
胴上げをすることが、モチベーション
を上げることには直結しないと思いま
すが、このように
「優勝する。」
や
「日本一になる。」
はモチベーションに繋がるものです。
しかし今年創部したクラブチームが、
いきなり
「全日本大会で優勝する。」
を目指して練習をしても、モチベーショ
ンは上がらないかもしれません。
クラブチームでもやってやれないことは
ないです。
そのことを知っている熱い男が、
「昔高知の田舎のクラブチームが日本一
になったことがある。」
「我々も、それに挑戦するぞ!」
と、いきなり全日本レベルの練習時間と
練習内容と練習日をやろうとしたら、ど
うなるでしょうね。
もしかするとすぐに結果がでるかもしれ
ませんが、かなり可能性は低いかもしれ
ません。
結果が伴わないと選手の中からは、
「こんな練習やっても無理じゃないです
か。」
「こんなこと続けられませんよ。」
とかいう不満が出てくるようになるはず
です。
一人の熱い思いに共感し、高められたモ
チベーションは下がってしまいます。
しかし活動を継続することと、良い素材
の選手が集まる、資金も準備できたとか
いうタイミングが合うと、自然と結果が
出るようになってきます。
そうなると無理にモチベーションを上げ
なくても、モチベーションは勝手に上が
ってきます。
そうなんです、モチベーションは上げる
ものではなくて、行動して結果がでるよ
うになれば、勝手に上がってくるものだ
と私は思っています。
そうなればしめたものです。
優勝するために、日本一になるためには、
きつい練習、厳しい練習をすることが、
当たり前になり、苦しくなくなります。
こうなれば練習は
「やらされる練習」
から
「やる練習」
に変わっていきます。
生活の中心がソフトボールになる、そん
な時期があってもいいのではないかと思
うのは私だけでしょうか?
そんな生活を送っていた若いころの話で
す。
私の後輩が練習練習で、彼女とのデート
もままならくなっていました。
すると彼女からこう聞かれたそうです。
「私とソフトとどっちが大事?」
答えは
「比べられん。」
正直な答えだったと思います。
今でもどう答えるのが正解なのか分かり
ませんが、何事にも一生懸命だった
「青春時代」(古い言い方ですね。)
の甘いエピソードです(笑)
ちなみに後輩は、この彼女と別れてしま
いました。
そして、その後別の方と幸せな結婚をさ
れましたよ。
それが誰なのかは内緒にさせていただき
ますね。
今日はここまでにします。