
修理してもらったスパイクです。
日曜日に試合で使ったままなので、汚れ
ています。
見ていただきたいのは、左足の先の所で
す。
親指のつま先が当たる所に穴が空いてい
たんですね。
それを直してくれと言っていましたが、
どうするんだろうと思っていました。
革でも貼って2重にするしかないのかな
と思っていましたが、出来上がって来る
と、何か白い膜のようなもので補修され
ていました。
私がこのスポーツ店の修理部屋に、勝手
に出入りしていた頃にはなかったもので
す。
これはいったい何だろう?
いつまでもつのかなあ?
という疑問は残りますが、新しいスパイ
クと交互に使っていれば、しばらくはも
つと思います。
先日新しいオーダーのスパイクの画像を
アップしていたら、皆さん見ていただい
ていて、
「いいですね。」
「あれ、今日は履いてないが?」
とか日曜日の試合会場で聞かれました。
「まだ1回も履いてないので、練習で履
いてから。」
と答えていましたが、本音は
「もったいない。」
からでしょうね。
だって自腹で作ったんですよ(笑)
あと皆さんが気になっていたのが価格で、
「あれいくらでしたか?」
が多かったですね。
私がブロブにまでアップして自慢していた
ものですから、さぞかし高いと思った人も
いたようですが、そんな贅沢は出来ないの
で、実際は
「26,000円」
くらいだったと思います。
最初一番良い(高い)オーダーの中から選
らんでいたのですが、カタログを見ていた
ら、選択肢は少なくなるもののほぼ同じデ
ザインのスパイクが、その下のオーダーで
作ることが可能だと分かった瞬間、そちら
に変更していました(笑)
今日のタイトル
「弘法筆を選ばず」の意味は、
「技量が優れていれば道具に左右されない
の意」
とか
「その道を極めた者は、道具の善し悪しに
関係なく一流の仕事をすると」
のようです。
私のようにその道を究めず、いまだに道を
さまよい続けている者は、いつまでたって
も「道具」に頼り続けております。
しかし、その道具は科学の進化のよってず
いぶん良い物が開発されてきました。
それによって自らの技術の進化を妨げるこ
とにもなってはいないでしょうか。
小さな子どもさんは、まずしっかり基本を
身に付けることを考えて欲しいと思います。
一旦身についた悪い癖は、大きくなってか
らレベルの高い世界に行った時に、その成
長を妨げる大きな要因になります。
その証拠に、私などは56歳になってもま
だ、その悪い癖と戦っているんですから。
正しい技術に良い道具が加われば、それは
鬼に鉄棒になることでしょう。
今日はここまでにしますね。