これを見て下さい。
これはなかなか日本人では出来ない投球
フォームですね。
ただ曲者のこの外国人たちは、身体の大
きさとパワーだけで投げているというこ
とではなくて、結構科学的な理論もしっ
かりやっているし、ボールの握りをしっ
かり隠すとか、わざと見せて相手を惑わ
すとかを計算してやっているということ
です。
昔世界選手権の優勝投手のジャクソン投
手(ニュージーランド)が闘犬センンタ
ーにスポット参加した時に、その話す内
容がすごく緻密で驚きました。
普段の生活なんかのだらしなさとは全く
違った緻密さでした(笑)

無理だとは思うけれど、この世界のトッ
プ選手がやっているフォームを真似てみ
たいという衝動にかられます。
ただ持って生まれたフォームはなかなか
変えることができず、さらにフォームの
真似は出来ても同じようなボールは投げ
られないという現実をつきつけられると、
結局元のフォームに戻るということもあ
ります。
ところが元に戻したと思っても、どこか
おかしくなっているんでしょうね。
バランスを崩したフォームでは元の球威
さえも失ってしまうなんてことさえ起こ
ります。
けれどそれはじぶんで選んで進んだ道で
すので、後悔することは少ないと思いま
す。
ただ周りからは、
「だから止めておけと言っただろう。」
とかという言葉が沢山聞こえてくること
でしょう。
ピッチャーに限らず選手は少しでも上手
くなろう、速いボールを投げよう、三振
が取れるボールを投げたいという気持で
日々努力しているものです。
良い情報があれば、それを取り入れよう
とするのが当たり前です。
また今はインターネットという便利なも
のがあって、日本どころか世界のトップ
の技術の情報が誰でも見ることが出来る
時代です。
これは私たちからすると、とても羨まし
い環境です。
このような情報があったなら、私ももう
少しましなソフトボール人生を歩んでい
たかもしれません。
ただ指導者は大変ですね。
相当勉強していないと、子どもたちがこ
の情報を見て勉強しているので、
「監督は間違ったったことを言ってい
る。」
「全日本の監督はそうは言っていなか
った。」
と言われかねないですからね(笑)
いつの日にか、冒頭の外国人投手のよう
なフォームで投げる日本人ピッチャーが
出て来ることを期待しましょう。
私が生きているうちに見られるかなぁ?
今日はここまでにしますね。