
都道府県対抗中学男子大会やセンバツ
高校男子大会の参加チーム数について、
日本ソフトボール協会に照会していた
ところ、横田事務局長から丁寧な回答
をいただきました。
お忙しいところありがとうございます。
そして添付されてきた資料が平成26
年度のチーム登録表でした。
都道府県対抗中学男子大会の参加チー
ム数が「16」であること、センバツ
高校男子大会の参加チーム数が「45」
であることにの秘密がここにありまし
た。
都道府県対抗中学男子大会については、
参加希望が「16」しかないというこ
とでした。
表を見てみると登録0の支部が22,
登録1の支部が6,これの合計が28
と前支部の半数にもなっています。
高校は登録0の支部が1(奈良県)
登録1の支部が6もあります。
登録数だけでいくと中学も高校も、
高知県が一番多い登録数になってい
ます。
これがソフトボール王国を支えてい
たと言っても過言ではないでしょうね。
最近力をつけている長崎県ですが、
高校の登録数は6,中学は4でしか
ありません。
今後少子化が進む日本で、男子のソフ
トボールが生き残って行けるのかと不
安になってしまうような数字です。
さすがに女子にはこのような数字は
並んでいませんが、この表で高知県の
女子ソフトボールのレベルが低いこと
の理由を見つけてしまいました。
小学生の登録数は1,中学は4,高校
が6です。
小学生では鹿児島県が0ですので、最
少ではありませんが、中学、高校は全
国で最少となっています。
競技人口が少ないので、競争も生まれ
ずレベルが上がりにくいということで
しょう。
決して高知の女子の運動レベルが低い
ということではない。
もっと多くの女子がソフトボールをや
ってくれれば、おのずとレベルは上が
ってくるということだと思います。
他の競技の登録数は知りませんが、こ
の表を見てみて思うのは、意外に登録
数は少ないなあということでした。
日本ソフトボール協会に登録せずに、
地元のリーグ戦なんかでソフトボール
を楽しまれている方もいらっしゃいま
すので、ソフトボール人口自体はもっ
と多いとは思いますが、想像していた
数よりはずっと少ないものでした。
突出しているのは広島県のクラブ男子
が「95」、埼玉県の一般男子が「76」
山梨県の一般男子「70」壮年「60」
大人はこんなところでしょうか。
驚くのは小学生で、福島県の小学生男子
が「100」、千葉県の中学女子が
「113」、愛知県の中学女子が「183」
高校女子が「108」、兵庫県の中学女子
が「123」高校女子が「98」。
面白いのが九州で、福岡県と鹿児島県と
長崎県の小学生男子がそれぞれ「237」
「193」「112」とすごく多いのに、中学
になると「0」「0」「4」に激減する
のは何故なのでしょうか。
小学生はソフトボール、中学からは野球
とかいうことにでもなっているのでしょ
うか?
広島県も「167」から「3」となってい
ます。
これもまた調べてみたい数字になりまし
た。
この表ももっとじっくり見ていると、こ
れからのソフトボール界が見えてくるか
もしれませんね。
今日はここまでにしますね。
ここまでは日本ソフトボール協会からチ
ーム登録表が、届いた時に作っていたも
のです。
この参加チーム数についてブログに載せ
た日(一昨日)に、私のフェイスブック
を見てくれている方から、衝撃の事実を
教えていただきました。
高知県の小学生の女子で唯一活動してい
たチームが解散したという情報でした。
これで高知県の女子は、小学生も中学生
も高校生も全国で一番登録数が最少とな
ってしまったということです。
元々少ない中で、一部の熱心な方が頑張
ってやられていたんだと思いますが、続
けるのが難しくなったということでしょ
う。
森澤監督時代にデンソーが高知で春のキ
ャンプをしていた時に、森澤監督にお願
い(強制だったかも(笑))一度女子対
象の講習会を開催したことがありました。
その時に参加してくれていたチームだと
思います。
指導者の方々、ご苦労様でした。大変だ
ったと思います。
でも、また機会があったら高知県の女子
ソフトボールのために力を貸していただ
けたらと思います。
田舎はいろんな意味で、環境に恵まれな
いというハンディキャップを背負ってい
ます。
優秀な能力を持った子どもはいるのに、
それを育てる環境がないって悲しいこと
です。
追加が長くなりました。