日本一のピッチャー | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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今年の日本リーグは平林金属の3回目
の優勝で幕を下ろしました。

ですから日本一のピッチャーは

「松田 光投手」

ということになるでしょうか。

昨日のブログを見て笹岡高知パシフィ
ックウェーブ部長から、今朝ほどお電
話をいただきました。

抗議の電話か?と身構えましたが、

「そうです!」

と私の意見に同意するということでし
たので、ホッと胸を撫で下ろしました
(笑)

松田選手の話から、バットの話になり、
アップの仕方とか試合に対する心構え
みたいなものまで、たくさん話ができ
ました。

朝からとっても楽しい時間でした。

笹岡部長とバットの話をしている時に
やはり飛びすぎるバットの話になって、
笹岡部長から名言が飛び出しましたの
で、ご紹介しますね。

バット製造の進化によって軽くて飛ぶ
バットが出現しました。

そしてその飛ぶバットによって、ソフ
トボールも変わってきました。

バッターにとっては良い時代に、ピッ
チャーにとっては苦難の時代になった
ようです。

ただあまりにもその飛ぶバットに頼る
ばかりに、選手の技術が下がっている。

言葉を変えると

「下手になっている。」

というのです。

そして出た言葉が

「道具の進歩は、選手の技術の進歩を
 妨げる。」


というものでした。

あまりにも道具に頼りすぎるとという
注釈がつきますが、的を射た言葉だと
思いましたので、ご紹介しました。

笹岡部長が現在教えている高校生には、
飛ぶバットは練習では使わせないそう
です。

使うのは試合のみ。

けど、やっぱり試合には使うんですね
(笑)

さて、日本一のピッチャーの話題に戻
りましょう。

松田投手のプロフィールを見てみると、
彼は176cm80kgということになっていま
す。

身長は私なんかより少し低いですね。

たぶんもう少し身長があったらと思っ
たことがあったのではないでしょうか。

2メートル近い外国人ピッチャーを見
ていると、本当にすぐ目の前から投げ
ているかのように、大きく見えます。

そして足も、手も長く、あの体があっ
たら、もっと凄いボールが投げられる
のになあと、私も思ったものでした。

松田投手も小さいことはないですが、
日本人ピッチャーでも180cmを超え
ている選手がたくさんいる時代ですか
ら、大きい方ではありませんね。

これなども松田投手が研究し、努力し
て、多くの球種や投げ方を身に付けて
きた要因ではないかと、勝手に想像し
ています。

そしてバッターに「フルスイング」
させない、笹岡部長の言う

「こすい、ピッチング」(笑)

をしているんだと思います。

彼の日本リーグ(西日本)での防御率
は、2位ではありましたが

「1.31」

という立派な数字を残しています。

この飛ぶバットと飛ぶボールの時代に
おいては、驚異的な数字です。

今年は世界選手権を経験し、その後は
アメリカでもプレーをしてきましたの
で、この経験を活かして、来年はもっ
と素晴らしい成績を残すことになるん
でしょうね。

進化した松田投手のボールを、バット
の力ではなくて、時術の進化で打ち崩
すために努力することで、男子ソフト
ボールのレベルが上がってきます。

頑張れ松田投手、そしてもっと頑張れ
日本のバッター達!

今日はここまでにしますね。