57歳から続けている無謀な挑戦も9年目
に入りました。
還暦を過ぎたあたりから老化というもの
を強烈に実感するようになり、目標とし
ていた70歳という年齢まで動き続けられ
るかという疑問が湧いてきていました。
これまでの最高記録は2023年5月に記録
した102キロですが、これが出たのも1回
きりであり、その後毎年100キロは記録
するもののちょうど100キロしか出ない
ようになっていました。
57歳の時にはどれだけ一生懸命投げても
100キロに届かなかったものが、投げ方
などの改良によって100は超えるように
なりましたので、この年でよくやったと
言っても良いような気はします。
不思議なのは100キロを超えるボールは、
その日1球だけしか投げられないってこと
でした。
結果としては、たまたま1球だけまぐれで
100キロを超えるボールが投げられただけ
が3年くらい続いていたんですね。
それも表示される球速はなぜかちょうど
100キロ。このスピードガンはおかしいん
じゃないかと何回も疑ってはみましたが、
他のボールの速いピッチャーを計測して
みるとちゃんと110キロなどの数字が
表示されるので、機械的には問題ないこと
は証明されていました。
なので私は1日に1球だけ100キロちょうどの
ボールを投げる奇跡の男だったということで
す(笑)
それが前回102キロを記録して3年たった時に、
なんと100キロ超えを連発して、102キロも
2回出し、ついにはこれまでの最高記録
104キロまで出してしまいました。
いろいろな条件が上手く合致したということ
でもありますが、65歳と8カ月ここまでやって
来たことがとりあえず一定の結果を出せるま
でになったということかもしれません。
たぶん運動生理学的にもこの年で成長するな
んてことはあり得ないと思いますが、なんとか
コツコツやり続けていると、体力や筋力が維持
されこの年齢で自身の最高記録(57歳以降)を
更新することが出来ました。これもまた奇跡で
す。
元が遅いと言ってしまえばそれまでですが、
これでしばらく諦めていた「105」そして
これが出たらやめていいと思っていた「110」
への希望が出てきました。
1球だけでいいので引っかかってくれないかな!