ジャンピングに挑戦 | ソフトボールを愛する人にお届けするブログ

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「ジャンピングは
      日本人には合わない。」

と今でも思っています。

日本人の筋力であれば、その筋力の弱
さを上手な身体の使い方、つまり下半
身の力を上手く上半身に伝えて、それ
をボールに伝えてスピードを上げる方
法が合っていると思っています。

これをやるといわゆる

「綺麗なフォーム」

になるわけですね。

最近の外国のピッチャーを見ていると、
こんなフォームでよく投げられるなと
思うようなフォームで投げているピッ
チャーを多く見かけます。

日本人の綺麗なフォームって怖さがな
い、そしてタイミングが取りやすいん
ですね。

まるでキックでもするかのように足を
上げて跳んできて、120キロくらい
のボールを投げられると、普通は怖く
てバッターボックスに立っていられな
いと思うこともあるはずです。

2メートル近い大男がピッチャーズサ
ークルを跳びだして、まるで目の前か
ら投げてくる。

これをとらえられる日本人バッターは
なかなかいないのが現状だと思います。

けれど西村全日本監督に聞くと、こん
なピッチャーでもボールが動かないと、
世界のトップのバッターはきちんとと
らえることが出来るというのです。

日本人ピッチャーも何かやらないと、
世界では通用しないことになります。

私がこの年になってジャンピングに
挑戦しているのは、それをやってみる
と何か違う世界が見えるか試している
だけなのです。



もう自分の能力の限界も分かっている
つもりですし、このフォームで見える
世界はだいたい想像がつきます。

なら、やってみてどうなのかを見てみ
たいと思いました。

これが成功するかなんて分かりません。

フォームを変えて失敗した選手もいっ
ぱい見てきました。

もう失敗しても構わないですし、フォ
ームを変えたと思っても、実はあんま
り変わらないものだということも分か
っています。

私の身体で表現できるジャンピングと
はどういうものかも見てみたいのです。

ところがこのフォーム改造には大きな
問題があります。

私のチームの練習は週1回、日曜日に
しかありません。

雨や仕事の関係で行けないこともある
と、月に1回しかボールに触れないこ
ともあります。

これではとても新しいフォームを身に
つけることなど不可能ですね。

ですから最近始めたのが、週2回ラン
ニングする時にシャドウピッチングを
するという方法でした。

そこで改めて気がついたのですが、野
球では多く取り入れられているシャド
ウピッチングですが、ソフトボールで
はあまりやらないのではないかなあと
いうことでした。

実際にボールを投げて、フォームを固
めていくことが多いのではないでしょ
うか。

このシャドウピッチングをしてみると、
実際にはボールを投げないために、身
体の使い方がよく分かるということで
す。

そして少しゆっくり身体を動かすこと
もできますので、一つ一つの動きを確
認することが可能になります。

12月号の西村君の記事内にあった、
右腕の使い方、腕相撲のように腕を使
うということも意識してやってみると、

「これは力がしっかり入る。」

「この力をボールに伝えることが出来
 たら、もっと速くて力強いボールが
 投げられるんじゃないか。」


と思えるような身体の使い方が出来る
んですね。

実際の練習がしばらく無かったので、
この日曜日に久し振りに新しいフォー
ムを試してみようと思ったんです。

ところがです、ボールを握ってしまう
と身体はどうしてもボールを投げるこ
とを優先してしまいます。

身体は無意識にボールをキャッチャー
に投げようとしますが、頭からシャド
ウピッチングで作りかけた新しいフォ
ームで投げろと指示が出ます。

そしたら身体は混乱しますよね。

それが違和感になって、身体のあちら
こちらから変な痛みとなって、

「何かおかしいぞ!」

と教えてくれようとします。

ただこの時はバッティングピッチャー
をしていましたので、この違和感と痛
みをごまかしながら投げ続けるしかあ
りませんでした。

バッティングピッチャーが終って、納
得がいかなかった部分を修正しようと
ピッチング練習をしましたが、もう全
然おかしくなっていて、ボールは走ら
ない、腕の使い方もおかしい、あのシ
ャドウピッチングで感じていた力強さ
のかけらも感じることができないまま
練習は終了しました。

がっかりです(笑)

また一からやり直って感じでしょうか。

まあ、もともと器用な方ではありませ
んので、練習して練習して何とかやっ
てきた選手ですから、こんな練習量で
新しいものが手に入れられることはな
いんです。

まして若くもないのですから、いつ完
成するかも分かりませんし、結局完成
せずに終わるってこともあるかもしれ
ません。

けれど、身体が壊れるまではやってみ
ようとは思っています。

緒戦している間は失敗にはならないの
ですから。

今日は朝から右の肩甲骨の周りが過去
に味わっったことのない張りと痛みに
襲われています。

何か違った動きがあったんだと思いま
す。

これが良い方向性を示しているものな
のか、逆に悪い方向性を示してくれて
いるものかが分からないのが、今の悩
みですね。

次の日曜日の天気予報は雨、人数も集
まりそうもないのと、監督も不在で練
習があるかも分からない状態。

翌週は私が出張で不在。

なかなか確認することもできそうもあ
りません。

いつになったら新しいフォームが完成
するのかなあ(笑)

今日はここまでにしますね。