
日本に大寒波が来ると言われている
この時期に、冷たい話をしてみまし
ょう(笑)
今では当たり前になった
「アイシング」
ですが、私たちが若い頃は、
「肩を冷やす」
ことは、絶対やってはいけないこと
でした。
ピッチャーは夏でも寝る時は、冷房
なんてもってのほか、長袖のシャツ
を着て、さらに布団を着て寝ろと言
われたものでした。
今ではとっても無理なことですが、
当時はこれがやれたんですね。
暑くても寝られました(笑)
これにバッグは左肩にかける、さらに
寝る時は右肩は絶対下にして寝ないな
ど、当時常識とされたことは全部やっ
ていました。
それでも肩は壊れました(涙)
投げ過ぎです(笑)
私の場合はある朝起きたら、突然腕が
上がらない状態になっていました。
その朝起きた時に、
「あれ、右肩を下にして寝ている。」
と思ったら、こんなことになっていま
した。
そんなに痛くはないのですが、肩が上
がらない状態がしばらく続きました。
そのうち肩は上がるようになりました
し、ウィンドミルは出来るようになり
ましたが、上から投げる(オーバース
ロー)が出来なくなりました。
その状態は56歳になった今でも続い
ていて、オーバースローでの全力投球
なんかは夢のまた夢です(笑)
私たちの若い頃に今のようなケアがあ
ったなら、アイシングという考え方が
あったなら、こんな肩にはなっていな
かったのかなとも思います。
どっちにしろウィンドミルでは投げら
れていたので、ピッチャーとしてはこ
んなものだったんでしょうけどね(笑)
投げたらアイシングしてということを
やっていたら、今でも上から思い切っ
て投げられているんだろうかと思うだ
けですけど、ソフトボールの選手とし
ての実績としては関係なかったかもし
れませんね。
ただアイシングこ効果も実感していて、
冬になると朝起きた時にかかとが痛く
て床に付けられないことが数年ありま
した。
冬の寒い時でしたので躊躇しましたが、
仕事が終ってランニングした後に、ア
イシングをするようにしたら、朝のか
かとの痛みがなくなりました。
夏は気持が良いくらいでやりやすいア
イシングですが、冬は寒いし痛いし、
あまりやりたくない時もあります。
温かかった今年の冬も、このところ日
本中が寒波に襲われていますね。
アスリートのみなさん、寒さに負けず
にアイシングをして下さいね(笑)
一つだけ注意を。
使ったところや痛いところを意識して
「冷やす」
ことは有効ですが、
「冷える」
ことは体にとっては大敵です。
これは昔も今も変わっていません。
さらに冬だけに限らず、今の時代夏も
要注意です。
薄着でエアコンの風が直接当たって冷
えてしまうなんてことはよくある話で
す。
「冷やす」と「冷える」
似て非なるものです!
今日はここまでにしますね。