
もうほぼ確実に東京オリンピックで、
ソフトボールが実施されることになる
でしょう。
そこで期待されるのはもちろん、
「金メダル」
でしょうね。
それに欠かせないのが絶対的大エース
「上野由岐子投手」
の存在でしょう。
私の持論は男子の西村、女子の上野は
もう二度と現れないということ。
この二人はソフトボールのピッチャー
でなくて、他の競技でも全日本になれ
るくらいの身体的ポテンシャルと運動
センスを持ちあわせていた人間が、た
またまソフトボールをしてくれたこと
によって出現した選手であって、ソフ
トボール選手の中から第二の西村、上
野を見つけようとして、見つけられる
ようなものではないと思います。
東京オリンピックの時には上野投手は
40歳ちょっと前だと思います。
確かに力は衰えるでしょうけれど、今
のままでは上野投手を超えるピッチャ
ーは出現してこないはずです。
出たら奇跡です。
しかし上野投手は左膝に爆弾を抱えて
いると聞きます。
彼女一人では、やはり厳しい戦いにな
ることは目に見えていますよね。
私はこう考えます。
中学生の中で、身長が高くて(出来れ
ば180センチくらい)運動神経の良い
、例えばバレーやバスケットでも全日
本が狙えるような素材を見つけて、ス
カウトしてソフトボールのピッチャー
の英才教育を施すんです。
一人や二人くらいはいますよ。
素材は抜群だけれど、練習が嫌いで辞
めてしまったとか、指導者と合わずに
辞めたって選手。
その選手に
「ソフトボールでオリンピックを目指
してみないか。」
「君なら日本のエースになれる。」
と誘ってみるのです。
バッティングや守備は必要ないんです。
投げるだけでいいんですから、それこ
そ日本で一流の指導者を付けて練習す
れば、良いピッチャーになる可能性は
あると思います。
日本で教育出来ないのであれば、アメ
リカに留学させる方法もありますよね。
これまでにない大型ピッチャーにアメ
リカ流を身に付けさせるのも面白いか
もしれません。
素材です、素材。
ソフトボール界の中ではなくて、日本
中で
「世界一になれる素材」
を探す必要があります。
男子もそうですが、野球経験者の方が
バッティングも守備もレベルが上とい
うのは、練習量や質の問題もあります
が、このボールゲームをしようと思う
選手はまず野球を志すんですよね。
なぜなら競技がメジャー競技であり、
最終プロ野球という世界があるからで
す。
そこに行かなかった選手がやっている
ソフトボールの選手が、野球をやって
いた選手に勝てる可能性はかなり低い
と言わざるを得ません。
女子の体格の良い選手はまずメジャー
競技であり、オリンピック種目である
バレー・バスケットに行ってしまうの
ではないでしょうか。
今でこそオリンピック種目となり、出
場すればまずメダルは間違いないとい
うアドバンテージを持っているソフト
ボールですが、東京の後はどうなるか
も分かりません。
「東京オリンピックで金メダル」
を目指すのであれば、相当思い切った
スカウティングをしていかないと、
上野投手頼りでは金メダルは厳しい
戦いになるんじゃないでしょうか。
三宅さんあたりが中心になって、新し
いエース育成にスペシャルチームを
作ってみたらどうでしょうね。
今日はここまでにします。