ダブルベース | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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ソフトボールと野球では、いろいろな
違いがあります。

ソフトボール特有のルールには

「リエントリー」(再出場)

などがありますね。

「何故こんなルールになったの?」

というようなルールもありますが、そ
の中でこれはいいなと思えるのが、

「ダブルベース」

です。

これが採用された経緯を調べてみると、
日本そ日本ソフトボール協会のHPに、
次のように紹介されていました。

『ソフトボールは塁間が短いため、
(18.29m)、一塁でのクロスプ
レーが多く、守備者と打者走者の接触
が起こりやすく、衝突により大ケガを
することなどもあった。

1987年のISF(国際ソフトボー
ル連盟)ルール委員会で、カナダから
一塁での接触プレーによる事故防止を
目的として

「セーフティーベース」

の名称で、一塁にダブルベースを置く
ルールが提案され、可決された。

1994年の第8回世界女子ソフトボ
ール選手権大会から使用され、199
7年からJSA(公益財団法人日本ソ
フトボール協会)ルールにも採用され
、現在に至っている。

このダブルベースは、38.1×76
.2cmの大きさで、白色の部分(白
色ベース)をフェア地域に、オレンジ
色の部分(オレンジベース)をファウ
ル地域に固定する。

打者が内野ゴロを打ったり、一塁でプ
レーが行われるときは、打者走者は原
則としてオレンジベースを走り抜け、
守備者は白色ベースを使用することに
よって、一塁での打者走者と守備者の
接触する危険を回避することができる
(ヒットを打って、一塁をオーバーラ
ンしたり、長打を狙って一塁を回ると
きや、いったん走者となって一塁ベー
スに帰塁するときは、白色ベースのみ
を使用する)。』


このダブルベースの採用は画期的でし
たね。

これだけは野球も取り入れてくれたら
いいなと思っています。

何年か前の日本シリーズの最終回に、
阪神タイガースの西岡選手が、スリー
フットラインの内側を走ったとして

「守備妨害」

を取られてアウトになり、試合終了と
なった場面がありましたよね。

ルールでは、バッターランナーはスリ
ーフットラインの中を走らなくてはな
らないとされていて、最後はフェアラ
インの内側になるベースを踏まなくて
はいけないという、おかしなことを要
求されています。

このダブルベースを採用すると、バッ
ターランナーが踏むベースは、スリー
フットラインの延長線上にあるので、
真っ直ぐ走り抜ければいいわけで、バ
ッターランナーがラインの内側を走っ
たのか、外側を走ったのかなどで揉め
ることがなくなるわけですね。

どうでしょう、野球関係者の方、この
ソフトボール生まれの

「ダブルベース」

の採用を検討してみませんか?

このブログ、野球関係者は見てないで
しょうね(笑)

今日はここまでにします。