
ソフトボール用のバットですが、今は
どのメーカーもほぼ同じ形のバットし
か発売していません。
昔はソフトボール用の独特の形をした
ものがありました。
この写真の下から4番目から7番目ま
でのバット、
「タイカップ型」
と呼ばれるものです。
ヘッドの効いた振りぬきという感覚は
弱いですが、グリップのすぐ上からバ
ットの先までが同じ太さですので、手
元に当たった場合でも、詰まった感覚
が弱くなるという特徴がありました。
この独特な形のバットを好んで使って
いた選手も多かったですね。

闘犬センターの第一期黄金期の4番バ
ッター
「大館 覚選手」
もこのバットを使っていました。
私の現在のチームメイトには、このバ
ットを今だに大事に使い続けている選
手がいます。
技術の進歩や新しい素材の開発によっ
て、軽くて飛ぶバットがたくさん出て
いますが、やはりこのバットのバラン
スが自分のスイングに一番合っている
と思っているようです。
ただ最近はあまりにも打てない時は、
周りのアドバイスを聞いて、今ゴムボ
ールソフトボールでは最も飛ぶと言わ
れているM社の
「紫色のバット」
を使うこともありますが、またいつの
間にかこのタイカップ型のバットに戻
っていますね(笑)
結論はどのバットでも
「芯を食えば飛ぶ」
ということであり、打つのは
「バットじゃなく、人間。」
だということ。
ただ芯を食ってもフェンスギリギリま
でしか飛ばない選手にとって、あと5
メートル飛距離が伸びるバットがある
としたら、そのバットを使いたいと思
うのは仕方ないですね。
ただ昔の闘犬センターのように、長打
を打った時に、
「ナイスバッティング!」
という言葉でなく、
「ナイスバット!」
と言われるようなことにないように、
バットに使われることなく、バットを
使う、使いこなせられる選手になって
もらいたいですね(笑)
何はともあれ、みんなが同じバットを
使うのではなくて、自分の打ち方に合
ったバットを使った特徴あるバッティ
ングを見たいものです。
今日はここまでにしますね。