弘瀬拓生さんのブログが更新されて
いました。
タイトルは
「ソフトボールピッチング127
(腰を回す)」
です。
内容は
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ウィンドミル投法で、腰は回るもの
と書いた。
ブラッシングを意識すると、腰が回
る前に投げようとしてしまうことが
ある。
腕を振り回し、ブラッシングで投げ
れば、腰が回ってなくても投げるこ
とは可能だ。
ジャンピング・ツーステップでは、
腰が回るまで待つために、踏み込ん
だ膝の柔らかさ強さが必要になる。
腰を回す時間が出来るということは、
踏み込んだときの体重をしっかり受
け止め、投げる動作への移行時間が
あるということ。
ボールをコントロールする、という
作業はこの時間に行われ、大事な
「間」や「タメ」を作ることになる。
踏み込み足が着地して、すぐに突っ
張って、腰を回さずにブラッシング
で投げると、一見勢いがあるように
見えるが、ボールを十分に押し出せ
ず、失速することがある。
足首や膝、腰には負担が大きく、
「痛み」を発してしまうこともある。
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この方、私には
「腰を回すな。」
と言います(笑)
それはジャンピングをやっている
つもりだった私のフォームの欠点を
修正するために言ってくれたアドバ
イスなんですが、言葉だけを見てみ
ると、全く真逆のことを言っていま
す。
そして、ご紹介した弘瀬さんのブロ
グの内容は、普段私が言っているこ
とと内容は同じなんですが、人が違
うとここまで言葉が違ってきます。
気をつけないといけないのは、例え
ば弘瀬さんが指導した方に、機会が
あって私が指導するよなことがある
としたら、同じ事を言っていても言
葉が違うので、指導される方が迷っ
てしまうことですね。
この罠には素直な選手がはまります。
何でも「はい」と言って、指導を受
ける度にその指導を受け入れる。
そんなことを繰り返しているうちに、
自分というものを見失って、本来持
っていた良さまでも分からなくなっ
ている姿を見たことがあります。
そんな時は全て真っ白にして、ゼロ
に戻ってみることも大切だと思いま
す。
一番楽しくピッチャーが出来ていた
頃に戻って、投げてみてください。
そして自分の良さは何だったのかを
思い出して下さい。
指導する側は、何とか良い方向にと
思ってアドバイスしている訳ですが、
それが思ったようにいかないことも
あります。
型にはめるのが指導するのは楽だし、
結果が伴うと思っていらっしゃる指
導者もおられます。
それも間違いではありません。
結果が出るのが早いということもあ
ると思います。
ただ私が思うのは、最後決断するの
は自分であって、結果も責任も自分
で取るのだから、やらされているの
ではなくて、自分でやると決めてや
って欲しいと思います。
ピッチャーって大変ですけど、やり
がいもあるし、抑えられたら楽しい
ポジションですよ。
それに一番目立つポジションです。
ただ、その分しんどい練習もしなく
てはいけないですし、プレッシャー
もきつくなりますね。
さあ、これでも皆さんはピッチャー
をやりますか?(笑)
今日はここまでにしますね。