけては、子を持つ親の視点で読んでしまい、完全号泣です。

 

有名な歴史上人物が多い幕末を舞台に、超現代語訳というように房野さんフィルターを通した面白い読み物になっています。

 

登場人物も多いので、全部を理解しようとするよりかは流れを楽しみながら、2回くらい読むと面白いと思います。

あと、登場人物には最後までふりがな付けて欲しいなと思いましたー。

(一回じゃ覚えられない笑)

 

そして、そんな房野さんから直接お話が聞ける機会があるとのこと↓

http://wwwgentosha.jp/articles/-/11066

 

ちなみに先日、出版記念イベントで房野さんの話を直接伺い(その時はどちらかというと製作過程の裏話的な話)、めちゃくちゃ面白かったので、今回も行こうかと思います。

 

作っている方の話が生で聞ける機会は嬉しいですね。

 

文章書きながら、僕はどうしてこの本を手に取り、作者に会いに行き、ブログまで書いたのかという自分の行動心理が面白かったので、気が向いたらそのあたりを解析・解説したいなと思いますー。(笑

 

おすすめ本です↓

https://www.amazon.co.jp/dp/4344033477?tag=gentoshap-22

木造住宅に住んでいる人はぜひ一家に一台持っていて欲しい道具があります。

 

それは、

 

「下地探し棒」

ん?なにそれ?

分かります。そのざわつく感じ。

 

一戸建て(木造)を買った、建てたという方からお問い合わせ頂く内容No.1と言っても過言ではないのが、

 

「壁になにか掛けたいんですけど、どこにでもビスって利きますか?」

 

結論、

どこにでもは利かないけど法則はあります。

 

まず木造住宅に限定しているのは、

構造が「木」で出来ているため、その構造、つまり柱の位置が分かればそこには釘やビスが利くということになります。

日本の木造住宅(※軸組在来工法と言われています)は尺貫法という寸法基準が用いられていて、一尺(いっしゃく)≒303mmを基準に、三尺(約909mm)を基本単位として作られています。

現代でも、その名残で基本単位を910mmで構成されていることが多いです。

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<豆知識>

木造用建築資材もこの基本単位910mmを基準に作られているため、基本単位900mmや1000mmで間取りを作ると、材料の半端が出たり、寸歩が足らなかったりと余計なコストが掛かります。これを歩留まり(ぶどまり)が悪いと表現します。

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とはいうものの、壁紙に囲まれた壁のどこに柱があるの?という時に

「下地探し棒」が役に立ちます。

 

そう、

「下地探し棒」

 

使い方はこんな感じ↓

 

先端の磁石がくっつくところがビスのあるところ。

つまり、柱や間柱があるところ。

 

ちなみに針も付いていて、刺しながら柱位置を探すことも出来ますが、僕は使ったことはないです。

 

家は人が暮らして初めて空間が完成するので、気軽にガンガン自分なりに遊んで欲しいです。釘や画鋲を壁に刺しても大丈夫?という問い合わせも頂きますが、

そんなんで家は壊れないので、安心して遊んでください。

 

これは本当に便利なので、ぜひご活用ください。

暮らしを楽しんでください〜!

一つの業界に長く居ると、業界の常識は世間には通用しなかったり、伝わらなかったりする場面に多々出会います。

 
建築業界でも、住まいに関わる住宅について考えてみても色々な疑問があるなと感じていて、
 
例えば、「坪単価」。
 
建物工事費は坪単価〇〇万円税別〜みたいなアレです。
注文住宅を建てようと思うと必ずと言っていいほど出てくるアレです。
 
仮に、30坪の建物を坪単価50万円で建てようと考えたとき、
 
30坪×坪単価50万円=1,500万円税別
という計算が思い浮かび、1,500万円税別あれば家を買えるな〜と思います。
結論、買えません(苦笑
 
建物に掛かる費用の他に、その建物を建てる際の安全対策費や地盤調査費、外構費や設計費などが掛かります。
※項目の詳細については、またの機会に。
 
また、そもそも坪単価とは、営業的な観点から分かりやすくお客様に目安を伝える指標にしか過ぎなくて、坪単価に含める内容は、各メーカーや工務店が自由に設定することが出来ます。
 
例えば、
A社:坪単価50万円
B社:坪単価45万円
 
単純比較したらB社の方が安いと思いますが、その内訳が、

A社:安全対策費含む
B社:別途安全対策費200万円
だとすると、
 
A社:30坪×50万円     =1,500万円
B社:30坪×45万円+200万円=1,550万円
 
になります。
ここでは非常にシンプルな条件にしましたが、実際は使う材料が違っていたり、構造の仕組みが違っていたりと一般の方では比較をすることが難しいと思います。
 
これが、坪単価は目安に過ぎない理由です。
坪単価を極端に安く記載するのは、営業的手法で実際の総額を見ると安くないよね、というのはよくある話です。
 
建築に関わらず、専門性の高い商品やサービスを適正に受けるには、信用の置ける人といかに出会えるかだと思います。
※日常生活でも言えることですね。。。
 
家づくりの機会を得られた方は、ぜひその過程も楽しんでください〜!
大変ですけど、最高に楽しい時間がそこにはあるかと思いますので、では!
 
 

職業病という言葉があります。

 

ウィキペディアに依ると、

『職業病(しょくぎょうびょう、Occupational disease)とは、特定の職業に従事することにより罹る、もしくは罹る確率の非常に高くなる病気の総称である。医学用語では「職業性疾病」、労働基準法では「業務上疾病」と表現される。また転じて、特定の役務を行なう人に降りかかる災難を指す場合もあるほか、特定の職業に就く人に顕著に見られる問題のある傾向も、この言葉で形容する場合がある。』

とのこと。

 

病気の総称なんだなと一つ勉強になりましたが、僕の周りで会話される職業病とは、『その職業に従事することでついつい行なってしまう癖』という意味合いで使われています。

 

僕はブログタイトルにもありますが、建築士という職業にも従事しています。

「あ、この人、建築士だな」と分かる職業病の一つに、


建物に入ると天井を見上げる


があります。

(建築士に関わらず建築に携わる人はこの癖、結構多い)

 


よく何を見ているのかと聞かれるのですが、僕の場合、結果的に照明の配置はどうかな、エアコンの配管はキレイにまとまっているかな、天井の仕上げはどうかな、なんて部分を見ています。



なぜ結果的になのかというと、実務では2次元の図面を描き、実際に完成して3次元になったときに想像通り出来たのかを確認するため、建物を隅々まで見ます。

この過程の中には天井を見上げたり、床を見たり壁を見たりします。


3次元の確認作業が、建物に入った際に癖として行動に出てしまっているのです。

(工事に関わる方は、危険作業になるため、上方の安全確認の癖が建物に入った際に癖として出るとも言っていました。)

 

建物に入ると天井を見上げている人がいたら、「あ、この人、建築士だな」と思ってやってください。


HP

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使い始めた時が最高なものと使っていくと最高になっていくもの、どちらが好きですか?


手入れが簡単で傷付かず、なるべく新品の状態が続くように作られたものは、使い始める瞬間が最高の状態でそこからは劣化をしていく「経年劣化」が進んでいきます。


手入れが必要で傷も付き、時間が経つにつれて色も変わっていく所謂「自然もの」は手の掛かる素材です。
ですが、子育てと同じで手を掛けただけ愛着が湧き、傷の一つ一つが思い出になる素材です。
また修復も割と簡単に出来ます。

時間が経つにつれ、味が出る「経年美化」が進む素材は、時間と共に最高な状態に向かっていきます。

小さなお子様がいる家庭ほど、実はおすすめです。


6年使用した床材、アメリカブラックチェリーはレザー製品のように時間が経つにつれ色が濃くなります。
レザースリッパと並べてみると確かにそっくりです!

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何に価値を感じるかは、人それぞれ。
自分に合った選択を考えていくと、また楽しいことが見つかると思います!